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2024/05/12 カキツバタウィーク


涼しいうちに全部行く

いろいろと美術館に行った記録(抜粋)。
ぐるっとパス2024の利用記録も兼ねてる。

・泉屋博古館東京

ぐるっとパスの利用で入場無料。
企画展「ライトアップ 木島櫻谷」を鑑賞した。
(人名の読み:このしまおうこく)

Twitterで展覧会の告知ツイートを見て、尾形光琳の燕子花図(かきつばた・ず)のような、とにかく美しい金屏風があると知って観に行った。
これがすごく良かった!

人の家に飾るために描かれたのすごすぎる

もともと金屏風が好きなこともあり、最初の展示室にずらっと並ぶ5双の屏風を見られただけでも満足したけど、動物画も素晴らしい。

動物画の展示室はふたつあった。そのうちのひとつでは、他の浮世絵師の作品とともに、櫻谷によるリスやふわふわの子犬の掛軸が展示されている。
櫻谷は近代の画家で、浮世絵の円山四条派の系譜にあるという。たしかに、このふわふわすやすやコロッコロのパピーは、円山応挙とか長沢芦雪の感じがあるわね……と思いながら眺めていた。

帰ってから調べてみると、やっとその展示の意図がつかめた。

円山派は円山応挙から始まった。応挙が生み出した「生写し」という表現が円山派を通して四条派にも受け継がれるなか、それぞれの流派で描き方の傾向に差が出てくる。
ふたつの流派は後に「円山四条派」とまとめて呼ばれるようになったが、その流れを汲む櫻谷にはどちらの傾向が見られるか?と問いかけていたのがその展示らしい。

詳しいことはプレスリリースの2章に書いてあります。(いま書いたこと、美術館の解説とほぼ同じこと言ってるな)


わたし、浮世絵師の流派を知らなすぎる。
けっきょく流派による傾向(加筆と減筆)も判別がつかなかったのだけど、展示されていた他の絵師の作品を思い出す限りでは、どらちの要素も取り入れられていたのかなぁと思う。

もうひとつの展示室は櫻谷の作品のみが展示されていて、写実的な動物画がメインになっていた。屏風に気高いライオンとトラが描かれていたり、鹿の掛軸が並んでいたり。ナイトミュージアムならそのまま動物が出てきそうだ。

動物の絵に人間的な感情表現が入っているという解説があまり理解できなかった。でも、美人画を見たに感じるような空気というか、動物たちが静寂の中で何かを考えながら佇んでいるような雰囲気を感じたので印象深い。
↑人間的な感情ってそういうこと……!?!?

展示数はあまり多くなくて、でもそれぞれがあまりに良かったから、3〜4周しながらじっくり観察した。展示室のガラスが光を反射しにくいように工夫されているようでストレスなく見ることができる。
すごく良い展覧会だったけど、唯一の後悔といえば、わたしがシャツにハンバーガーのソースをつけたまま入館してしまったことかもしれない。本当にあれはショックだった。


・根津美術館

ぐるっとパス対象外。

泉屋博古館東京には尾形光琳を意識したと思われる屏風があり、こちらにはそのオマージュ元の屏風がある。

とにかく庭がすごかったねえ。今まで行った私邸跡地の美術館のなかで一番の広さかもしれない。それなのに表参道駅から歩いて行ける距離にある。
しかも茶室が4つある庭園って初めてだった。根津さんのことや庭に対するこだわりをもっと知りたい。
→財閥の創始者だって。なるほど…………


初めて行った美術館なんだけど、燕子花が咲くこの時期に燕子花図の屏風を展示していることは知っていた。毎年恒例の目玉企画だと思われる。

いちばんの見どころである燕子花図屏風は、泉屋博古館東京で見た燕子花とたしかに違っていた。
櫻谷は燕子花そのものをしっかりと観察して描いたんだな、と思った。


そしていま思い返すと、わたしは燕子花図屏風よりもその隣にあった「桜芥子図襖」のほうに惹かれていたな。

「桜芥子図襖」は川端龍子が所蔵していたもので、数ヶ月前に訪れた龍子記念館で龍子公園のガイドツアーに参加したときに襖絵の再現(複製品)を見たのだ。今回、その本物が見られた。

てっきり龍子が描いたと思っていたら、琳派の系譜の作品らしい。
自分で襖に絵を描けるのは画家の特権だな!て思ってたけど、江戸時代の美術品を自宅の毎日使うところに飾っていたとなると、また違う方向ですごい。

この写真の襖絵は龍子公園にある複製品

目玉企画のほぼ最終日かつ土日だったこともあってか、館内は賑やかだった。静かな場所を愛するわたしは人の多さに気圧されてあまりじっくりと鑑賞できなかった。そもそも休日の都会ってそうだよな。
折を見てまた庭に行きたい。


・ぐるっとパス利用状況メモ

ぐるっとパスを利用した施設のメモ。次の一覧のうち、トーハク以外はぐるっとパス利用で無料入場できる。
今年も松岡美術館に行けてよかったな。

・東京国立博物館(割引)
・泉屋博古館東京
・大倉集古館
・東京都庭園美術館
・松岡美術館


ひさしぶりにライブに行くよ

きのう当落が発表されて、秋から始まるLiSAライブツアーへの参戦が決まった!
前回のライブ参戦が2022年12月の武道館公演だったから、次のライブまで1年半以上も間が空いてしまうけど、今から楽しみだ。

実は去年ほとんどLiSAのことを追っていなかった。わたしはLiSAに対する心理的な距離を近く見積りすぎていることで境界が溶けだしているな……と気づくようなできごとがあり、今までの応援方法からはフェードアウトして、ときどき曲を聴く程度にとどめていた。

先日、(LiSAとは関係のない)音楽を聴いて楽しむイベントに参加してみたらサイコ〜で、この楽しさをもっと味わいたいならライブだ!と心が決まり、FCに再入会し、抽選に応募した。


フェードアウトしてから1年以上経ってだいぶフラットな気持ちになれているし、これからはたまにFCを覗いたり新曲を聴いたりして、自分にとって適切な距離感で応援できるといいなぁ。


そう思っているうちにツアーの当落が出た。
ひとつ当たればいいかと思って行きやすい公演に応募したら、まさかの全部当選だった。こんな当たり方をしたのは初めてだ。ビギナーズラックなのかもしれない。

来月のカードの引き落としは歯を食いしばりながら耐えるとして、すべての公演に行けば、2週連続の2days参戦になってしまう。
それを完遂した後、わたしはどんな気持ちになって、どんな筋肉痛になっているんだろう。
先日の音楽のイベントの後に筋肉痛を3日くらい引きずったから、すでに自分の体力が心配だ。
リングフィットアドベンチャーを再開するか……?


サムレムを始めました

インスタ投稿用っぽい角度

セイバーがかわいい…………………
ずっとかわいい…………………

発売前からずっと楽しみにしていて、やっとGWのセールで買った。するか分からないGWセールを待っていた甲斐があったな。

今はまだ本当に最初の方だと思うけど、今のところ3D酔いもしづらくてセイバーがかわいくて楽しい。

体験版からすこし遊んでみただけでも、SNで士郎が召喚したときのあの構図とか、アニメZeroのあのぐるぐるするところとか、英霊剣豪のBGMアレンジとか、他のFate作品へのオマージュが散りばめられていて楽しい。

そしてなによりセイバーがかわいい。
ずっとかわいいセイバーでいてくれ。


・そういえば!!!
前回の投稿で日記カテゴリが100本目だった。まさかこんなに続くとは思っていなかったな。

うれし〜

これからもよろしくお願いします!