ink(インク)

あったかい布団でぽけーっと過ごしたい。

ink(インク)

あったかい布団でぽけーっと過ごしたい。

最近の記事

キラキラだった彼女たち

ネットワークビジネスが盛り上がっていた頃、私の知人の中にもブームに乗ってキラキラ女子全開になっていた子たちがいた。 ハイブランドバッグを片手に 合言葉は「楽しむ!」 ニコニコ笑いながら新しく加入した子にカードローンを促し、初期投資だか何だかの名目で早速引き出してもらったローンの満額を幹部と呼ばれる人たちが何食わぬ顔で数えて自分のハンドバッグにそのままズボッと突っ込んだ。 たまたまちょっと遊びにおいでよと声をかけられ(勧誘)、心配で様子を見に行ったらそんなシーンに出くわし

    • 明日から悪口を言う人と無縁になる話

      いつ、どんな時も辺りを見渡せば大抵の人たちが何かしらの悪口で盛り上がっている。 話題を提供する者 一生懸命同調する者 今日も今日とてご苦労さん、そんな気持ちで眺めている。 もし、会社や学校、ママ友などコミュニティの中でそのような場面を見かけたらあなたならどうするだろうか。 私はいつも、気持ち良く挨拶だけして完全にスルーしている。 私は人目のある場所で悪口を言う行為自体を辞めた。 感情論は事実を捻じ曲げ予期せぬ展開を招くこともあるため、たまりかねた時は自宅で家族にだけ

      • そこに一輪の薔薇が咲いたなら

        揃える必要もない足並み これだけデジタルが普及した時代でまだ処理能力の高さと記憶容量の多いハードPCのような人間を量産しようとする時代錯誤な教育 そぎ落とす個性 美化される集団行動 温故知新ならぬ温故無新。 大切に育てていたもの 大切に温めていたものを 「あなたのため」を免罪符にして 無慈悲に手から払い落とす。 ”考えること”よりも”機械的に稼働し続けること”をインプットされた者たちには、24時間365日休まず稼働し成果と恩恵を生み出し続ける作業ロボットのような存在こそ

      キラキラだった彼女たち