夢日記 アザラシ

この世のどこかにある冷たい海に、定期的にアザラシの群れがやってくる。

やってくるアザラシたちは、みんなして虚ろな目をしている。大きな黒豆が埋め込まれたような、生々しいアザラシの頭部の毛皮を被っており、下半身は毛皮で出来た白いワンピースのような格好をしている。
ほとんどアザラシだけど、少し人間のようにもみえる。
私はセルキーの話を思い出した。人間に化けて出てくる、アザラシの毛皮を被った妖精?ちょっと違うかな…。

ともかく、そのアザラシたちは、海にやってくるとアザラシの歌を歌い出してくる。
アザラシの歌は、法螺貝の音みたいな、低い海の音だった。そして人間の子供たちは、アザラシの歌に引きずられてしまうことが多い。

「自分は人間じゃなくてアザラシなんだ。」

歌に引きずられた子供たちは、ズブズブ海の中に入っていく。人の姿をしたままだけど、アザラシのつもりでいるから、ズブズブ ズブズブっと海に入っていって、アザラシの元まで歩いて歩いて

そうして 冷たい波に まるっと呑み込まれて
それっきりなんだって。

途中で我に返って浜辺まで戻れる子供たちもいるけど、アザラシの歌を1度聴いた子供たちは、大抵そのまま海へ連れていかれちゃう

アザラシたちはどうして子供たちを海に連れ込もうとするんだろうな。

これ、実は夢日記なのよ。 こんなおとぎ話っぽい夢みるの珍しくて、勢いで書いちゃった。
アザラシの話の続きは私が考える他ないんだけど、どうして子供たちを攫いに? アザラシの歌ってそもそもなんだ?? 

こんなに続きが気になる夢、本当に珍しい!!

🦭

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