2022/11/12 世間に見つかった！
歯医者に行った。
待合室でスラムダンクを2〜3話分読んだところで呼ばれた。読み始めて2年くらい経つけど、献血と歯医者の待合室でしか読んでないからまだ4巻に入ったばっかり。いつかまとめ買いしそうな気もするけど、読み終える日は来るんだうか。
前回、治療の選択肢について説明を受けた。
この状況だとほぼ自由診療コースかもな〜と思いつつ、持ち帰って考えたいと伝えた。そしたら丁寧に比較表までもらったけど、家に帰ってから一回もあの紙を広げていない。家で考えるというより、心の準備と予算のやりくりを考えたかった。
治療を受けてる間はFGO一部終章でのマシュ・キリエライトのことを考えていた。皮膚科で痛い施術を受けるときも同じことを考えていたかも。
痛みを伴う（かもしれない）治療のときは気をそらすことに注力している。
こういうときは「俺は不死身の杉元だ」と考えるとよい、とTwitterで見かけたけど、わたしは杉元になれるほど勇敢じゃないな…と思って、まだできていない。
みんなはなんらかの治療中に考えていること、あるのかな……。あったら教えて……。
料金を一括払いしてしまってアーとなった。分割払いはまどろっこしくて苦手だからこれでいいんだけど、やっぱりアーーーとなる。でも自業自得で発生した出費だから仕方ない。未来の自分に投資してると思って気を保ちたい。
歯医者を出たその足でケーキ屋さんに向かった。
地元に愛されてる小さなケーキ屋さんという感じで、なんでもおいしいからよく通っている。歯医者の直後に甘いものを買いに行くの、すごく背徳感があって楽しい。
まだお昼なのに、ほとんどの商品が売り切れていた。焼菓子にいたっては1個しか残っていない。なんか変だなと思いつつ、とりあえず残っていた焼菓子を買った。
店員さんに聞いたところ、テレビで紹介された影響でチーズケーキがよく売れているらしい。チーズケーキの貼紙が多かったのはそれかー。
小さなお店だから仕方ないと思いつつ、特定の商品のおいしさが世間に見つかってしまったことで、普段の商品に十分にリソースを割けなくなったであろうことが寂しい。
というか、チーズケーキってこの店の中でもそんなに単価が高くない方では……？でも全部売り切れる方がはるかにいいのか……？とか、分からないなりに色々考えていた。
でも、お店にとってはまたとない機会かもしれないから、落ち着いたらいつものケーキやパンもたくさん作ってほしいな〜。
わたし自身、さまぁ〜リゾートかアニメのリアタイ以外でほとんどテレビを観ないからあまり実感が湧かないけど、テレビの影響ってまだまだすごいんだな。
ここ数年、街でよく見るようになった「SNSの総フォロワー数○○○万人！」「○○万RTされた」みたいな煽り文句に不思議と惹かれないな…と思っているので、現実世界でSNSバズをアピールすることに実際どのくらい効果があるか分からないけど、
テレビは「テレビで紹介されました」だけでその威力を発揮している気がする。番組にもよるのかな。
昔、地元でも同じようなことがあった。
地元では比較的有名な飲食店が実家の近くにあって、好きでよく行ってたんだけど、全国放送で地元出身の芸能人がその店を紹介してからやたら混雑するようになった。
普段通りの混雑に戻るまで3ヶ月くらいかかったかも。特に観光スポットでもなかったのに、みんなよく行くよなーーと思ってた。
おいしさが世間に知られたことで好きな店に通いづらくなって寂しかったけど、混雑の期間を経て、店員の接客態度が明らかに良くなったのはちょっとおもしろかった。
接客態度が悪いというほどではないけど、ゆる〜い感じだったから、行かない間に色々あったんだろうなーと察した。
絵を描きながらビバレンの生配信を観ていた。ついにオーディションの結果発表だ。
見終わったあとのカタルシスが不思議な感覚だった。阿鼻叫喚とか悲喜こもごもとか、そういう気持ちになると思っていたけど、全然そんなことはなかった。ハッピーエンドの物語を見た気分。
そう感じたのは、作品やキャラクターに対してキャストの方々が愛を持って関わっていることが伝わってきたからだと思う。それと、番組の進行にめちゃくちゃ安定感があって、安心して楽しく視聴できたのもすごく大きい！
デビューが決まったXlamVのメンバーたち、自分の好みとは別に「アイドルグループとしてこうだったらいいな」と思っていた組み合わせにかなり近いから嬉しいな。
推しのみおくんは負けたけど、それはそれで"人生"を感じられるのでわたしは好きだ。
ビバレンの存在を知って応援していたのが半年とちょっと、かなり楽しかったけど、もっと早く知りたかった。
わたしはアイドルや実在の人間を推すことを基本的に避けている。いつスキャンダルが起きるか分からないし、いきなり解散や引退するかもしれない。二次元コンテンツでもアイドルは過去が重かったり人間関係で揉めたりするから……。
でも、推すことにはそのハードルを乗り越えられるほどの喜びがあるんだなーー、と改めて気付かされた。
これからの展開も楽しみだけど、やっぱり、1年間も若者を広大な地下施設に閉じ込めていたライゼンプロダクションはちょっとどうかと思うので、オーディションに関わった子たちには十分な自由を与えてほしい。
この間の月食、スマホ用の望遠レンズをつけたりしながら観察していた。雰囲気だけど意外と見えるもんだなー！
