〝夢に感染する〟
遅ればせながら、先週金曜夜に放送されたNHKラジオ第一の髙橋源一郎の飛ぶ教室を聴いた。
冒頭の、源一郎さんの知人親子のお話と、それに対する〝夢に感染する〟という表現に心打たれた。
「何か」にふとした偶然でふれ、でも胸が焼け焦げる程の憧れという熱を発することによる感染。
その「何か」にふれられる、出逢える機会があることはとても貴くて、幸せなこと。
でも、源一郎さんが言うように、
それを感じ取る感受性も必要だ。
番組後半の「人生相談室」のお悩みとも関連性があり(でも対照的かな)、重ね重ね心動かされ考えさせられた。
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私は仕事柄、〝夢に感染している〟と言えるだろう人に少なからず会う機会をもらっていて、改めてそのことにも感謝したい。
今の私の語彙力では〝キラキラしている〟としか表現しようがないエネルギーを持った人たち。
そのエネルギーに私も〝伝染〟させられることがままある。
扱っていることや目指す先は違えど、心の内にある熱が共鳴している、そんな感覚を味わうのだ。
そして、そう。
「何か」に偶然ふれる媒体になれるように、
どこかの誰かの胸を焦がす着火剤(火種ではなく)になれるように、
そういう人を取材して記事を書いていきたい私です。
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