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Vol.3 少数派は完全なるブルーオーシャン

こんばんは!!
望月翔太です!!

夢を追う中で
あるいは仕事を続ける中で
競合、つまりライバルに
勝つことができない...。
と苦しむことはないでしょうか??

シンガーやアーティストを
目指している人も
頑張ってボイトレを続けても
SNSでいろんなアーティストに
埋もれてしまう...。といった方も
多いと思います!

ずばり、ライバルに勝つ方法は
戦わないことです。

もっと言ってしまえば
逃げることです。

僕は戦わずして
ずっと勝ってきましたし
これからも生涯、戦わずして
勝ち続ける予定です。


僕は2011年の春に作曲の
専門学校に入ったのですが、
同期のレベルが高すぎて
どの先生からも
劣等生として扱われていました。

作曲家はコンペで
仕事を勝ち取るのが主流です。

【コンペとは】
コンペティション (competition)の略で
アーティストがリリースする新曲を決める際に、
事務所は多くの作家事務所や作曲家に対して
『こういう曲を求めていますよ!!』といった感じで
曲の募集をして曲を大量に集めます。 

コンペで集まってきた楽曲の中から
1曲を厳選し、リリースすることになります。

何度も言いますが
劣等生の僕は学校の中でも底辺。

そんな僕がさらにプロの作家に
太刀打ちできる訳がないんです。

石の上にも三年

ということわざがありますが
個人的には誤った継続ほど
無駄なことはない
と考えていて
合わなければ柔軟にポジションを
変えていくのがベスト
と思っています。

周りの作家は
その競合だらけのフィールドで
バチバチと闘い続けていました。

レッドオーシャン
ブルーオーシャンという言葉を
聞いたことはありますか?

レッドオーシャンは競合、
つまりライバルで溢れかえった海
商売でいう海は
「市場」ということになります。

逆にブルーオーシャン
競合の全くいない海のことです。

つまり、そこに辿り着いただけで
ひとり勝ちが確定します

例えば、自分の店舗から
徒歩3分圏内に
大手牛丼チェーンが
3店舗ある状況下で
自分が牛丼屋を必ず
出店しなければならないとしたら

・あなたはどんな牛丼を
どのような価格で
お客様へ提供するでしょうか?

僕はこういう質問をその時の気分で
年齢関係なくすることがあります。

回答の仕方は様々で、
要約してまとめると
「280円の牛丼を出して
他のチェーン店にも負けない
味と量で勝負する」

といったように大手に
価格勝負を申し出る勇者が
多いように見受けられます。

個人店が大手牛丼チェーン相手に
価格勝負をしたところで
太刀打ちできない

ことは分かっていても
牛丼屋を出店しなければならない
と言われただけで
自ら激戦の避けられない
レッドオーシャンに
飛び込んでいくのです。

そこで何か壁にぶつかった時に。
はたまた大きく敗北した時に
こう思ってしまいます。

自分には才能がない。
・自分の努力が足らなかった。

でもきっとそうではありません。

そういった理由も
0ではないかもしれませんが
一番の敗因は
レッドオーシャンなんかに
むやみに飛び込んだからであり
実力うんぬんの話ではないのです。

僕が同じ問いを
出されたらこう答えます。

自分の店舗から徒歩3分圏内に
大手牛丼チェーンが3店舗ある状況下で
自分が牛丼屋を必ず
出店しなければならないとしたら

・高級な国産牛を使用した
牛丼を2,000円以上の価格で売る。

その選択。
つまり「真っ向勝負」を避け、
「逃げる」ことで
ご近所の大手牛丼チェーン
3店舗が敵ではなくなるのです。


「給料日だから
今日は贅沢するか!!」
「パチンコに買ったから
今日はご褒美に!」

なんて理由でお客様が高級牛丼を
食べにきてくれるかもしれません。

客層をリサーチして
パチスロの最新誌を
用意する配慮
だって
しても良いのです。

「あそこで食ったら勝てる。」
なんてジンクスまで作れたら
こっちのもんだと思います。

盛り方を工夫して
インスタ映えを狙っても
良いですよね!

同じ牛丼でも価格と
ターゲットと目的さえ
変えてしまえば

全く別の食べ物として
捉えてもらう
ことができます。

そこでもう一つ
あなたに問わせてください。

ここに才能や努力は
関係したでしょうか?

ただ単純に
「戦わずして勝つ」道を
探し出して
出口をたまたま
見つけられたに過ぎない。

と僕は思っています。

僕はこの考え方を10代の頃から
ずっと持ち続けて生きてきました。

さて、話を戻すと
周りの作家がコンペ
力を入れている時期に
僕はプロデュース
力を入れることにしました。

コンペをやる作家よりも
プロデュースをする作家は
圧倒的に少なく
いわばレベルMAX100の
アーティストに下から
石を投げ当てる作業よりも
レベル10くらいの
新人アーティストを
自らの手で発掘してきて
レベル100まで
育て上げる作業の方が
効率的なのではないか?

と考えての行動でした。

みんながやらないこと。
つまり逆張りをしたわけです。

プロデュースをする中でも
さらに逆張りをしました。

ほとんどのアーティストが
CDを手売りしている中で
僕は5年間かけて5万枚のCDを
無料で配布したのです。


次のvol.4で書かせていただくので
軽く触れる程度にしますが
まずは目先の利益よりも
『知っている!!』という
分母を増やす作業をひたすらに
継続していきました。


結果的にレッドオーシャンを避け
ブルーオーシャンの中の
さらにブルーオーシャンに

ポジションをシフトしたことにより

専門学校在学中に

・自分の生まれ故郷にある
観光協会から楽曲制作の依頼を受ける。

・自分自身の活動が
Yahooニュースへ2回掲載され
地上波のニュース番組にも
取り上げられる。

諸事情でお断りしたのですが
・キー局のテレビ番組に
半年間のレギュラー出演の
お話をいただく。

そのポジションでメキメキと結果を出し
専門学校卒業後には1曲50万円で
曲を買っていただけるほどにまで
成長することができました。

今では本格的に音楽を始めてから
9年が経ちましたが
メジャーでもインディーズでも
ガンガン曲を書かせて頂いており

2020年12月
#君と僕とが出逢った日 -舟津真翔
LINE MUSIC 1位
2021年3月
さくらロール-舟津真翔
LINE MUSIC 3位
2021年8月
君は魔法使い-音虎とErii
LINE MUSIC 7位
2021年8月
ハンブンコ-舟津真翔
LINE MUSIC 4位
2021年10月
ナイモノネダリ-音虎とErii
LINE MUSIC 7位

と去年12月から5作品
リリースしているのですが
5作品連続で TOP10入りです。

余談を挟みますが、
CDの売れなくなった時代の
コンペは結構詰んでいて
コンペに力を入れていた
同期の作家のほとんどが
音楽を生業に出来ていません。

シンガーを目指している方は
これを自分に置き換えて
考えみてください!

スクール生の人は
さらにレッスンで
深掘りしていきましょう!

結論

1.レッドオーシャンを避けて
ブルーオーシャンに飛び込もう。

2.ブルーオーシャンを探すコツは
常に逆張りを考えること。

逆張りの逆張りで
自分のポジションを確立しよう。

3.大多数がしている選択が
正しいとは限らない。
人が多くいる場所は
渋滞が発生している。

4.逃げることが結果的に
勝利につながっていることを知ろう。

逆張りこそが一番簡単な差別化である。


Vol.3 少数派は完全なるブルーオーシャン  
を読んでいただき
ありがとうございました!!

Instagram
https://www.instagram.com/mochizuki_ones/

ONE'S MUSIC SCHOOL
https://ones-music.com

望月翔太
1992年 5月18日生まれ

アーティストの新人発掘,育成,開発を行う傍ら
舟津真翔の#君と僕とが出逢った日 ,さくらロール,ハンブンコや
音虎とEriiの君は魔法使い,ナイモノネダリなど
数多くの楽曲制作とアーティストプロデュース、
マネージメントを手掛けている。


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