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マルスの安ウイスキーをガチ飲み比べ

なお、岩井に関しては↓でやってるからね〜

今回3本持ってきやした
  • 3&7

  • ツインアルプス

  • 岩井トラディション

基本的に原材料は

  • モルト、グレーン

で統一されており、それ以外はラベルより読みとれない。ただ

3&7

  • 原料原産地名: 英国製造、米国製造、カナダ製造、国内製造(グレーンウイスキー)

ツインアルプス岩井

  • 原料原産地名: 英国製造、カナダ製造、国内製造(グレーンウイスキー)

となっており、3&7に関しては米国製造のウイスキーが入っているのが異なっている、これはおそらくバーボン系と思う。

シャッフルして飲んでいくので、ここから「左」「中」「右」という表記で行くわよ!

色み

ほぼ変わらない。

香り

  • : バニラ感があり、なかなか膨よかである。複雑な香りはあんまりない。直線的だ。

  • 基本バニラなんだけど、ややくすんだ感じというか複雑な感じもある。左の奴よりは混ざり気を感じる

  • : これは左の奴とほとんど変わんねえなあ…バニラっぽい、ややウッディーさが強いかな

  • : 結構アルコールの刺激がある。バニラ感はあるがストレートで飲んでるとちょっとキツいかも

  • : 左よりは飲みやすい。甘味がしっかりありストレートで飲んでも飲み負けない

  • : これもちょっとストレートでは厳しい。左よりは、ややいいのか、いや、難しいなこれ、どっちも似た感じだが独特の安酒感はあんな..

  • : 氷を入れれば、ちと飲みやすい、基本バニラ系がシマって飲みやすくなる例のアレ感。

  • : 味はやや穏やかになる。なんだかんだ薄まっちゃった感じはある。

  • : 氷を入れてもこれはあんま雑味が取れねえなあ…

答え合わせ

  • : ツインアルプス

  • : 岩井

  • : 3&7

感想

ストレートで飲んで圧倒的に飲み易いのは岩井だ。ツインアルプス3&7はストレートではちょっと刺激が強くてこれは無理やった。ただ、ツインアルプスは冷やすと甘味が開いてくるのでロックではうまいと思うしソーダは今回やってないんだけど、おそらくソーダも対応できると思う。
3&7は何ともいえない味わいだが、比べてみると確かにウッディーさが強い。独特の安酒感と書いたのは昔の安ウイスキーといえばバーボンって感じもあったので、多分それなんだろう。納得がいきました。

総評

全体的にバニラ感が強いのはどれも変わらないので、そっち系がまず好みかどうかでチョイスするかどうかが決まるだろう。

「岩井」は、この価格帯でストレートでやってそこまでうまいブレンデッドってのはあんま無いので、手に取ってみてもいいとは思うが込み2500円前後だと他のウイスキーも余裕で候補に入るので、もう後は好みである。

「ツインアルプス」はハイボールとかでヤってどうかという所が勝負になってくるだろう(あくまで個人的な話)。価格帯としては、やや高めであるから、そこをどう考えるか。やっぱデュワーズとかのものと比べると高くなってしまうが、ここまでのバニラっぽさを出せるものがあるかというとこの値段ではどうなのかなあとは思う。

「3&7」は評価がムズい。時々激安で売られる事もあるから、そういう時に引いてみるのもいいかもしれない。「安っぽいバーボンのちょっとマイルドな奴」というのを狙うみたいなかなりニッチな需要には答えられるかもしれないが…

まとめると、安いウイスキーは対抗馬がかなり存在してしまうので立ち位置を確立するのは難しいもんだなあと思う。そういう中では「岩井」はやっぱようやっとるで

まあ、根本的には安いグレーンを主体にしているので、どれも味が似てくるといえばそうなんだけども(おそらくこの3本はグレーンの部分は共通の原酒だろう。ただ、割合は安い奴は多くなってるとは思うが)、グレーン以外のモルトの配合がどうなってるかで値段が変わってくるんだろうね〜


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