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回復のきっかけはお気に入りのコーヒーショップ

今日は海と夕焼けを見に行った。

普段海のない地域に住んでいるからか、海を見るとテンションが上がってしまう私たち夫婦。
本当は軽く砂浜を散歩して終わりの予定だったけど、夕方になってきて車に乗っていると太陽が眩しく感じられた。
もしかしたら海に沈む夕日が見られるんじゃない?という話になって、急遽車を走らせ展望スポットに行った。

展望スポットに着いたときにはまだ夕日は結構高い位置にあった。
これは沈むまでに時間がかかるねと言いながら、でも海と夕日はすでに綺麗でその場を動けなかった。
寒い風が強く吹くなか、待ち続けた。
そのおかげで、日が沈んであたりが赤く染まる景色を見ることができた。


見れてよかったね、と言い合ってそそくさと車に乗り込んだ。
その時にはもう体が冷え切っていた。

私は体が冷えると気分が落ちてしまう。
急いで車の暖房を入れたけれど、すでに気持ちは下り坂。
段々頭も痛くなってきてしまった。

早く帰ろう、早く休みたい、と助手席に揺られながら思っていた。


そんななか車を走らせていた夫が、偶然私たちの好きなチェーンのコーヒーショップを見つけた。
どうする?早く帰って休む?と聞かれた私は、即座に「(お店に)行く!」と答えていた。


お気に入りのお店を偶然見つけた時の安心感ってすごい。
それまで不機嫌になっていた私は、カフェオレとピザトーストを頼んですっかり機嫌が直っていた。


ちょっとしたことで気分が落ち込む私だけど、逆にちょっとしたことでも回復したりする。
だから、私はお気に入りのお店や物なんかをたくさん持っていたほうがいいなと思った。
気分回復のきっかけをたくさん持っていれば、その分穏やかな時間が増えるから。

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