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1/29、2/5 二週連続神奈川日記
1/29(日)
横浜で映画を観たあと、鎌倉に行ってみた。
鎌倉に行くのはこれが初めて!
行こうと思えばいつでも行けるしな……(ただし気合が必要)と思う場所に限ってあまり行かないあるあるが発動してる。
この日の目的は鏑木清方記念美術館。
昨年わたしは新版画のファンになり、
好きな作品や画家のことを調べるうちに、新版画で好きな画家の多くは鏑木清方という日本画家に弟子入りしていたことがわかった。
関東にあるのなら見に行くしかない……!ということで、鎌倉の観光名所をスルーしつつ美術館に向かう。
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人が多くてワロタ
道が狭くて食べ歩きのお店が多い。人も多い。でも食べ歩き用のスペースは足りてないから道に人があふれている、というキャパオーバーしている感じの観光スポットだった。日曜昼だからというのが大きいだろうけど、歩くのも大変だったなー。
通りからひとつ角を曲がると、急に静かな住宅街に入る。少し歩くと美術館が見える。
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館内にはほとんど人がおらず、すごく静かで落ち着きのある空間だった。
メインの展示室がひとつだけあって、そこで企画展が開催されていた。普段から収蔵品を中心として企画展を構成しているのかなー。
印象的な絵がいくつかあり、特に良かったのは教誨。
元ネタがあるかは分からない。所蔵品データベースの解説を読む限り、テーマに沿った創作に思える。でも、そりゃ今も昔も家出少女はいるよね……そうだよね……となぜか感情移入した。
他には、写生帖とかスケッチとか下書きとか、作品ができる前の状態が多めに展示されていたのも良かった。個人に焦点を当てる展示じゃないとなかなか見れないかも。
そしてやっぱり完成形が上手い人はスケッチも本当に上手い。Twitterで絵がうますぎるひとが「落書き〜」て言ってうまい絵をあげるのもこういうことかもしれない。
今のわたしなら、そのレベルの落書きができちゃったらそのまま静かにTwitterに公開すると思う。
展示されていないものも含めて一番好きだったのは、ポストカードとして販売されている「光のどけき」という作品。
伊東深水の美人画を初めて見たときの
うわーーーーーーーーーーーーー(良すぎる)
という気持ちを思い出した!鏑木清方は伊東深水の師匠でもある。
この作品は3月からの企画展で展示されるらしいから、3月も鎌倉に行く用事ができた。
じっくり鑑賞したあとはささっと帰った。大仏が怖い物としてはぜひとも鎌倉大仏を見ておきたかった。次は平日に行きたいな!
ちなみに展示室の近くの小部屋は美術関連の書籍コーナーになっていて、大きな机の上には鏑木清方の作品集が置いてある。
とんでもなく大きくて分厚い、図書館でもあまり読まれていなさそうなあのエリアの分厚い本くらいの大きさ。値段は6万円くらいだった。
6万円の画集を実際に見てみたいひとにもおすすめ。もし気に入ったら買えたはず。
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画材コーナーはほぼ唯一の撮影可能エリア。
「日本画は岩絵具を膠で溶いたもので描く」というのは知ってて、浮世絵の展示だと岩絵具もよく見かけるけど、膠は初めて見た。
美術予備校のYouTubeチャンネルを見たおぼろげな記憶だと、臭いらしい。
2/5(日)
土日のできごとばかり書くのは、限界家ワークだと目の前のPC画面以外の刺激がないからです!
アメリカンな朝食を食べた
朝食というかブランチメニューだっな。
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卵料理が選べてうれし〜〜〜。ホテルで食べるアメリカンブレックファストって感じ。
サイドのじゃがいもが想像以上に重く、胃がおわりそうなくらいお腹いっぱいになった。
新版画を見てきた
大田区立郷土博物館で特集展示を見てきた。
※注:長文オタク
川瀬巴水・高橋松亭の作品が展示されている。入場無料だよ!
この特集展示の推しポイントは、すごいデジタル処理技術(要約)を使って印刷された作品が本物と一緒に展示されていること。
すごい技術とは言っても、やっぱり生で本物を見るのとは違うでしょ!空摺とか、きらきらの箔を乗せたやつとか……と思っていたけど、実際に本物と見比べても全然違いがわからなかった。
もしこれを本物として展示されてたら気づける自信がない。
あまりにも違いが分からないから、なんでこんなにすごい贋作を一自治体が作って、本物と一緒に並べてるんだ……!?!?と混乱した。(贋作ではない)
上記のサイトには新版画誕生のきっかけをオマージュしたようなかっこいい理由が書いてあったけど、新版画には作られてから100年くらい経つものもあるし、展示される機会も多いだろうから、長期的な保存を考えてのことかなぁ。
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川瀬巴水と同じポーズをした
ひとしきり褒めたあとに言うのもなんだけど、展示を見終えてからずっと考えていることがある。すごい印刷技術とは別に、展示方法が微妙で本物と見分けがつきにくいかもなーーと思うところがあった。
ひとつめ、展示室内が暗い。
新版画を見たの初めてか?って感じの感想だな。
浮世絵や新版画の展示では、褪色を防ぐために展示室がわりと暗めになっていることが多いけど、
それを加味しても、今まで行った展覧会の中でもけっこう暗い方だった。その状況に上手く慣れなかったのかも。
印刷された作品の中には、元の作品で空摺(絵の具をつけずに摺って紙に凹凸をつける技法。ざっくりいうとエンボス加工みたいな。)されていそうな部分があったから、デジタル処理での再現はどうなっていたのか、光の反射を利用してもっと細かく見たかったなー。
特に空摺は図録やネットに出回る写真では消えてしまうところで、実物を見る楽しみでもあるので……。
ふたつめ、本物と印刷したものが見比べにくい配置だった。
新版画や浮世絵展覧会で別摺(同じ版木を異なる色味で摺った作品のこと。ざっくりいうと色違いバージョンみたいな。)や原画が一緒に展示される時は、壁に横並びで飾られることが多い。
でも今回の展示では、印刷された作品が壁にかけられていて、本物は少し角度のついた展示ケースに入っていた。垂直と水平なイメージ。
やたら暗いのも相まって、見比べるのが大変だった。
でもこれは、展示室がそもそも小さめだったから、工夫した結果こうなっているのだろうな〜と感じる配置だったので、工夫してたくさん展示してくれてありがとうという気持ちもある。
欲を言えばもう少し近くで見たかったです!!
そういえば、展示室内に置いてあるフローティングギガビューアという機械が楽しかった。画面に手を触れずに画面を操作できる近未来的なやつ。昔のアニメにありそうなあれ。操作するだけでも楽しい。
展示作品のうちいくつかの絵を驚くほどの高倍率で観察できるし楽しいから、視力に自信があっても使ってみたほうがいい。
資料として川瀬巴水の写生帖や雅号印も見られたから、川瀬巴水推しとしては総合的に満足な展示だった。
先週、鏑木清方記念美術館に行ったばかりだから、川瀬巴水は師匠からどんな影響を受けたのかな〜と想像しながら見るのも楽しかった。
それと、新版画の展覧会を血眼になって探していなければこの展示の存在に気づけなかったから、もっとアピールしてーーー!
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その後はなぜか横浜にいた。
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横浜のあのへんで一番好きなの、くじらのせなかかも。
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いまだにメリークリスマスしてたらどうしよう……と思って近づいたら Welcome to Yokohamaだった(よかった〜)
〜最近みた動画のコーナー〜
・オモコロウォッチ
むかし数回きりで更新が止まってしまったオモコロウォッチが復活してうれしい。普通の雑談だから身構えずに聴ける。
この回で「幹部レベルでギスギスしてたら終わり」とか「人の上に立つからこそコミュニケーションには気を遣う」みたいに言ってたの、自分を取り巻く環境を見ても半分くらいは納得できるんだけど、
好感度が上がる事象の裏を返せば、永田さんが言ってたような悪代官ぽさがなくても「使用者は労働者を搾取するもの」という考えが無意識にしみついてるのかも、と思った。
わたしがそうやって疑いすぎなだけですが……
・Rap Guerrillaの新しいやつ
We The BAE起こすguerrilla〜〜〜が新チームの分まで聴こえてくる(願望)。9分もあるのに長さを感じさせない作りがいいな〜。
Rap Guerrillaは第一弾の時からすごく好きな曲のひとつで、曲全体で統一感のあるビートにチームごとの色を乗せている雰囲気が好き。
そこに新チームが来てさらに華やかになって聞き心地がいい!
投票型のラップ系コンテンツとしてどうしても頭によぎってしまうのだけど、ヒプマイでDivision Rap Battle+が出た時もナゴヤとオオサカが他のチームに比べてメロディアスなトラックで驚いたから、そのことを思い出した。
差別化しようとすると派手めになりやすいのかな。
この曲だとナゴヤのトラックがとても好き
そういえば、ヒプマイは既存チームの全体曲が多くて、PLUS ver.を全部リリースするのに数年かかってた記憶がある。
全体曲への配慮やバトルにおける既存チームとの差、既存キャラクターとの関係性の複雑化も考えると、途中でチームを増やすのは大変な決断だな。リアルに数字が見えるわけだし、ファンにとっても世知辛い。
・KERの英語ハック系すき
以前からインスタやYouTubeでショート動画をチラチラ見ていたけど、KERのPodcastを聴きはじめたことがきっかけでYouTubeも観るようになった!
レストラン用のテンプレートはちゃんと使えそうなのに古の2ちゃんねるの安価みたいな雰囲気があって好き
そういえばチェンソーマン1部を読みました!!!!!!
感想:まぁ、そっか、まぁ、ね…………………(アニメから入ったマキマさんのオタク)