見出し画像

配当情報 2021.12.03

国/地域:香港

業種:不動産業(工業ビル再開発)

配当利回り:10.0%(年)

配当性向:100%

配当回数:年2回(6月上旬、12月上旬)

投資額:約1000万円

投資期間:2019年3月より

上場/非上場:非上場

優位性:
2019年の大規模デモや、2020年の香港国家安全維持法(国安法)の制定で
香港の将来を巡る不安が高まる中においても、その不動産価格は史上最高値付近で推移している。

新型コロナウイルス禍に見舞われて観光産業が壊滅的な被害を受けても、
住民の52%しか住宅を所有していない香港に深刻な需給不均衡を打破するには至っていない。

これだけ悪材料が揃う中でも下値が維持されていることから、不動産業界への投資を決定。その中でも工業ビル再開発、そしてローカル需要に沿ったテナント再構築という伸びしろが大きい分野へ投資を決定。

業績(前年同期比):売上2.5倍、営業利益2.2倍、税前利益約4.5倍

財務:自己資本比率40%で業界平均よりも高水準で安定している。

超低金利政策のもと大手金融機関より融資を受けている。

経営:
20年以上不動産業界で投資経験を持つ香港人。住居用ビルから工業ビルまで幅広く手掛け、立地と金融機関の活用に強みを持つ。

コメント:
価格高騰が止まったタイミングと、経営者の事業拡大期がたまたま重なり、好機と見て参入した案件。コロナが長期化しても観光業に頼らないビジネスモデルであるため、さらなる成長が期待できる。年2回の安定配当もキャッシュフローに優しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?