『外套と短剣』

監督:フリッツ・ラング

まあ普通の映画。ラングは戦争ものより平時のノワールものの方がノレる。
前座だと思っていた展開が本編だった。ゲイリー・クーパーが博士としてドイツに潜入していろいろやるのかと思っていたので、中盤からのメロドラマチックな展開には驚いた。しかしこの件がダレてダレてしょうがない。メロドラマは割と鑑賞時のコンディションに左右されることが多い。今日は最悪だった。
格闘シーンとラストの飛び立つ飛行機のシーンは好き。『戦争と貞操』を思い出した。

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