【皐月賞全頭考察】あの馬番は買わないほうが・・・?【ウマ娘からはじめた競馬予想】
桜花賞はこんな結果でした。
なんだか大阪杯と全く同じで、1枠は来ないだろ~と高をくくっていたらファインルージュが入ってきてしまいました。残念。
あとソダシが思った以上に強かった。これは今後も伝説が作られていくのかもしれませんね。しかしサトノレイナスがソダシを破るところも見てみたいです。
どうにも勝てませんが、全く当たらなかった時よりはトリガミとはいえ当たるようになってきたので進歩していると思います。
さて今回は皐月賞ですね。桜花賞と同じで3歳馬限定レースのため、また予想が大変そうです。
開催情報
中山競馬場 芝2000m 右 内回り
3回8日目のためBコースのようです。
コースの特徴
スタンド前からスタートし、そのまま1周してきてゴールという流れです。1周約1700mのため、短いと噂の中山の直線をちょうど2回走る感じになります。
最初にいきなり坂を上り、700mくらい走った後からは最後の直線まで緩やかに下っていき、ラスト200mで再び坂を上るという流れ。非常にハードなコースですね。
過去10年の傾向
今回も過去10年の傾向から予測を立てる作戦を継続します。
まずは人気について
2017年、2018年を除き、1~3番人気のうち高確率で2頭が馬券圏内に入っています。2011年は1着のみです。このため、8割ほどの確率で1~3番人気のうち1頭が入り、また2頭以上入る可能性も7割近いと考えられます。
さらに2ケタ人気および9番人気についても2017、18年を除き入っていないため、こちらも無視して良いでしょう。
人気は8番人気以上を狙います。(オッズ変動激しいから狙い通りにいかないんだけどね。)
次に1~3番人気が上位に来る確率について。
過去10年では、1番人気は6回(3-2-1)、2番人気は4回(1-3-0)、3番人気が6回(1-2-3)です。
1、3番人気が入る可能性が高く、またそれぞれ人気通りの位置についていることが多いです。桜花賞ほど顕著な差ではないため、ほどほどに信頼しましょう。
続いて枠番について
馬番号ごとの3着以内に入った数と人気をまとめました。
1番 1回(1-0-0) 人気(1人 - - )
2番 3回(2-0-1) 人気(3,2 - - 8 )
3番 1回(0-1-0) 人気( - 3 - )
4番 2回(0-1-1) 人気( - 1 - 3 )
5番 1回(0-1-0) 人気( - 2 - )
6番 1回(0-0-1) 人気( - - 3 )
7番 6回(2-3-1) 人気(7,1 - 3,4,4 - 4 )
8番 0回
9番 1回(0-1-0) 人気( - 2 - )
10番 2回(0-0-2) 人気( - - 8,12)
11番 2回(1-0-1) 人気( 9 - - 1 )
12番 3回(2-0-1) 人気(1,4 - - 3 )
13番 0回
14番 3回(1-2-0) 人気(4 - 9,2 - )
15番 0回
16番 1回(0-0-1) 人気( - - 8 )
17番 1回(0-1-0) 人気( - 1 - )
18番 2回(1-0-1) 人気( 8 - - 8 )
明らかに馬券内が多いのは7番でした。その他2,12,14番が比較的高めです。
逆に8,13,15番は厳しいかもしれません。12~15で隣り合っているのにも関わらず差が生まれるのは不思議ですね。
なお15頭立て、16頭立てが1度ずつ行われているため、16番以降はやや信ぴょう性が薄くなります。
また人気については、1~3番人気が勝っていることが多いのは当然ではあるのですが、一部は4番人気以降しかとっていない番号もあります。
次は産駒について。
やはりディープインパクト産駒は強いですが、それでも全く入っていない年もちらほらあります。今までに比べると重要視しなくても良いかもしれません。
あとはスペシャルウィーク、ルーラーシップ産駒が少しいるでしょうか。今回はそこまで傾向が見て取れませんでした。
まとめます
・高確率で1~3人気までのうち1頭来る。2頭くる可能性もそこそこ。
・8人気以上を狙う。広げても9人気まで。
・馬番は7が強い、ついで2、12、14番
・逆に8、13、15は来ない可能性が高い。
・ディープ産駒は強いけど、そこまで重要視しなくてもいい。
馬情報
1枠1番 アドマイヤハダル
父はロードカナロア、祖父がキングカメハメハ、母の父がディープインパクト
かなりの強血統です。
戦績は4戦3勝ながら中山競馬場は走っておらず、重賞も未経験。芝2000はいずれも阪神競馬場です。
注目するならば前走ではシュヴァリエローズ、前前走ではディープモンスターに勝って1着を取っています。シュヴァリエローズに対しては3馬身あけていますが、ディープモンスターは1/2馬身。これはちょっとのミスで覆る可能性もありますね。
脚質は先行を得意としているようです。上がりは33.7が最速。中山の直線は短いことから、先行馬であるアドマイヤハダルはなかなか有利なのではないでしょうか。
1枠2番 ルーパステソーロ
父親は皐月賞で伝説のワープ走行を魅せたゴルシ
他馬に比べてたくさん走っているのが特徴。とはいえ成績自体は芳しくありませんね。こちらも重賞未経験で、2歳未勝利以降はいちども勝てていません。上がりも早くない。
現状16人気も仕方ない感じはしますが、それはそれとしてゴルシ的な夢を魅せてほしいですね。
脚質的には読みにくいですが恐らく先行策でくると思います。が、中団に飲まれそうな気もします。
2枠3番 ステラヴェローチェ
母の父にディープインパクト
父のバゴというのは初めて見ましたが外国馬でした。フランス凱旋門賞で1着を取っているほどの超すごすご馬です。
バゴもステラヴェローチェも重馬場の中でいい成績を残しているようです。明日は晴れの予報ですが今現在の大雨がどれくらい響くのか気になるところです。
また良馬場の朝日フューチュリティステークスでは上がり33.5、前走共同通信杯では33.6とかなりの好ペース。やや中団で走るようではあるのと、芝2000未経験というところが気になるところではあります。
個人的にはやや人気過多な印象です。
2枠4番 イルーシヴパンサー
父がハーツクライ、母の父がキングカメハメハ
目立った戦績がないというか、netkeibaに画像もない状態。ただステラヴェローチェと同様に重馬場を数度走っており、3Fがそこまで違いがありません。
東京で芝2000を経験、中山も1800で2度走りといった所。良い順位まで行く可能性があるかもしれません。
3枠5番 ヴィクティファルス
父がハーツクライ
この馬も重馬場を走っていますね。いい走りをしています。前走フジTVスプリングSではアサマノイタズラを抜いて1着を取っています。
ただ見た目があんまり中距離以上得意じゃなさそう? 気のせいでしょうか? 2000きつい予感がします。
3枠6番 ヨーホーレイク
父がディープインパクト
気になるのは紫菊賞が芝2000重馬場にも関わらず上がり34.9を記録していることでしょうか。中山を走ったホープフルSでは3着とはいえ上がりは1番と同じくらい(とはいえ先行したダノンザキッドと違い差し気味のため、純粋に比べられるものではないですが。)
現在4/18 10時時点で中山は重馬場発表。最初の2戦のように先行気味で走ればもしかしたらいい成績が出るかもしれません。
4枠7番 エフフォーリア
母の父にハーツクライ、父はエピファネイアと良血統な感じ。
現在3戦無敗で芝2000で上り33.4という記録を叩き出していることもあり、現在1人気のようです。
しかし中山も重馬場も走ったことがありません。先行脚質は今回有利に働くでしょうが、ちょっと推しきるには要素が弱いです。
人気高で馬番7というのはめちゃくちゃ強いんですけどね・・・
4枠8番 ダノンザキッド
父ジャスタウェイ
前走弥生賞では3着に破れたものの、まだまだその印象は健在。現在2人気です。しかし今回は魔の8番。過去10年で1度も3着いりしていません。もちろん競馬に絶対はありませんし、桜花賞も大阪杯も、過去傾向から絶対来ないだろうと予想してた内枠が入ってきてます。そういうこともあります。
ホープフルSも弥生賞も中山2000で好記録。先行脚質ということもあり、推したくなる要素は抜群。エフフォーリアと番号逆ならなぁ・・・
5枠9番 ラーゴム
父にオルフェーヴル
中山未経験。戦績は1着か2着のみと強い感じで脚質も先行寄り。しかし良馬場しか走ってないことが気になります。勝ちきれない予感がします。
5枠10番 シュヴァリエローズ
父がディープインパクト
前走若葉Sではアドマイヤハダルに破れ2着、ホープフルSではダノンザキッドに破れ5着といった戦績。現在13人気。ちょっと厳しい感じではありますね。
6枠11番 ディープモンスター
父がディープインパクト
重賞未経験ながら名前は聞こえてきました。今まではずっと武豊が騎乗していましたが今回は戸崎騎手。重賞も中山も未経験だったり、アドマイヤハダルには負けたことがあったり、しかも直前2走は2200mと、ちょっと怪しい感じはしています。
ここで皐月賞に勝てばかなり凄いんですが、現時点ではうーーん。
5枠12番 ワールドリバイバル
父はエピファネイア、そして母の父にアグネスタキオン
重い中山競馬場の前走では上り37.6での6着。過去3走はすべて逃げているため今回も逃げる感じがしますが、重馬場の予感。足が鈍り他の先行馬にまくられてしまうのではないでしょうか。
7枠13番 タイトルホルダー
祖父がキングカメハメハ、父のドゥラメンテも有名な気がします。
前走弥生賞では1着。全く狙ってなかった悔しさが蘇ります。
ホープフルでは足が鈍っていましたが弥生賞では終始逃げ続けての上がり34.5となかなかの速さで駆け抜けています。今回も逃げに徹するとすればワールドリバイバルより更に先行しそうです。
あとは重馬場でどの程度足が鈍るのか。現在10人気ではありますが、賭けてもいい馬だと思います。もう少しギリギリになったら人気上がるんじゃないでしょうか。
が、魔の13番・・・
7枠14番 アサマノイタズラ
母の父にキングヘイロー
今まで中山しか走っていない、中山さん。重馬場の前走でも2着を取っており実力はなかなかで。騎手も変わらずで今回も先行で先行6番手あたりで進むのではないでしょうか。
現在12人気ですが、3着くらいには入ってもおかしくない予感がします。というか名前がカッコいいですよね。浅間のいたずら鬼の押出し。上毛かるたが由来のようです。
8枠15番 グラティアス
父がハーツクライ
魔の15番。今まで2走のみですがいずれも1着。しかし乗り続けていたルメール騎手ではなく今回はデムーロ騎手。
2歳新馬戦では稍重でも芝2000上がり34.2と好走。そのまま前走G3も1着なので実力はあると思います。現在7人気。良いんじゃないでしょうか。しかし15番・・・
8枠16番 レッドベルオーブ
父がディープインパクト
過去4走いずれも馬券内。福永騎手が継続しています。
しかし芝1600しか走っておらず、中山も未経験。もちろん2000mも走れると踏んでいるのでしょうか。他の馬を置いて賭けるには分が悪いと思います。
予想
まず要素を整理します。
桜花賞もそうでしたら3歳戦は読みにくいので、過去10年の傾向に倣って切るべきところはすっぱり諦めます。
▼高確率で1~3人気までのうち1頭来る。2頭くる可能性もそこそこ。
現時点での人気は
7番 エフフォーリア 1人気
8番 ダノンザキッド 2人気
1番 アドマイヤハダル 3人気
増減の幅をもたせて
5番 ヴィクティファルス 4人気
3番 ステラヴェローチェ 5人気
このうち、魔の8番であるダノンザキッドは諦めます。悔しいですが。
逆にエフフォーリアは若干気になる点がありますが、今回は来ると考えます。
▼8人気以上を狙う。広げても9人気まで。
書いているあいだにタイトルホルダーが9人気まで上がりました。8~10人気くらいまではオッズも近いためまだまだ変動しそうです。
ヨーホーレイクくらいまでは検討しても良いかも・・・? というか私がヨーホーレイク捨てきれないだけなんですが。
▼馬番は7が強い、ついで2、12、14番
7番 エフフォーリア
ここは確定。
2番 ルーパステソーロは15番人気なので消し。
12番 ワールドリバイバルも14番人気なので消し。
14番 アサマノイタズラ この馬は個人的に有りだと思うんですが、12人気・・・ぐぬぬ。
▼逆に8、13、15は来ない可能性が高い。
こっちはいつまで悩んでてもキリがないので諦めます。
ダノンザキッド、タイトルホルダー、グラティアス。なかなかに有力ですね。ほんとに消していいのぉ???
ここまでで有力な馬を絞ります。
1番 アドマイヤハダル
7番 エフフォーリア
この2頭が軸になりそうです。
4人気 ヴィクティファルス
5人気 ステラヴェローチェ
この2頭はいずれも自分の勘で推してないんですが、どちらかといえばステラヴェローチェは有りだと思うので、今回はステラヴェローチェでいきましょう。ヴィクティファルスごめんなさい。
6人気ラーゴム 推し要素薄い消し。
7人気グラティアスは魔の馬番的に消し。
8人気ディープモンスターも怪しいので消し。
9人気タイトルホルダー、惜しいけど魔の13番なので消してます。
10人気レッドベルオーブ 推し要素薄いので消し。
ここまでで3頭。今回は5頭に絞って3連複BOXという買い方を試したいのであと2頭ですね。
では気になっていたヨーホーレイクとアサマノイタズラを入れます。仕方ないね。この2頭、どうしても入れたかったんだもん。
まぁほら、どんな馬券組むにしてもある程度オッズ高いの入れておかないとね・・・
結論
今回はアドマイヤハダル、エフフォーリア、ステラヴェローチェ、ヨーホーレイク、アサマノイタズラの5頭、3連複BOXで行きます!
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