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人がアウトプットをするとき 〜何考えてるの?どうやってるの?〜

この記事は「corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#1 Advent Calendar 2022」の13日目の記事です!

教えることは二度学ぶことである。

ジュベール

ンッン〜名言ですね。これは。
ジュベールさんが何者なのかイマイチ知らずに言葉だけ知ってました。いい言葉ですね。(無礼者)


どうも、しがない情シスです。

「アウトプットはやったほうがいい」

磯野〜、アウトプットしようぜー!という話はちょいちょい話題に上がるんじゃないかなー、と思います。
アウトプットをやることによる効果とか、効能とか、メリットについては散々色んな所で語られているので、もう既に皆さんご存知かと思います。

「知識や経験を他人にわかるように形にする」という行為は、

  1. 物事を理解した上で

  2. それを他者が理解できる形に言語化し

  3. 自分なりに文章化して発信しないといけない

という学びチャンスが二度どころじゃ済まないようなヤベー作業ですよね。

じゃあアウトプットをする人が、「実際のところ具体的にどんなプロセスを踏んでるの?」とか、「その時脳内では何考えてるの?」っていう部分は案外知られてないんじゃないかな?と思います。

そこで今回は、「アウトプットとして最終的に何かしらの成果物が世に出てくるまでの過程と思考」にフォーカスしてみようと思います。

アウトプットという行為をメタ視点でアウトプットするという、わけ分かんない文章です。
メタいですねぇ。メタ要素大好き。
さあ、アウトプットをする人の脳内の一端を見てみましょう。

あ、そうそう、あらかじめのお断りなのですが鬼無里がやってること、考えてることのサンプルです。
これは私にとっての最適なので、あんまり皆さんの参考にはならないかもです。ご了承ください。

ここでの「アウトプット」の定義

「アウトプット」と一口に行っても色々ありすぎるので、この記事内では以下のように定義しておきます。

  • テーマに沿った、ある程度の長さの文章であること

  • 多数の人の目に触れる形で公開されること

  • ビジネスシーン以外での成果物

イメージしやすいのはこのアドベントカレンダーの記事群のように「情シスさんたちの知見をブログメディアなどにまとめたもの」などですね。

企業の社内向け資料や、チャットツールやSNSでの情報発信などもアウトプットですが、クローズドであったりフロー情報なので流れていってしまったり、触れる人が限定されます。

ここでは「感じた事や思った事、学んだ知識や得た知見を広く一般に発信して、自分と他者が読むことができるストック情報」としておこうと思います。

インプットしよう

インプットがなければアウトプットもできないので、一も二もなくまずはインプットです。(I/O的な意味で)

ヒトはゼロから色んなものを生み出せますが、生み出す根源となる情報はヒトの脳にあるものですし、その情報は外界から何らかの形で摂取する必要があります。

まずは、どのような形でも良いので情報を摂取していきます。
具体的には以下のような方法がありますね。

  • 書籍を読む

  • ニュースメディアを読む(コラムなど)

  • ネットメディアを読む(noteにはプロアマ問わず良い記事いっぱい)

  • オープンコミュニティを読んだりPOSTしたりする(情シスSlackは文学

これはあくまで一例です。
ドラマ、映画、漫画、アニメ、ゲームから着想を得たりすることもあります。
テック系のお話は、お仕事での経験や、実証環境での試行もネタになります。
日常過ごして思ったこと、気づいた事でも良いのです。

文章でのインプットで言えば、「プロの書く文章」はオススメです。
それを生業にしている人の書く物は、お金を貰う価値のある文章である事が多く、多くの場合において情報の質と量が良いものです。(当たり前ですが)
※勿論合う合わないはあります。

何気なく読んだ文章がその後意外と化学変化を起こす、みたいな事もあるので、興味のあるジャンルは勿論のこと、触れたことのないジャンルの情報にも触れてみましょう。
意外な発見があったり、普段触れない文体に触れたり出来て良い刺激になったりします。

とりあえず雑食的に色んなものを、いっぱい読んでみましょう。
役に立つ知識だけでなく、知らなくとも直ぐ困らない事も、知っておけば意外なシーンで役に立つこともあります。
仮に役に立たなくても、知的欲求は満たせます。
情シスの栄養素の一つは知識と情報ですね。

知らんジャンルも広く浅く触れたいなーってときは、スマホでサクッと読み始められるネットメディアはとても良いですね。
詳しく知らずとも、キーワードや重要なポイントだけでも覚えておけば、後から詳細を深掘りも可能です。
知識に対する何かしらのフラグを立てておくだけでも、その後の情報探索や検索の難易度が変わったりします。
(これ、あのときザッと見た奴だな…みたいに、記憶の反復がしやすかったりする)

ちなみに私が文章を読んでるときは、もう純粋に「おもしろーい!」とか「へー、知らなかったー!」みたいなサーバルちゃんみたいな気持ちで楽しんでます。
あえて「学ぼう」とか思って身構えず、面白いものは面白い、という感じで心の赴くままに読めば、大事なことや後に役立つ表現は意識せずとも自ずと己の中にストックされていくものです。

技術書など、役に立つであろうものや、身に付く知識を吸収するときは多少は身構えます。
予め学びたいと思う知識が有るわけですから、吸収して自分のものとしたいですよね。
でもやっぱり新たな発見とかがあると「すっごーい!」とサーバルちゃん化します。

読書って楽しいですよね。
知らないことがいっぱい知れます。
インプットはこんな感じに、完全に興味優先でやってることが多いです。

まずは読むことを楽しんじゃいましょう!


(´-`).。oO(もう今どきは「サーバルちゃん」って言っても通じないのかな…)

きっかけを見つけよう

書く、形にする、そのためのきっかけを見つけます。

アウトプットのための最初のモチベーション、と言っても良いかもしれませんね。

きっかけは色々、人それぞれだと思います。

  • 何か色々読んでたら自分もやってみたくなった

  • 推しの作家さんみたいな文章を書いてみたくなった

  • 得た知見が新鮮だったので、形にしておきたかった

  • 備忘録や、レアケースの記録として

  • 現状を打破したい、なんかモヤモヤするから

  • 眠れぬ夜にポエムをしたためたくなった

  • アドベントカレンダーにうっかり申し込んでしまって後に引けなくなった

などなど。

何かの理由で「書いてみたい」と1mmでも思ったら、その気持ちは大切に育みましょう。

焦りとか危機感がスタートでも良いと思います。(吉田さん提唱の危機感ドリブンも、原動力・駆動力として、とても優秀なモチベーションですね)
ただし、危機感ばかりが先行して「やらなきゃ…やらなきゃ…」みたいな感じになってくると、途端に辛さと義務感が増してきちゃったりするので、そこに何らかの楽しさは見い出したいですよね。

やらされ感よりは、やってやるぜ感(断空剣)の方が筆も進むってもんです。

モチベーションこそ、全ての原初であり、継続の源です。

私の場合はもう「何かしら書いてるor書くネタを考えてる状態じゃないと調子悪い」という感じになってるので、もうライフワークのような、趣味のような感じになってます。
何か形にしようと、脳内で何らかのバックグラウンドプロセスが回り続けてる感覚ですね。
なんかね、書かないとスッキリできないんですよね。

こうなるともうサメとかマグロとかとおんなじです。
止まるんじゃねえぞ…。

日常で何かあったとき「おっ、これnoteのネタになるんでは?」と思い始めたら末期(褒め言葉)だと思います。

手を付けちゃおう

0.5mmでも何か書きたいと思ったら、もうタイトルと冒頭くらいは下書きに書いて保存してしまいます。

人間とは不思議なもので、「いつかやる」だといつまで経っても先延ばしにしがちですが、「もう手を付けちゃってる」だと進捗が気になっちゃうものです。
その性質を利用します。

文章投稿サービスを利用しているのであれば、手元のスマホで、アプリやブックマークからホイホイ記事を新規作成して下書きに溜めときましょう。

そしてふとした時や、隙間の時間などで書き進めていきます。

本文の執筆は人それぞれのスタイルがあるのでどんな感じでもでも構わないと思いますが、書くと決めたらすぐ一行目でもタイトルだけでもいいので書いちゃうことは割とオススメです。
とっかかりだけは真っ先に作っておきます。

逆にこれやらないと、いつまで経ってもやり始めない、書こうとしたことを忘れちゃう、という可能性も大いにありますね。(私の場合は特にそう)
「Twitterとかに呟いて後でまとめる」でもいいんでしょうけど、ツイートするとその時点で何故か満足しちゃうことも多いんですよね。ふしぎ。

注意点としては、あまり「下書きにためる」コマンドを乱発しすぎると、下書きばっかり増殖して消化されないことになります。
なるべく熱量が高めなうちに、本文執筆には手を付けたいですね。

タイミング逸して下書きのままお蔵入りになるケースも、ええ、ありますね…うん…。
(noteでも放ったらかしの下書き掘り起こしイベントとかありましたよね…)

構成をざっくり考えよう

無事書き出したら、つかみ・オチなんかは、一番最初に書いてしまっても良いかもしれません。

書き始めたら本文の内容をどんどん書いていくわけですが、全体を通した文章構成は私も割と悩みます。
一般的には、「起承転結」が出来てれば良い文章だとは思うのですが、あんまりお作法とか気にしすぎたら全然進まなくなったりしますので、ガシガシ書き進めてみたら良いと思います。
文章表現は自由なんで、ひとまずは自分が思ったとおりに書いてみればよいでしょう。

…とはいっても、せめて「冒頭のつかみ」と「最後のオチ」くらいはそれっぽくしたいのが人の情けってものですよね。
なので、まずその辺は決めちゃいましょう。
話の枕や、決めの結びなんかはお決まりの型を用意してもいいですね。

着地点を決めてしまってから、それに向かって書き進んでいくのは、ゴールがイメージできてるので割と書きやすくてお気に入りの方法です。

ちなみにこの記事は最終的に「自分だけのスタイルを確立しよう!」的なこと(オチ)を書いて締めるつもりで書いてます。

本当にそうなるんでしょうか?結果は後ほど!

推敲しよう

文章が出来上がったら、必ず推敲します。

社内文書でも、提案資料でも、趣味のブログ記事でも、LTスライドでも、出来上がったものは実際に公表・発表する形で一度読んでみます。
推敲、とても、大事。

ブログなどであればプレビューモードで表示し、スライドショーは実際にスライドショー形式で読んでみます。

するとどうでしょう、不思議と執筆時には気づかなかった「ここもっとこうしたい」「長いからすっきりさせたいな」「この表現はおかしい」「アカンめっちゃ誤字ってた」みたいなところが見えてきます。

よくある「印刷してから誤字に気づく」というアレですね。
実際に印刷しなくても、編集出来ない状態にして文章を再確認するだけでこの視点チェンジは有効に働きます。
文書だったらPDF化するだけでも割と有効だったりします。
(一説には脳の認識が編集モードから閲覧モードに切り替わるとかなんとか。ホントかな?)

推敲してみて気になったところは修正し、再度推敲します。
この辺の回数は人それぞれですが、私はだいたい最低でも10〜30回はウロウロします。
(あと、公開後に気づいて慌てて直すのも含めたら更に2回くらいプラスされることもあります)

推敲楽しいですね。
私は割と好きな作業です。
「読み返すのめんどくない?」と思われるかもしれませんが、より良い表現やより伝わる表現を追究する上では大事なものと思ってます。
あと自分の書いたもの読み返して「頑張ったなぁグフフ」ってしてます。

重ねられた推敲の回数の分だけ、次書き始めるときにうまくなった状態でスタートできるように思います。
つよくてニューゲームだ!!

オープンしよう

うっかりすると無限に推敲しかねないので「出来た!」と思ったら思い切って公開します。

Twitterや情シスSlackにリンクを貼ります。

いいねがつきます。
うれしくなります。
ウゴゴ…オレ、ショウニンヨッキュウ、モンスター。イイネ、スキ。

この文章を読んでくれたんだなぁ、また頑張ろう、となり、モチベーションが湧き、次のアウトプットへ、という永久機関の完成です。

さて、次のネタを探そうか………!!


…とまあ、そんなこんなでアウトプットがワンサイクル完了しました。
投稿を公開したら一旦サイクルは終わりになりますが、なるべくならこのサイクルを継続していきたいですね。

回数を重ねれば、それまで見えなかったところも見えるようになってきますし、表現もレベルアップしていきます。
月並みではあるのですが、継続は力なり、ですね。

あ、もちろん、義務感が先行したら「つらい…」という感情が首をもたげちゃうので、無理なく続けられるペースと文量で行くのが良いんでないかな、と思います。

書きたくないときや筆が乗らないときは無理して書かなくてよいのだ。

おまけ:推し作家のファンになろう

文章を書くに当たって、推しの作家さんを見つけるのはとても良いと思います。
「この人みたいな表現が出来たら素敵だなぁ」という、一つのランドマークのようなものがあれば文章というものはグッと書きやすくなったりします。

ここでは個人的な最近の推し作家先生とイチオシ作品を挙げておきます。

岸田奈美先生の「全財産を使って外車買ったら、えらいことになった」です。
もし未読の方いらっしゃったら、お時間あるときに是非読んでみてください。マジでえらいことになってます。

パワフルな文体、ハイスピードなテンポ感、所々に散りばめられたギャグセンス、文章としてとても面白く熱量のアベレージが高いです。
また、にじみ出る人柄の良さと計り知れない優しさを感じることが出来る、まさに「こういう文章を書くひとは素敵だなぁ」と思わせてくれるエッセイストさんです。
私は文章を通して人として大切なことを教えてもらったような気がします。

たぶんスタンドに例えるなら『クレイジーダイヤモンド』だと思ってます。

他にも、最近だと、推し作家さんではないのですが推しメディアさんとして、オモコロさんとかデイリーポータルZさんとか、頭空っぽにして笑える物が割と好きで読んでたりします。(たまに増田文学も)

…嗜好と思考がギャグ寄りなんか???

おまけ:サービスはどれがいいんじゃろね?

アウトプットを掲載するサービスも色々です。
サービスは機能もそれぞれ、特徴もそれぞれなので簡単にですが比較してみましょう。
以下のサービスは、情シスの皆さんが良く使われているサービスかつ、良く見かけるやつです。

※おことわり
以下の内容はあくまで私の私見です。
「ちゃうやんけ!」みたいな点ありましても、それはご容赦ください。
サービスの利用に際しては、ご自身で実際に体験して機能を確認されることをお勧めします。(身も蓋もない)

note

UIとデザインがとてもシンプルな、テキスト投稿メインのサービスです。
どのようなジャンルの文章でも投稿できるのと、装飾機能が絞られているためシンプルに「文章そのもの」が問われるのが特徴です。
また、割とカジュアルめに使えるので、お手軽さや気楽さが魅力でもあります。(ブログとかよりも一投稿あたりの労力が重くないです)

色んな企業公式アカウントや有名人も多く投稿していたり、バラエティに富んでいるのも特徴のひとつですね。
色々なジャンルを書きたい方向けだと思います。

Zenn

テック系の情報共有サイトです。
後述のQiitaに比べて比較的柔軟な記事の投稿が可能です。ポエムも「ポエムだよ!」ってちゃんとカテゴリ分けして投稿可能です。
GitHubやGoogleアナリティクスとも連携できるみたいですね。
ローカルから記事データを管理できるんですか?何かすごいぞ!(でもGitHub良くわかってないマン)

後述のQiitaとジャンル自体は被りますが、サービス面や機能面でかなり異なるようです。(すみません、実際にサービス利用して記事を書いたこと無いので、違いを明確に体感出来てはいません…)
テック系メインですが、テック系以外も書きたかったり、コンテンツ管理や収益化にもこだわりたい方向けだと思います。

Qiita

エンジニア向け情報共有サイトです。
掲載記事には結構制約があり、利用規約に則ると基本的にエンジニア向け技術記事しか載せることが出来ません。
エンジニア向け特化であり、テック系記事オンリーで書くなら選択肢として良いと思います。

一にも二にもテック系の内容しか書くつもりはないよ、という方向けですね。
逆にそれ以外(マインドや働き方みたいな、エンジニア向けとは限らないものなど)を書きたい場合は別のサービスが良いと思います。

ブログ(はてなとか)

上記以外にも個人ブログを利用されるケースもあります。
制約がほぼなく、デザインも自由自在なのですが、凝りすぎると無限に時間が溶けていきます。(私はかつて溶かした)
サクッとテンプレでいいや!って割り切れる人の方が案外向いてるかもしれません。

サービス内での回遊、相互連携やお勧め記事とかの機能がないこと前提の場合が多いので、ブログ単体で完結して利用することがメインとなりそうですね。
割と全部自分好みにしたい方、アフィリエイトなどによる収益も盛り込みたい方など、自己完結的な使い方向けだと思います。

4つほど挙げましたが、どれが自分にあってるかは「書きたいジャンル」「UIや機能」「好み」次第ですね。
複数使い分けても良いと思います。

私自身は、

  • 過剰な装飾がなくてテキストを書くことフォーカスできる

  • テック縛りではなく色々書き散らかしたい

  • 複数サービス利用するのめんどい(ズボラ)

という理由から、こうしたアウトプットはnote一本で利用してます。

結論:書きたい物次第で、あとは完全好み!

おまけ:お気に入りのガジェットで筆が進む?(進まない)

これは都市伝説なのですが、お気に入りのガジェットを使って書くとクオリティとスピードが上がるんですよ。
ごめんなさい、気の所為です。

でもスマホでポチポチ、ではなくパソコンに向かい合ってキーボードを叩くなら、入力デバイスはちょっといいやつとか、お気に入りのやつにすると捗りますしモチベーションがアップします。
わ、私はアップするんだい!

私は文字入力の際にはPC+キーボードが好き派なので、長時間執筆や仕上げの時は必ずキーボードを使います。

我が家の執筆環境は子供たちが寝静まった後のリビングでひっそりとChromebookに向かってキーをぺちぺち叩く、というものなので、以下のガジェット(静音コンパクトキーボード)を愛用しています。

キーの触り心地がね、いいんですよ。しっとり感。ずっと触ってたい。

入力効率以外の要素も意外と大事だと思うのです。

おまけ:比較的書きやすいテーマ

以下は個人的に書きやすい・とっつきやすいな、と思ったテーマたちです。

  • 業務改善ネタ(効率化や自動化)

  • トラブルシューティングネタ

  • 読書感想文

  • 気づきやマインドの変化など

日常を過ごす中にも、実は意外とたくさんテーマが眠ってたりします。
「書くこと無い」なんてことは実はあんまり無いんですね。

日常はネタの宝庫です。
何気なく過ごしている日々の中にも、アウトプットの為のインプットは確実に存在しています。

路傍の石に目を向けるということは、良い素材を掘り起こす事に繋がります。

何気ないと思うことに対しても、眼を光らせてみるのも面白いでしょう。

おまけ:忙しい人向け執筆メソッド

あれ?なんかおまけばっかり続いてない??
ここはオモウマい店か???

忙しい現代人、なかなか時間も取れないかと思います。
私も育児や家事をこなしてから、子どもの寝かしつけを終えてからようやくフリータイムになるので、一日のうち本当に自由になる時間は1〜2時間(日によってはゼロ)です。

そんな中やりたいことをやる、というのは中々大変なのでタイムマネジメントとかタスクの優先度付けは大事ですね。
記事を書くぞ!と明確に決めたら、大体以下の感じで記事を書きすすめるようにしてます。

  1. ざっくりとした締め切りを設定する

  2. 現状抱えてるやりたいことをぼんやりリストアップする

  3. やりたいことにふんわりと優先度をつける

  4. やりたいことに割こうとしていた時間を、アウトプット作成にざっくりと再割り当てしていく

  5. 大まかな本文をスマホでちまちま書く

  6. 推敲などの最終仕上げでガッツリキーボードに向き合う

  • ただし、初手から異様にモチベーションが高いときは最初からしっかり時間を取ってキーボードに向き合ったりもする

  • アドベントカレンダーのように締め切りが明確に設定されてて逃れられない場合も、己の中の優先度を「最高」に設定してキーボードに向かう

  • スケジュール乱れるのはしょっちゅうなのでめげない、泣かない

あくまで一例なので、こういうふうにしてるんだ〜と思ってもらえれば良いと思います。
人には人の家には家の環境があると思うので、ぜひご自身の環境に合った方法を見つけてみてくださいね。

あ、睡眠時間を削って書くのだけはオススメできません。
若い時分はそれでも良いかもしれませんが、歳をとるごとに辛くなっていくだけですけんね………。

余談:
ちなみにこの記事、下書きに追加されたのが2022/9/1になってました。
そこからしばらくほったらかしになってましたが、10月くらいからチマチマと追記していき(途中で挫けそうになり)、アドベントカレンダー予告で一気にブーストかかって、帯状疱疹とコロナウイルス罹患でひと月近く寝込んで、一応の完成稿が仕上がったのが2022/12/7でした。
なんやかんや書き始めから三ヶ月ちょいくらい?の期間かかって書いてますね。
今回の記事は決定稿までの途中でありえんくらいトラブル起きすぎました。こんなん初めて。

おわりに

正直、小学生や中学生の頃とか大学生の頃のレポートや卒論もそうだったんですけど、作文というものが滅茶苦茶苦手だったんですよ。
書き方が分かんないし、お作法分かんないし、評価基準も分かんないし。

何かを書いてて楽しい、という状態になったのって割りとここ数年での変化です。
今は好きなものを好きなように書いているので、とても楽しいです。
決まったお作法もなく、点数もない、締切なんて当然無いので、何というかこう、自由なんですよね。

そう、アウトプットというのは自由な行為なんです。
ハードルも思ったよりかなり低い。
何も難しい技術の事やすごい新発見などを書かねばならない訳ではないので、気軽に・気楽に行けばよいと思うのです。

そして気軽に発信した情報が、自身の成長だったり、経験値の可視化だったり、コミュニティの活性化だったり、色んな効果(直接、副次的問わず)を発生させたりもします。
それは自分のためにもなるでしょうし、インターネットを介したどこかのだれかのためにもなると思います。
マイナスになることは何一つ無いです。

アウトプットした何かが誰かに着目されるかもしれない。
こういうアウトプットを出来る人なんだ、と評価されるかもしれない。
自分でアウトプットしたものに後から自分で救われるかもしれない。

それは出力が完了して成果が世に放たれた後に行われる処理なので、自らの手を離れたものとなります。

唯一つ確かなことは、具体的にどんな効果を自身と周囲にもたらすかは実際にアウトプットをしてみるまでは分からない、ということですね。

十人十色、いろんな人がいればいろんなアウトプットがあります。

自分が考えたいちばん楽しいアウトプットをやってみましょう!

…なんか当初考えてたオチとは違う気がする。そりゃ推敲したら変わるよね!


さあ、明日は情シス界の人情派(と勝手に私が思っている)ふらふらさんの記事ですね~。
どんな内容になるんでしょうか?とっても楽しみです!


ヘッダーデザイン:Canva
アバターデザイン:CHARAT

コミュニティ:情シスSlack

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