Veil

ずっと、舞台の暗幕のような厚く重いベールのなかに隠れてたんだ。

一筋の光も、隙間から漏れることのないように。

それが、わたしを守る手段だった。


これまでは。


もう、隠さなくていい。
わたしはわたしのままで、わたしらしく輝きたい。
もうこの厚く重いベールでも、わたしの輝きは隠せない。

さぁ、ベールを脱いで。