儲けやすい形や値動き

トレードするに当たって得意な形、苦手な形が人それぞれあると思います。
今回はその中で僕が得意であり儲けやすいなと思った形がここ最近のゴールドで出現していたので紹介して行きたいと思います。

画像を見てもらった通り今回はペナントを軸としています。
この画像を見てペナントを下抜けていることからショート目線だった方も多かったのではないでしょうか。
ただ、結果としては騙しになりこの後暴騰すると言うことが起きています。
ペナントだけの話ではないのですがブレイクしたからとブレイク方向に走る訳ではなく騙しとなる可能性もあります。
そしてペナントに至っては騙しになる可能性が他のチャートパターンより高い(僕的に)と思います。
ただ、騙しになる確率が高い分騙しを見破るのも簡単だとも思っており、
ある特徴に気付ければペナントでの騙しには引っ掛かりにくくなると思っています。

そのある特徴とは、ペナントをブレイク後ペナントを描いたラインがクロスする箇所をめがけて逆方向に走るということです。
下記の画像を見てもらうと分かりやすいと思います。
クロスする箇所(丸で囲んだ所)をめがけて思いっきし走っていることがわかります。

この動きが儲けやすい理由として、
1.値動きの予測が容易にできる
2.値幅がめえっっっっっっっちゃ取れる。
の二点になります。
下記で噛み砕いて説明していきたいと思います。

・値動きの予測ができる
値動きの予測が出来ると言いましたが
これはどこまで下がるやどこまで上がると言う価格(縦)軸ではなく、何時まで下げて何時からあげると言った時間(横)軸の予測のことになります。

では、どうやって時間軸の予測を立てるのかなのですが、この形はクロスする箇所をめがけて逆行すると言いました。
なのでまずはそのクロス箇所が何時になるかを調べます。
今回は16時でした。(下記の画像参照)
そしたら適当に逆算していくだけです。

例として、16時ぐらいにクロスする箇所まで逆行するのであれば、14~15時の間で押し目(底)を作り、15時〜クロス箇所を目指し暴騰していくのではと言う予測が立てれます。
逆算の仕方としはシンプルでいいと思っており、この形ができる場合はクロス箇所を目指す時にじわじわ時間をかけて上げていくのではなく暴騰して目指すことが多いので30分~1時間ぐらいを上昇の時間と仮定し、その前後で底を打つと言う認識です。もしこの上げる時間にレンジを組んでいたり急落などしている場合はクロス箇所まで間に合わないのでそもそもの前提が否定されるので無駄な期待はせずに下目線に切り替えてください。

結果として14:50分ぐらいに底を打ちその後15時ぐらいを起点に暴騰していきクロスしている値の所には15:35分ぐらいに到達しました。
この時間軸の予測はペナント以外でも活用できるので探してみてください。

・値幅が取れる
値幅が取れる理由として先ほど説明した時間軸の考察ができているのであればこの騙し下抜けは美味しい押し目でしかないんですよね。
その押し目からクロス箇所の間でもかなりのpips幅が抜けておりクロス箇所をうわ抜けたら更に上に走る可能性が高いので値幅が膨れ上がります。
今回だと押し目からクロス箇所まで130pipsその後クロス箇所から更に300pips以上取れていることになります。

・ポジの取り方
いくら時間軸の予測ができていたとしてもポジの取り方が下手だと無駄な損切りなどしかねないのでちょびっとだけ解説していきます。
今から説明するのはこの形限定の話ではなくどんな時も意識しています。
そのポジりかたは
上位足のレジサポを背にゾーンでみて下位足での反転パターンを認識後下位足での直近最安値を背にポジるといったものです。
めんどくさいので具体的な説明は割愛しますが(いつか説明するかも)これを意識するだけで値頃感トレードをなくすことができ、損切りも浅く明確になるのでRRが取れたとてもいいトレードを実現することができます。
後は上昇時間の予想ができているのその前後で上のことを意識してポジるだけです。
今回は予測した上昇時間のところでダブボになっているので2番底拾うだけの簡単なムーブでした。

ここまで長々と書きましたが要するにペナントをブレイクしてもクロス箇所までは逆行する可能性が高いから気をつけようぜ！ということです。
因みになぜクロス箇所めがけて逆行するかわわかりません。
わかる人がいましたら教えてくださいお願いします。

今回はテクニカル分析を解説していきましたが、現状勝てていない人は正直そんな不安定で後付けで解説できちゃうものよりも、絶対的である資金管理方だったりリスクリワードの考え方なんかを学んで立ち回り強化した方がいいと思います。
テクニカル極めても資金管理できていないと勝てないんですが、テクニカルできてなくても資金管理極めれば勝てると思っているので。

・オマケ
その後僕の嫌いなゴミムーブも出たので解説していきます。

基本的にどの通貨も強い上昇時の押し目は4h25maまでつけることが多いです。
つまりその4h25maを下抜けた場合は押し目ではなく暴落が始まる可能性が高くなります。
それでこの画像なんですが4h25ma(赤色)を下抜けているのですが抜けているのはヒゲだけで実体では抑えられています。
これの何がうざいかというと4h確定まで待てば騙されることはないのですがここまで強い下げだと確定時まで待つことができず損切りしてしまうことがほとんどです。
なので既存のポジを損切りした後、これ騙しになるな読みで再度ポジを拾い直すのですが飛び乗りになるので損切りしたポジよりも高い位置で握らされることがほとんどなんですよね。
なのでクソゴミムーブと名付けてます。
ただ、このムーブは下げの否定を意味するのでつまり強い上昇と捉えることができ適当に飛び乗ってもある程度の利益が出ることがほとんどです。
それでも僕は嫌いですけどね！！！！！