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人生はカラフル

小学校高学年のころ、屋外の写生会中にパレットに青紫を作って、ハッとしたのを覚えている。その色がたまらなく好きな色だと感じて。わたしの最初に自覚した好きな色は青、青紫だった。

長じてのち、オタクとなって自分のサイトをWEBに作った。デザイン、というほどのものではないが、文字の色と背景色とか組み合わせ考えるのも楽しかった。そのころはオレンジ、黄緑、白が好きだった。その三つを組み合わせるのも好きだった。某携帯会社のCMのカラーとかぶってた。2000年初頭ぐらい。

妊活中のわたしは、なにか色を選ぶならピンクを選ぶようにしていた。女性ホルモンアップするかな、、などと縋る気持ちで。涙ぐましい地道な努力である。ピンクが似合うようなやわらかい優しいお母さんになるから、どうか赤ちゃんよ来ておくれ、、、そんな願いだったよ、ほんとに。

いま。長男は黄色が好きだと教えてくれる。次男は(わたしが思うのは)わりと濃いめの青が似合う。ヘビロテ中のわれない合成樹脂に漆塗のお皿、表はどちらも白なのでごはんの色をじゃましなくて、裏の色を長男は黄色、次男は紺色にしている。このお皿お気に入り!幼稚園グッズとかもなんとなく長男は黄色系、次男は紺色系にしている。それらが並んださまが、わたしにはたまらない幸せのカラフルさである。お子さまたち、毎日カラフルなしあわせをありがとう。

うちの旦那さんはグレーが好き。飼っていた大好きなニャンコもグレー。わたしはお付き合いしてからプレゼントとか、色を選べるならだいたいグレーにしてる。間違いないのよ。ほんと「おれ、グレー好きだからこの色にしてくれたんやね」て喜んでくれます。わたしもグレーの潜在能力に気づいてきて身につけるようになってきた。グレーはカラフルではないな、でもすべてを受け入れてくれる色である。うふふ。

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