子持ちプロデューサー、推して参る テレワーク失敗編

こんばんは、しがないアイマスP(子持ち)です。

タイトルのとおり、テレワークしたかったけどできなかったでござる、なお話です。
アイマス成分はすごく薄いです。

保育園自粛

3月頃、新型コロナウイルスの影響が深刻化し、小中高と学校が休校になる中、保育園はなお登園を受け入れておりました。
ただしレギュレーションは厳しくなり、37.5度になったら登園遠慮(子供の平熱は37度)、保護者も少しでも体調が悪ければ登園遠慮、まあ遠慮という名の禁止措置(空気読んで来ないでね)が取られていました。

会社も「自治体の自粛要請がないなら休業は考慮しない」と言ってきて、体調少しでも悪くなったら休暇取得で対応でした。
有給があればまだよいものの、転職して年数が浅い私は有給なんて足りずに欠勤する事に。

世の不条理を噛み締めつつ4月中旬を迎え、とうとう自治体から保育園の全面的な登園自粛が要請されました。

仕組みとしてはあるものの

今の会社には社内SEとして転職しており、社内のIT事情は全て分かっています。
テレワークはシステム的には対応可能でした。
VPN、端末持ち出し可能、クラウドでの業務ツール、メッセンジャー…

テレワークしてもいいですか?と上司に聞いてみたら
「同部署内で出社でしか対応出来ない業務に当っている社員が一人でもいる以上、テレワークは許可できない」
との回答。
石頭にも程がありますね。
田舎の村社会的企業だから同調を重んずるとでも言いたいのでしょうかね。
めんどくさ。

とまあ、自宅での作業は却下されましたが、やむを得ない場合の出社抑制は許可されたので、出社抑制時に、有事に備える名目で端末を持ち出しました。
持出し申請、申請者、私!承認者、私!ビバ管理者!

コロナウイルス対策のせいで仕事が滞留しまくるので、せめてメールチェックと簡単なドキュメント作成位なら出来るやろ、という魂胆でした。

物理的に無理でした

意気込んだものの、我が家は夫婦共働き。
嫁と勤務調整しつつ、自宅待機する方は娘とお留守番です。
そう、娘と二人っきりです。

何かもうすでに無理臭いですね。

まずパソコンを開きます。
「なにしてるのー?」「すわるー」「だっこだっこ」「(PCを指して)これわたしの!さわる!」「やだー!!あ゛ぞぶぅぅーーー!!!」

はい無理。

私が甘かった。

2歳児にはパソコンなんて「何か光って動くおもろいもん」ですし、親がそれに向かって座ってたら「わたしもやりたい!」ってなりますよね。
目の届く範囲でPC触ったらダメでした。(当たり前だ)

必殺!ネットフリックス!!

しかしながらただただやられっぱなしではおりません。
この時に備えて(あと攻殻機動隊を見たいから)我が家はネトフリを契約していたのです。

そしてネトフリにはEテレをはじめとした優良なキッズコンテンツが豊富にあることを私は知っているッ!

うぉぉーーーッ!食らえーーー!!
「おかあさんといっしょスペシャルコンサート」!!!!

画面にくぎ付けになる幼児。
フッ…好きなものに夢中になる姿勢…よろしいぞ…!

テレビにお守りをさせるな、とはよく言われますが、この状況下なのでそんな金言は正直クソくらえです。平時ならいざ知らず。

さーて、それではPCのスリープを解除s…

「パパー、おどろうよー!」

oh…

2歳児の集中力の無さを侮っていました。

無理なら無理でこの時を楽しもう

まぁ、仕事が溜まるといっても、厳守すべき締め切りも納期もありません。
かつてデベロッパーに勤めていたころの習性で納期厳守の思考が沁みついていましたが、そもそも納期が自分の裁量と舌先三寸で決まる立場でした。
進捗聞かれても「コロナの影響でそれどころじゃないんですんまそん☆」で何とかなるんですよね。割とマジで。

そう気づいてからは焦って仕事を片付けるのをやめ、入ってくるサポートメールも無視し、PCは持ち帰らないようにしました。(翌営業日が地獄)

いまこうやって丸一日娘とべったり過ごせるのは今だけです。
この時を精一杯楽しもうと決めました。

おぉ…何か良いこと言ってる風だぞ…私…。

実際はぐずる娘とごはんの支度と寝かしつけてからの総選挙Pカップランニングで地獄でしたけどね!
銀称号!777位!担当はボイス4位(推定)!お疲れ様でした!
※自粛期間中に総選挙とPカップが重なり、アイマスPとして地獄の様相を呈していた

できることもある

そんな中、かろうじて「できた」といえる数少ない自宅業務が「オンラインセミナー参加」でした。

業務上の情報収集のためセミナー参加を予定していたのですが、コロナウイルスの影響でZoomでのウェビナーとなり、自宅参戦ということになりました。

カメラオン、マイクオンは任意だったので、全部オフにして参加し、片耳にワイヤレスイヤホン突っ込んで聞きながら娘と遊んでいました。

娘は「パパなにつけてるのー?」と興味津々でしたが、「知らないおじさんと電話してるんだよー」と答えたら「こわーい!」と返して興味を失いました。

まぁ、1on1で相手しながらだと、この辺が関の山ですよね。

正直子供がいる家庭では、誰かが子供の相手をできる状況じゃないと仕事なんて無理だということを実感しました。
仮に配偶者について子供を相手してもらってても、子供の視界内に入れば、貴方は既に子供の獲物としてロックオンされているのだ………。

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