リッチキングの凱旋注目コモン評価
ハースストーン最新拡張であるリッチキングの凱旋の全カードが出揃ったという事なので各クラスのタイニーフィン杯(コモン限定構築)で活躍する可能性のある注目コモンについて評価・感想を書いていきたいと思います
各クラスから1枚、例外としてデスナイトはリッチキングの凱旋・アーサスの旅路・コアセットから1枚ずつ、中立も同じ枚数紹介していきます
デーモンハンター
獰猛なアウトサイダー
エメラルドスカイタロンにオマケを付けた性能、盤面処理をこなす最軽量ミニオンなため手札を減らした状態で威力を発揮するグレイヴルーペや治安判事と相性が良くオマケのコスト減はターンを跨ぐためドローした後もハンドの消費速度を維持できる燻し銀
本人の効果も異端なのが足を引っ張る可能性もなくはない
ドルイド
手練れゾンビ
合計1/3/3という呪われたクモも驚きのスタッツに加えミニオンの死亡等に反応するアンデッドや断末魔のシナジー、全体バフの種になりやすいと至れり尽くせり!新たにアンデッド種族のついた墓掘り人は最高の相棒の1人だろう
ドルイドはすっかりランプのイメージが付いてしまったのでここらでアグロもやれるんだぜって所を見てみたい
狂気ポーションはやめて!
メイジ
魔導師の弟子
かの有名な魔法使いの弟子の調整版、下がるのは魔力呪文のみに限定されたためコモン限定という比較的広大なプールでも彼女の真価を発揮するのはやや難しいかもしれない一応魔力呪文には扱いやすいカードが幾つかあるため発見も絡めながら一気にフルバーストを決めれば戦えそう?
かつての弟子と同じくプールの増加がそのまま強さに繋がる期待の新人枠
プリースト
思考喰い
プリーストの感謝が加速するカード、アンデッドシナジーは勿論構築戦においてはデッキの殆どは単体で活躍するカードパワーの高いもので統一されやすいため特にウォリアー、パラディンの様な質の高いミッドレンジ及びミラーマッチでは良いものが盗れるかもしれない
地味にatk3なのでミラーの狂気ポーションへの耐性が有るのが偉い
ウォリアー
シルバーフューリーの猛者
挑発、急襲、呪文&ヒロパ耐性のシンプルかつ攻防に優れた強力な能力に複数トレードも可能なスタッツと6マナコモンを限界まで煮詰めたようなヤツ
1マナで挑発1枚を発見する使えるヤツを知ってるぜ、2マナでランダムに挑発ミニオンを2枚追加する陣形を組め!、2マナで手札のランダムな挑発ミニオンを+1/+1しコピーする筋力増強など手に入れる手段が割とあるためデッキ外からこいつが飛び交う試合が生まれないか不安
シャーマン
不生の勇者
いや…なんかおかしくない!?1体死んだら3/2×3体ってクズ拾い→ヴォルパー(4/4×2)以上のぶっ飛びムーブかましてきてビックリした
弱点があるとすれば3、4マナ、条件付きだが2マナのaoeでも吹き飛ぶタフネスの低さだろう(大体aoeを撃たれてから再展開用にコイツを温存しているだろうが…)除去カードの選択が問われる1枚
パラディン
血の紋章
勇者の紋章、この橋渡るべからずの亜種今回はなんと自傷することで3マナとは思えない破壊力を生み出すのだ!ヴドゥ祭りのアレコレはなんだったんだよ
呪文系統に神聖が付いているのもポイントで塗油の騎士からサーチが可能だがアグロに人権のあるコモン環境で自傷ダメージはかなりのリスクなためできれば扱いやすい生命奪取持ちを強化すればライフロスを帳消しに出来るだろう
ハンター
ショックスピッター
ハンターからは武器(を振る)シナジーを持った獣が登場、元々キャンドルショットやブラッドシーカーのような触れる回数に定評のある武器が存在するため5〜10ダメージの間くらいはまず問題なくいけるだろう
普通にバーンカードとしても扱いやすい他凄まじき狂乱や縫い目の追跡者などでコピーを続け手札にこいつを貯め込み一気に削り切るワンショットキルハンターも不可能ではない可能性の獣
ウォーロック
スコージの資財
懐かしのディスカードが更に扱いやすくなって新登場!今回はなんと破棄するカードが選べるぽかぽか仕様なので同じく新規の歩く死体を掘り起こそう!
ディスカードシナジー抜きでも3マナ2ドローでバリューをある程度コントロール可能な中々扱いやすい呪文なので様々なアーキタイプに採用する事も考えられる
銀食器とボーンウェブのコモン落ちをお待ちしております
ローグ
幽影の一閃
コンボをドロー条件にした代わりに軽量化を果たしたドス。釣りバカフィッシンとよく比較されるがデッキを掘る力なら釣りバカ、ミニオンへの対処や詰めの顔面火力ならこちらで良い差別化が出来てえたり特にコモンにおいては土木作業員に対処出来るカードが増えたのは喜ばしい限り
スタンダード、ワイルドと違いタイニーフィンではやや影の薄いローグだがテンポローグ復活なるか
デスナイト
凍死の男爵
コアセットより3マナ2ドロー2/2のデメリット無しドローソース、デスナイトは様々なルーンの組み合わせで専用のデッキを組む事が可能だがこのカードはルーンの制約無し=全てのデスナイトデッキに組み込める潤滑剤なので入れない選択肢は無いだろう
疫病の一撃
アーサスの旅路より不浄のルーン一つ使用で扱える2マナ5点除去、めちゃくちゃ強いのに武勲みたいな厄介な条件も無ければゾンビも死ねば死体1体にカウントされるためデスナイトのコモンが如何に強力かを物語る1枚
影呪文であるため一部の方法でデッキ外から生み出せる他後述するカードから発見も可能
壊死の葬儀屋
リッチキングの凱旋よりアンデッドの死亡判定で不浄カード1枚を発見する標準スタッツのパワーカード、発見が強力なキーワードなのは言わずもがな発見出来る範囲が狭い=目当てのカードを引きやすいという事でもあるため不浄ルーン2つを使用しなければならない制約以上の働きを約束してくれるだろう
余談だが「自分の前のターンより後に」とは直前の相手のターンと現在の自分のターンを指す、前の自分のターンじゃないよ!
中立
ネルビアンの大臣
中立1枚目は呪文発見をするアンデッド、アンデッドシナジーにより発見した呪文のコストがなんと2マナも下がる!……コストの減少はアンデッドシナジーを介さねばならないが呪文の発見自体には何の制約も無い…自分のデッキに無いカードからという特性を除いてほぼパンダレンの輸入業者の上位互換じゃねえか…っ!ふざけるな…っ!通るかっ!こんなもん…っ!
という訳でタイニーフィン杯禁止筆頭カードの紹介でした
ヴライクルの死霊祭司
2枚目は味方に急襲ゾンビを付与するアンデッド、付与してトレードしても良しとりあえず除去への耐性を付けても良しの柔軟かつハイクオリティなカード味方さえいれば常に2/4/4と考えれば今拡張のアンデッド推しが本気だということが分かるだろう
この手のカードに有りがちなスタッツが低い&付与する断末魔が扱いにくいという弱点をある程度克服したストレスフリーな仕様なのでアンデッドデッキには是非組み込みたい
凄腕の武器商人
最後はアンデッド専用のバフ要員、自身ではなく味方にバフする所がイラストとマッチしていてナイス!テンポ良くミニオンを展開していくのも当然強力だが召喚に反応するので断末魔やトークン呪文で大量展開する際に1マナを先に支払うだけで凄まじいコスパのバフカードとなるコンボ性も兼ね備える
アンデッドはここから始まると言っても過言ではない最初にして最大のアンデッド
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。ここで紹介したカード以外にも多くの素晴らしいコモンがありますので是非調べてみてお気に入りのカードを見つけタイニーフィン杯で遊んでみましょう!
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