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Ulanzi Go-Quick II ネックレス式マウントの互換性

旧バージョンだと思われるUlanzi クイックリリース・アクセサリーGP-4(Amazon商品表記)を3セットくらい買って使い回していて、ネックマウント(このタイプをネックマウントと言うことにする)もダイソーで200円(税抜き)で売っているような奴を使っていた。

今回のネックレス式マウントはネックマウントにクイックリリースがついて、コンパクトになる上にカメラの向きが上になるので、ネックマウントが下向き(カメラが逆さまになる)に比べてカメラ位置が結構変わる。
特に、DJI Action2(コンボモジュールをつけていると結構縦長になる)をつけているので、下向きだと胸のあたりまで下がる。幸いAction2は上下反転しても自動で補正されるので編集で上下反転は必要ないけど、釣りをしていると竿とリールががっつり写ってヒットの瞬間が写ってない可能性が出ることに気づいた。
その点このネックレス式マウントだと向きは上向きなので、丁度アゴの下あたりにカメラが来るので、竿やリールの映り込みという点で改善されることが期待できる。これは買いだ!互換性もなんとかなるやろ、Ulanziさんやるやんって言おう、そう思った次第です。

互換性について

ということで、この商品を買った訳ですが、旧型を色々な所に使っていて、Action2を取り付けられるようにしているため、どうしても互換性が気になっていた。

結論から言うと、互換性は無いです。
GoPro等カメラ側につける方を凸、ネックレス式マウントの受け側を凹とすると、
新凸→旧凹(穴に入るけど、ひねってロックの途中で引っかかる)
旧凸→新凹(旧凸にロック機構を回避する構造がないので穴にうまく入らない)
という感じでだめでした。
せめて新凸→旧凹が使えれば、今回の新凸をAction2につけて、既に構築している旧凹のシステムに差し込めれば、置き換え出来たのにと残念でした。

と、ここで終わったら面白くない(お金の無駄)になるので、なんとか今の構成をそのまま使える様に出来ないか考えてみた。

案1 新凹を旧凸が入るようにする

そもそも、ひねってロックが出来るため、Go-Quick IIのロック機構は特に必要性を感じておらず、ロック機構をとってしまえば旧凸が入るのではないか。そう思った訳です。
しかし、ネックレス式マウントのロックをなくす場合、ロックの出っ張りを削るか、分解してロック部分のパーツをとってしまう必要がありそうです。
しかし、ロック部分を削ると覆水盆に返らなくなるのと、分解もなかなか骨が折れそう(無理に分解するとマウントの強度も下がりそうだし)と言うこともあり、案1は厳しいという判断になりました。

案2 新凸を旧凹に入るようにする

新凸は旧凹の穴に入るけど、ひねる途中で引っかかるので、あと一歩という感じが出ています。
よく見てみると、旧凹のひねる部分の溝が斜めになっていて、新凸の爪の厚さが引っかかっている様子。

下の写真が問題の部分を写したもの

新凸の問題の爪

ノギスで測ったところ新凸は旧凸に比べて0コンマ数ミリ厚いっぽい。
なので、えいやっとリューターで削ってみた(当たり前ですが保証も受けられなくなりますし、やる場合は自己責任となります)。
向きは逆になってますが、下の写真が削った後の図。これでどこを削ったか分かると思います。反対側もあるので、同じように反対側も削っています。

ちょっと削った所

この新凸カスタムを旧凹や新凹に取り付けたところうまく行きました。
ただ、結構薄いところを削っているので強度が落ちていると思われます。

商品の感想

正直、ロックは要らないので旧タイプでネックレス式マウントを作ってくれれば良いのに(調べてないので、実はあったりする?)と思いました。
もしくは、互換性を持たせて欲しかった。少なくとも新凸→旧凹は出来たやろと言いたいです。
しかし、カメラを上向きにつけられる点、折りたためる点、スタンドにもなる点はとても良いです。
結果的に目的の使い方が出来るようになったので満足です。

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