見出し画像

MOIW2023に参加した人達、今一度Destinyの歌詞を見てみよう。

タイトルの通りです

Destinyの歌詞:https://petitlyrics.com/lyrics/1182170



誰?


初めに

このnoteを見てほしい人たちを書いておきます。
・MOIW2023でDestiny聞いたけどはぇ~って感じで終わった人
・MOIW2023で他ブランドのアイドルにぐちゃぐちゃにされた人たち
・ちょっと他コンテンツに他界していた人
・ひやかし

見ないほうがいい人書きます。
・解釈違いの人

アイマス全ブランドを繋ぐ曲、Destiny

MOIW2023(以降MOIW)2日目のトリ手前で披露されたDestinyという曲は
「アイドルマスター ワンフォーオール」に収録された765ASの曲である。
その名の通り、「ファンorプロデューサー」と「アイドル」という関係についての「運命」を歌う楽曲となっている。
その特性から、アイマス全ブランドの全アイドルに歌詞の内容が当てはまる(はずの)とんでもない名曲である。

また、複数ブランドのプロデューサーが参加しているという今回のライブでは765ASのメンバーは2日間を通しこの曲まで「スーパーサブ」に徹していたということを考慮しておいてほしい。

2日通しで参加しているとしても765AS参加量ヤバくね?
と思いきや両日ともにブランド別平均参加楽曲数は最少(day2は同率やけども)であり、765ASは他ブランドの楽曲を支える形で楽曲に参加していたことがよくわかる。

そのような「高頻度で他ブランド曲に出張していた」+「最初のアイマス」である765ASのメンバーが歌うことで観客一人一人が自分の推しアイドルのいるブランドと紐づけが出来て、出会いの記憶を想起できるってワケ。
(別にそこまで考えてないと思うけど)


それら認識を得た状態で歌詞を見ていこう。

1.特定のアイドルを想起できる

ねぇ
最初に出会った日 覚えているかな?
あれから幾つ経っただろう

ヤバすぎ

推しと出会った時、覚えていますか?
「アイマスは歴史でぶん殴ってくる」という話はあまりにも有名だがその最たるものがこの歌詞であり、出会った時からこの曲を歌うまでのアイマスの記憶を全部麻袋に入れてぶん回してド頭カチ割ってくる。痛すぎ。

ねぇ
振り返ればほら 思い出達
私の宝物だよ

激痛、脳震盪。

そしてなんといってもこれら歌詞の素晴らしい点は今回のライブで出会ったアイドルもその内容に含まれるという所。
今回はコンセプト的に「他ブランドのアイドル知らんけど推し出るから…」
というスタンスで参加した人もいると思う。
(ていうかほとんどそうだったりする?)
そんな中で桐生つかささん、信玄誠司さん、etc…に不慮の正面衝突をして人生をめちゃくちゃにされた人たちがTwitterで散見されるが、

その人たちはMOIW2023が「最初に出会った日」になるってワケ!!

その人たちにはこの曲を心のどこかに仕舞っていてほしいし数年後思い出して頭痛に苦しんでほしい。みんな元気!!!!!

まぁこのような歌詞でそれぞれ特定のアイドルを想起した状態で次の歌詞に進みます。

2.特定のアイドルを想起した後

「あなたと一緒にいたい」
ひとつの願いを
言いたくて言えなくてずっと
だから今歌に込めて 贈りたい気持ち
胸に響く止まらないメロディー

普通に書きながら泣きそうになった

初めて相手に気持ちを贈るための歌であることがわかります。
ここの歌詞がまた絶妙で、『あなたと一緒にいたい』という願いはビジネスパートナーとしての信頼関係から来るものなのかそれとも特別な感情からなのかを受け取る側次第なんですよね。

ひとつの願いを歌に込めて贈るのは「うまく言語表現できない」からなのか「恥ずかしい」からなのか「歌に自信がある」からなのか。
そう、全ては受け取る側次第なんです。
つまり想起したアイドルによって歌詞の意味が全部変わります。

ヤバすぎ?

ちなみに筆者は今、森久保乃々さんなどで想起しています。

ヤバすぎ。

3.良すぎるサビ

進め 私の心 どこまでも夢を描いて
進め きらめくステージ
巡り合えた奇跡 ここから始めよう
歌って 歌って 届け 明日へ
歌って 歌って 届けて あなたに
あげる 終わらないすべてを

止まりなさい、速度超過。

この歌詞は思い出だったりの「これまでの話」で留めず、「どこまでも」だったり「終わらない」だったり「これからの話」をしてくれます。
そんな前向きな曲だからこそ今回のライブで新しい推しを見つけた人にも聞いてほしい気持ちがありますし、『巡り合えた奇跡 ここから始めよう』って歌詞にも繋がります。神か?

『あげる 終わらないすべてを』
貰います。

4.解釈の多様性がある2番以降

2番以降は「プロデューサー」へのリスペクトが強く出た歌詞であると同時にそれぞれ独自の解釈が色濃く出てくると思うので全てに言及せず抜粋していきます。みんなの解釈も聞かせてくれよな。

僕は推しより人間性が抜群に終わっているので2番以降は僕からアイドルに対する歌詞として捉えています。無理やりですがその方が刺さるので。

ちなみに筆者がこの曲で一番好きな歌詞は以下です

「いつもいつもありがとう」傍にいてくれて
晴れの日も 雨の日もそっと
なんで涙出るのかな?
嬉しいはずなのに
聞いて欲しい溢れてくメロディー

「いつもいつもありがとう」傍にいてくれて
晴れの日も 雨の日もそっと

筆者の推しは園田智代子さんなのですがこの歌詞に解釈がガン刺さりしています、詳しくは言いませんが。

「なんで涙出るのかな?嬉しいはずなのに」

ヤバすぎる、
僕が一番好きなフレーズです。

ゲームだったりアニメだったりライブだったりのアイドルマスターで泣いてるとき、いつも嬉しいのに泣いている気がします。
たくさん矛盾したら遠くに飛べるので。

そして筆者は今、八宮めぐるさんで想起してます。

5.ちょっと他コンテンツに他界していた人へ

ここは知り合いのオタクに言われて気付いた部分なのですが

もし離れてたって信じてるから
必ずまた逢える事を
上手く言葉に出来ないけど
だってきっと運命だよね

コンテンツが飽和している今、他コンテンツに移住する人はいて当たり前ですし何なら多いと思います。そんな中で合同ライブを機にライブへ戻ってきた人に対するアンサーとしてDestinyを意識して用意したのであれば中々粋で洒落が効いてる。

あとがき

MOIW2015では765ASがガンガン前に出ていたのに比べ、MOIW2023では「スーパーサブ」になっていたのが、実は少し寂しかったのですがDestinyをASのみで歌い切ったのを見てから凄く救われました。それと同時に他ブランドが前に出れるほど成長しているという実感を得ることで満足感のある公演となりました。

筆者は最近、ブランド合同イベントの際「カーテンコールをやらんかい!」と一生大絶叫していたのですが、ライブの答えも解釈同様に多様性があると再認識できたいいライブでした。
これからもカーテンコールを聞くためにライブに参加します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?