嫉妬したりもしたけれど、私はげんきです#5
おばあちゃんの家が爆発する夢を2回見た。(どちらもおばあちゃんは避難していたが)
「爆発 夢 意味」で検索すると"感情の爆発"と出ていて笑ってしまった。感情を爆発させながら日記を書いて寝たらこんなことになるなんて、人間の身体というのは不思議なものである。
そんなに感情を燃やした日記をかけた夜があっても次の日は平然とやってくる。
今日は金曜日。いよいよカンヌ最終日だ。
今日はカンヌに行くと決まった時から先輩が予約してくれていたレストランへ。なんとこのレストラン、ミシュラン2つ星!
海外の便利な交通手段No. 1のウーバーに乗ってレストランへ向かった。
僕たちは広告祭に来ているのでそこまで観光はしていないけれど、カンヌの街というのはどこを切り取っても映画のような美しさである。
かと言って洗練され過ぎていることもなく、各所で工事中なのも親近感が湧くいい街なのだが、これで日本でいうと熱海だというのだから驚きだ。
辿り着いたレストランは堅苦し過ぎず、おしゃれに佇んでいてとても可愛らしい場所だった。どの料理も食べたことがない美味しさで驚かされながら、コースの設計に何度も感動してしまった。
想像よりもお料理が出てくるのに、絶妙に食べ切れる量。僕たちは全員大満足だった。
会場に戻ると最後の地下勉強。僕はこの3日間で、FILMのショートリストを全て観て、全てメモした。施策のボードも相当数観て、我ながら頑張ったなと思う。帰ったら「おもちライオン」としてショートリストからグランプリまで付けてみようと思っている。(こちらは日記にはしないつもり)
そして最後の授賞式へ。今年1のブランド、今年1のエージェンシー、そして今年1のFILM。
あの空間は本当に特別だった。毎年メールで届く受賞作からは感じ取れない現地の盛り上がりや熱量を知れて本当に良かった。
グランプリ作品も見れば見るだけ素晴らしさが増し、忘れられない作品になってくれた。
そして高らかと響き渡る「Good bye!!」の声。
ここに、僕の初めてのカンヌが閉幕した。
本当にあっという間だったなあ。
全ての統括は明日の飛行機で振り返ることにして、これからクロージングパーティーに参加してくることにする。
明日でこの日記も最後。
誰かの、どこかに、ほんの少しでもいいので、届くものがあればと思う。
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