『恐喝の報酬』

監督:ジョセフ・ペヴニー

『ナイトクローラー』とほぼ一緒の話。復縁すると見せかけて写真を回収しにきただけの主人公、成り上がるためには殺人幇助も厭わないサイコさが面白い。映画は繊細すぎる人より無神経すぎる人の話の方が面白いのだろうか。最後は信頼関係を築けなかったが故に孤立無援状態になる。ラストは流石にわざとらしいけどでも好き。その厚顔無恥こそが主人公の生き方なのだ。アンヌ・ヴェルノンが出ているのも嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?