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2024/02/24 何の子になりたいか

・特別な技術で連休を引き延ばした。


・2/23(金)、日が暮れる頃に起きた。寝るのを諦める。とりあえずマック(マクドナルドの意)に行く。
週末なのに人が少ない。ポテトを食べたり、熟成された本を読んだりする。本は誕生日に友達からもらったもので、自分で買うより趣味に合っていた。

帰りながら今まで入ったことない店に寄ってみる。夜遅い時間で比較的静かなエリアでも人間が存在してると分かってよかった。


・2/24(土)、日の出の時間に合わせて散歩。去年のGWに見つけた庭園に行ってみる。たしかその時も、眠れなかった日に行くあてを探して見つけたのだった。

相変わらず良い場所だった。半分くらいは庭園内を流れる小川が見たくて行ったけど、肝心の水が流れてなかった。人工的に流してるみたいだけど時間帯も決まってるんだろうか。

前回訪問時の朝日を浴びたみずみずしい新緑の記憶が強かったから、葉のない木々が目立つ景色に少しもの寂しさを感じた。でもたしかに梅の花が咲いていたり、何らかの木に何らかのつぼみがついている。2月は静かな動きのある季節なのかも。

・西馬込駅に向かう。都営浅草線でしか行けない駅で、過去に1回だけ降り立ったことがある。東京に憧れていた大学生のころは地元との往来に羽田空港を使っていたから、「馬込行きは乗らない電車」というイメージが強い。でも今日は乗る。

西馬込駅を出て大きな道路沿いを歩いていると、多数の車屋さん(広義)が立ち並んでいることに気づく。絶え間なく車が通る様子もあいまって、見知らぬ地方都市に来たような感覚に包まれる。脳だけが旅行に来た気分になっていてバグりそう。

似たような景色を静岡駅の近くで見たことがあるな……と思いつつGoogleマップを開くと、目の前に広がる大きな道路は国道1号だと判明した。静岡駅前にも国道1号が通っているので、妙な既視感はあながち間違いではなかった。日本の原風景。

・駅から十数分、ずっと気になっていた美術館へ。

川端龍子(かわばたりゅうし)という近代の日本画家が建てた私設美術館で、今は大田区が管理している。展示室では龍子の作品が数点と、大田区に関連する企画展が催されていた。

龍子の作品、とにかく大きい。大作主義らしい。わたし自身そこまで日本画を見慣れているわけじゃないけど、今まで見てきた日本画のどれよりもはるかに大きかった。大きな絵はそれだけで迫力があって楽し〜〜〜〜❗️というシンプルな気持ちを思い出した。

・龍子公園の案内に参加する。(ここがサビ)
龍子の自宅とアトリエがあって、ガイドがいないと入れない。

建物の至るところに龍のモチーフが使われているらしい。「自宅の形を上から見ると昇り竜のようにも見える」と説明を受けたときはさすがにストーリー性が強すぎると思ったけど、案内が終わった後は本当かもしれないとちょっと考えを改めた。

それにしても、なんでそんなに龍にこだわったんだろうか。受付にいた方に聞く中で、龍子という雅号の由来を教えてもらった。ものすごくざっくりと言うと、家庭環境に対する負の感情が「自分は龍の子である」という気持ちに昇華されたらしい。その経験がアイデンティティとなり、建物にも反映されているんだろうか。

繋がりのありそうな情報を得た一方で、由来を聞いてハッとした。わたしは無から生まれたことになりて〜と思っているから、似たような感情を持った時に龍を選んだ人との違いを(勝手に)感じ取った。
龍はかっこいいからわたしも好きだ。わたしも無とか厭世じみたことを言うより、何の子になって生きたいかよく考えた方がいい。

それにしても、美術館のスタッフに質問できたのがすごくいい体験だった。美術館に行った時に質問したくなる時はよくあるけど、どこの誰に話しかけてもいいか分からないことが多いから。


・帰りにスマホの充電がなくなった。スマホにICカードを託しているのに、荷物を軽くしたくてモバイルバッテリーを持っていないのだ。ろくに試験を受けないのに「試験に持ち込めないし……」と言う理由でApple Watchも持っていない。

コンビニでバッテリーをレンタルをする時にトラブルがあり、対応しているうちにスマホが力尽きた。

まだ手段はあったけど、スマホから解放されたくて充電せずに帰った。家にスマホを置くと心配になるから、0%の状態で持ち歩いた方が気楽だな。


・アイシナ

わたしがえらい人だったら国宝にしてる回


・XlamV(読み:クランヴ)の話をしたいけど、ドラマが今週で一区切りらしいから感想は次にして、オンリーショップに行った写真を貼ってお茶を濁します。

地球…?

アニメイト渋谷に向かいながら謎の既視感を感じていたのだけど、アニメイトの場所が無限大ホールと同じ建物だった。

あと、2nd EPの「raise」のリンクも貼るね。みんなはもう聴いたと思うけど、念のため。

彼らはデビューしてからずっと事務所の揉めごとに悩まされている。ここでSaid thatみたいなド直球な歌を持ってこれるのって超アグレッシブだな……


ぴったり