見出し画像

自分を語るのが苦手な私の頭の中

知らない世界を自分自身で知りたい。だから世界1周がしたい。

高校生の頃から最近までずっとこう考えていました。



中学1年の夏休み、イタリアに連れて行ってもらった。
初めての海外、長時間フライト。

言葉も何もわからない日本の外、9700kmも離れた土地ではただ歩くだけで、ご飯を食べるだけで、スーパーにいるだけで、、、
当時の私には何もかもが目新しく新鮮だった。


この時から”非日常”と”海外”が大好きに。


それからは家族が長期休みの度にアジアに連れて行ってくれた。ひたすら知らない世界への魅力に引き込まれる自分。


そんな私、中学受験をしていて中学生時代は勉強は懲り懲りに。それもあって多分ほんと何にも考えてなくてただただ学校生活を送り、中3になってやっと行きたい高校を見つけて勉強をまた頑張ってました。

結果的に第1志望は不合格。

この時から気づき始めたけどほんとうに本番や大事な時、緊張に激弱なんです。今も。


そして特に行く気もなく、何も調べていなかった内申点だけで選んだ私立に進学した。高校は入学式の翌日からオリエンテーション合宿。一人1台PCを持つ学校で、早速パワポを使ったワークがあった。


?????????????


パワポってなに?どういじるの?
中学でそんなことやったことない、?何それ???状態。

先進コースだった私のクラスは半数が付属中学から内部進学の子たち。当たり前のように使いこなしてる。コミュニティが出来上がってるのも不安だったし、自分の能力のなさにちょっぴり悲しくなった。ここから公立と私立の差を感じ始めた。

それだけで終わらず、学校生活が始まると普通科なのに英語の授業が全部All English。文法とか習わない。

何も聞き取れない。呪文!!!

Writing課題わかんない!毎回毎回課題多い!全部翻訳頼り!ディベートなんてできない。

すごく海外に憧れてたのに授業で嫌になりすぎて英語が少し嫌いになった。自分の中でこれまでの”英語がわからない”とはレベルが違った(笑)

だけどできない自分が悔しくて、周りに置いていかれるのが怖くて、翻訳機を使いまくりながらも課題や予習をした。さぼって逃げることもできたけどなんとか耐えて授業スタイルに慣れた。

そしてやっぱり海外旅行が好きで漠然とした憧れがあり、数日間オーストラリアの留学生のホームステイを受け入れてみたりオンライン英会話まで始めてみたりした。(ちょとサボりつつもしっかり3年間やってたえらい)

頑固なので ”できない自分” がイヤで悔しくて頑張った。この頃から、できないなりに、分からないなりに、諦めないで目の前のことだけでもいいからひたすらやればなんとかなると思ってる。

自分の意見を持つようになったりプレゼンをするようになったり、SDGsや社会問題の存在を知ったのもこの高校に入ってから。口コミ超悪いしもっとキラキラJKライフ送りたかったなとか思うけど、今となってはこの高校でよかったな〜って思ってる。

そんな高校では、必須課題の論文で ”ファストファッション×労働問題” に着目したり、グローバルプロジェクトで ”カンボジアの貧困や女性の雇用” をについて沢山リサーチして考えた。

この頃からさらに世界を知りたくなってた気がする。
ひたすら社会課題を知るだけで何もできない自分が悔しかったり、実際に体感したことがないから分からなかったり。ソーシャルビジネスの存在を知り、いろんな事例をみてもまだ現場を見たことや感じたことがないからこそ ”この国のこの人たちと〇〇したい” という思いは湧かずにモヤモヤ。

そんなこんなしてるうちに進路選択。

理系の大学附属、理系コースだったからそのまま上がる人や理系に行く人ばかり。特にピンとくる学部も無く、ただ海外に行きたいと考える日々。ままとも沢山ぶつかり合い、ひたすら迷い続けて見つけた

”アントレプレナーシップ学部” (略EMC)

??????ですよね。
アントレプレナーシップ=起業家精神
自分が2期生の代で日本で初めてできた学部

簡単に説明すると 、

”自分の思考と行動で、世界をより良い場所にできると本気で信じる人を増やす”  というビジョンの基に

・分野にとらわれずにやりたいことができる
・教員が多分野の起業家、距離が近い
・講義ではなく実践ベース

で学ぶ学部(?)

・言語化やプレゼン、人前で話すことが苦手だけど社会に通用する自分になりたい、伸ばしたい。
・4年間かけて学びたいことを今すぐに決められない
・生きるため、お金のためだけ仕事ではなくやりがいを感じられる仕事をしたい

こんな自分にぴったりのカリキュラムと学部像で即決。

ここに入るためには色々あってAOの選択肢しかない。これまで一般の勉強をしていたから全てが遅く、エントリーシート提出まで三週間。しかも苦手意識があったGDや面接。

人生で一番頭を捻らせ頑張りました。そして無事、合格!嬉

そんなEMCでは入学してからひたすら自己紹介をやったり ”自分のやりたいこと” について考えさせられ、人に伝えるということをする授業が定期的にある。これがなかなかキツくて未だプレッシャーに感じてしまうことも。

そんな私は、

・世界1周したい
・世界中を旅しながら生きたい
・もっとみんなにも日本の外に出てみてほしい

とずっと言い続けてきた。

高校で貧困について考えている時も大学に入ってからも、なぜ日本では無く外国?と聞かれるこが多々あった。日本のことも大好きだからこそ自分でもなんでか分からなかった。

これは今でもまだはっきりと分からないし模索中。



そして、TABIPPO学生支部に入ってからよく耳にするようになった

”旅で世界をもっと素敵に” ”旅を広める” というフレーズ

このフレーズがなんとなく、なんでみんなにもっと日本の外に出てみてほしいと思うのか。そのためには?をよく分からなかったモヤモヤしていた頭の中をすっきりとさせてくれた気がする。

旅には数えきれないほど、まだ知り尽くしてないくらい良いことがあるけれど一言で合わすと 

  ”人生に新しい選択肢をくれる”

とっても素敵なツールだと思う。



まだうまく言葉にできないけど今の私なりの

”旅で世界をもっと素敵に”  ”旅を広める”

が頭の中にちょっとだけ芽を出してきた気がする🌱

ここまで読んでくれてありがとう;)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?