適度に非日常

もう、いい大人と言われる年齢になり、つくづく感じることがある。
いかに一定のテンションで仕事をするか、ということだ。

わたしは、何故だかとても疲れやすい。
疲れやすい、というよりも、疲れたと判定しやすい、の方が正しいかもしれない。
一気に力を使って、後でワーッと疲れを自覚する感じだろうか?
(ちなみに、一番判定が甘くなるのは、睡眠不足時である。寝ないとてんでだめ。)

常に一定のテンションを保つことが目標で、常に努力はしているつもりだ。
しかし…あまりに多忙を極めると、栄養ドリンクの一つも飲みながら仕事をしたくなってしまう。

ここのところ、気付くと判断が鈍っていることが増えた。
つまり、一定では…なくなっている。

これまでは、こういう時には「とにかく寝る」という方法を取ってきた。
しかし、今回の疲れは長期戦で、睡眠だけでは間に合わないような気がした。


ここで、日常から抜け出すためにホテルに泊まってみた。

ホテルは、自宅から片道1時間以内で行ける場所を選んだ。
ビジネスホテルでも、リゾート寄りのホテルでも、どちらでも良いと思う。
仕事帰りに軽装で向かう。
そのままチェックインし、部屋でお酒を飲み、眠り、おいしい朝ごはんを食べ、チェックアウトギリギリまでゆっくりする。
このご時世、旅行するというアイデアが実行しづらい。
しかし、ソーシャルディスタンスを保ちながら(と言っても、もはや個室)小旅行ができるホテル一泊。
頻繁にやることは出来ないが、特別自分の機嫌を取る方法として、とても役に立った。

あくまでも24時間に満たない小旅行なので、帰宅にかける時間も短い。
最後まで省エネ。
きっと明日からも、一定のテンションで頑張れますように。