note一周年記念
「ライターとか名乗ってるけど、私って書くの向いてないかもしれない」
ここ最近、考えたくないのに毎日毎日この言葉が浮かんできて、否定したいのに何も言い返せなくて、その通りで、とりあえず寝たり映画を見たりゲームをしたり、関係のないことに逃げて、書くことから逃げて、自分で自分を責めて苦しんでいた。
最近新しくいただいたお仕事で、久しぶりに「書くのが難しい」と実感したから。今までは、書いたことないお題でも、一瞬難しいなと思っても、数秒後に大体の筋道が浮かんできたり、何案も提案できたりして、煮詰まっても数時間後には解決していた。
でも今回の案件は、数時間経っても一晩たっても一週間経ってもしっくりこない。
とりあえずで書いてみても、めっちゃくちゃつまらない。こんなもの納品できない。
理系だし文章なんて書き慣れてないし、でも続ければきっと慣れてくるはず。
文章量に、書くという行為に慣れていくはず。そう思ってたけど、何個記事書いても2冊本書いてもいつまでも書くことは苦しくて、なんでかっていうと、自分の表現力のなさを実感するから。
嬉しい悲しいでは表せない、もっと絡み合って深くて重い感情を、他の誰かに伝えたいのにこんなんじゃ全く伝わらない、悔しい、悔しい、。悔しい、下手くそ、つまんない、苦しい、飽きた、その気持ちを受け止め続けて抱きしめて止まらない言葉をちゃんとタイピングしたい、できない、なんて言えばいいんだろう、文章なんてちゃんとしたものじゃなくても、人との会話でも、いつも適切な言葉が浮かばなくて黙ってしまう。
酔うことが目的の飲み会での浅い会話ならスラスラ出てくるのに、大切な人との大事な会話は、いつも黙ってしまう。伝えたい気持ちを抑えて、本当はその言葉じゃない、もうちょっと考えるから待ってて、と思いながら、何も考えてない人になってしまう。
人は知っている言葉の4分の1しか使えていないらしい。
書く人って、毎日すごい量書いてるじゃないですか。
いろんなメディアで、年に何冊も本出して。
息を吸うように。なんのストレスもなく。
私、書こう書こうって頑張ってる時点で、向いてないんだなって。
納期遅れてすみません、まだ書けてませんって担当の編集者にも言えてないし。
責任感のないやつって思われるなあ。そうなのかもしれない。
苦しくて
書くことは好きで、書いてストレス発散したいのに、書くと下手くそで向いてないことを自覚するだけだから書きたくない、そうやって描かない気持ちが溜まっていって
結果めちゃくちゃストレス
みたいなサイクルが続いて
お仕事は一旦置いといて、とりあえず、書くことは再開しようと思って
ひっさしぶりにnoteを開いたら
ファーーーー
一年、経ったのか。ちなみに初めて書いたのは
「フォロワー5万人突破と自己紹介」
って記事で、一年前は5万人しかいなかったのか、とも思う。
そこからつうヶ月に一投稿とかしかしてこなかったけど、フォロワーは2.4万人を超えて、きっと何人かは読んでくれている。
ありがとうございます。
一年前と比べると、一年前の方が苦しかったなって気づいて、ちょっと楽になった。
1000文字のコラム依頼にビビってたなって。
何時間も指が動かなくて困ってたなって。
リハビリね。
ちょっとずつ。
そんなに私は私を責めなくていいよね。責めてもいい事ないし。
今年も気が向いたときにこうやって、たまに書きます。日記みたいに。
よろしくね
もちこ
日々…健気に頑張っております…