てめ~らみてぇな金欠ゴブリンにはこのマウスがおすすめだゾ
もか山です。
pcでfpsを遊ぶ方は、マウスにこだわりがある人が多いと思います。あるでしょ?ないの?マ?
僕もしっかりfpsを遊んでいた時は、コロコロと色んなマウスを試しては売っていました。そんな僕が最終的に辿り着いたのが、2年以上前に購入したRazerのViper Ultimateだったのですが、最近汚れや傷があまりにも目立つので替えのマウスを購入したいなと感じるようになりました。
2年以上酷使されたViper Ult
いい感じの背景がなかったのでぐちゃぐちゃな紙を背景にしてますが、これが僕が使っているViper Ultimate。今ではもう新型のViper V2 Proが出ていますが、金欠の僕は乗り換えることが出来ません。マウスに2万は出せんかな…
掴み持ちでプレイしているせいか、左側面のグリップ部が抉れてしまっています。この窪みで温泉営業できるかもしれない。
グリップテープも最近張り替えましたが、張り替える前は汚れが溜まって酷かったです。
マウスソールも張り替え済みで、張り替える前は削りに削れてボロボロでした。
こんなマウスをいつまでも使っているのは少しアレだな…と思ったので、V2 Proを購入するまでの繋ぎとして新しくマウスを増やすことにした訳です。
軽く、小さいマウスを求めて
Viperシリーズ自体、Death AdderやG703hなどと比べるとサイズが小さめで、競合のGProと比べても背の高さが低かったりとだいぶコンパクトなマウスです。そんなマウスを気に入って使っていた僕ですが、最近ふと手の全長を測ってみると大体17㎝しかありませんでした。日本人男性の平均は大体18cmらしいので、僕の手は小さいことがわかります。だからこそViperがフィットしていたんでしょう。
この事実が発覚してから、とにかく小さめのマウスを試してみようということで色々と探しました。
まず、ViperといえばViper Miniがあります。
Viper Ultを使っていたのでコレに移行するのを1番最初に考えて最後まで悩んでいたんですが、3年ほど前に同じセンサーを使っているDeath Adder V2 Miniを使ってセンサーが微妙だったことを思い出して没にしました。
ZowieのS2-Cも考えたんですが、有線でこの値段はな…と躊躇。
Viperを使ってからでは重さも気になってしまうかもな…と考えた結果没にしました。
出会う。激安の、最強マウス
Amazonで色々とマウスを見て回って、最終的に見つけました。神マウス。
僕のような金無しアズカバンでも購入できる高コスパな軽量小型マウス。
それがコレ。
Cooler MasterのMM710だ!!!!!
見てくださいよこの値段。2950円。破格でしょ。
本体はこんな感じ。テカテカしてますね。一応Amazon限定モデルはマットな仕様になってるんですが、そちらにすると値段が倍近くなるのでやめました。
Viper Ultと比べて
例によってぐちゃぐちゃな紙が背景ですが、Viper Ultとの比較。
だいぶコンパクトなマウスということがわかります。
Viperは背中が低いのに対して、MM710は背中が盛り上がってますね。
正面。見た感じ横幅も少し小さそう。
お尻を合わせて全長の比較。こうして見るとだいぶ小さいですね。少し不安になってきました。
基本性能
基本的な性能は以下の通り。
https://www.coolermaster.com/jp/ja-jp/catalog/peripheral/mice/mm710/
センサーはPixArt PMW3389。最大DPIが16000とこの価格のマウスとしては十分すぎる性能。迷っていたViper MiniがPixArt PMW3359で最大8500DPIだったので、Viper Miniより安く、センサー性能は上であることがわかります。よってトラッキングスピードもMM710の方が上。(400>300)凄すぎ。まぁRazerはブランド的にコストが
因みにViper Ultには、RazerがカスタムしたPixArt PMW3399センサー『Razer Focus+ 20K』が搭載されており最大20000DPI、トラッキングスピードは650IPSです。大きな価格差があるのにここまでにじり寄っているのは素晴らしいですね。Viper Miniも見習ってくれ。
僕が重要視している、LOD(リフトオブディスタンス=マウスを持ち上げた際にセンサーが反応しなくなる距離)も2mm以下でソフトウェアでカスタム可能らしい。とても助かる。
ポーリングレートは一般的な数値。スイッチもオムロン製の物を使用しています。そして驚くべきはもう一つ。本体重量が53g(ケーブル抜き)。もはやFinal Mouseですね。Viper Ultが74g、Miniが61gなので、だいぶ軽いです。
ただ、少し不安なところがあります。センサーやスイッチなどのハードウェアではないですが、マウスソール。コレの評判が悪く、処理が甘くてちょっとガリガリらしい。マウスパッドが傷つくとの声も。そんなに?????
まぁでも使ってみないとわかりません。
Master Plus(管理ソフト)
早速PCにマウスを繋ぎ、公式からソフトをインストール。完了したら勝手にファームウェアアップデートが入りました。楽ちんだね。
どうやらこのアップデート、以前にDPIが大幅にズレているという事実が発覚して配布されたものらしい。
ソフトの設定項目はこんな感じ。
ここからDPIやポーリングレート、クリックの応答速度などが設定できますOSのダブルクリック速度や感度が変えられるのは面白いですね。
DPIは100刻みでしか設定できませんでした。上下で違うDPIにもできません。
マウスボタンも色々と変更することが出来ます。僕はDPI800で固定しているので、真ん中のDPI変更ボタンは無効化しました。
マクロやプロファイルは説明を省きます。
早速使ってみよう!!!!!
Valorantの射撃訓練場で適当に使ってみましたが、どうも感度がいつもより低い気がしました。無線から有線になったことによる勘違いかと思ったんですが、ゆっくりと振り向きを確認してみると、Viper Ultと比べてマウスの移動距離が長く、DPIのズレを確認できました。ファームウェアアップデートで良くなったとはいえ、多少のズレはあるようです。また、LODは少し高いように感じました。
そして問題のマウスソールは微妙な感じ。ガリガリとはいかなくても滑りは悪いなと感じました。
そのほかの動作は良好。ローセンシの僕でも、そもそものケーブルが柔らかく、かつマウスバンジーと結束バンドのお陰でケーブルが邪魔になることは特にありません。不安に感じていた大きさも、背中が盛り上がっているおかげでしっかりと手にフィットして問題ありませんでした。いいわね~
ただ、このマウスにはグリップが無く、表面もツルツルなのでめちゃくちゃ滑ります。コレはけっこう辛い点かも。
問題点を解決するぞ!!!えい!!!!!
まず手汗で滑る問題を解決するためにコイツを買いました。
グリップテープ!!!!!
僕が購入したのは6角形タイプの奴で自分好みに貼り付けられます。コイツを指でホールドする部分に貼り付けていくと…
こんな感じ。グリップ力が増してホールド性が高まります。最高~~~!!!
次はマウスソール。Viper Ultのマウスソールが余っているのでソイツを有効活用したいと思います。つまり…
重ね張り!!!!!これで滑りもよくなるしLODも短くなって一石二鳥です。
一応交換用のソールも販売されているのでそちらのリンクを貼っておきます。
さ、コイツを試してみるとするかな…
カスタムしたMM710の実力を試す
Valorantのデスマッチを回してきました。今まで通りの感覚でマウスを振ることが出来たので、本当にコスパがいいと思います。
DPIのズレ(疑惑)もゲーム内感度を少し上げてやれば解消できるので特に問題なし。センサーの飛びもなく良好です。
貼ったグリップテープもしっかりと機能してくれており、このマウスを使うなら必需品といえます。また、重ね張りしたソールのおかげでマウスが動かしやすいということもあるので、気になる方は替えのソールの購入をおすすめします。
ただ、やはり有線のマウスなのでやはり線が気になってしまいます。動画を見てもらえばわかりますが、振り向くのに何回もマウスを振ってしまっているのは線が気になってマウスを思いきり振れていないためです。これは慣れが必要ですね。
結論
このマウスを買うべきなのは、手が小さい人、軽いマウスを試してみたい人、そして何より金欠の人だと思います。このクオリティのマウスが3000円せず購入でき、扱いやすいようカスタムしたとしても5、6000円と非常に安価で済ませることができるのは、我々金欠PCゲーマーにとっては何と嬉しいことでしょうか。
有線であるということがネックですが、価格を考えるとそんなことどうでもよくなります。マウスバンジーやモニターのアームなどにひっかけてしまえばあまり気にならなくなるので、有線だからと渋る理由にもならないと思います。安いし。
ただ、マウス単体ではソールの問題やグリップが無く手が滑りやすいという課題があるので、気になってしまう人はカスタムが必須です。
これらを踏まえて、MM710はおすすめできるゲーミングマウスだと僕は考えます。
記事を書いた人:もか山
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