2022/03/20 レインボーブリッジ渡り記
友人が遠くに引っ越す前に東京っぽい遊びをしよう！と考えて、一緒にレインボーブリッジを歩いて渡ってきた。
レインボーブリッジを歩いて渡るのって言うほど東京っぽいか？て思ったけど、
同郷の人が東京に来た時は湾岸エリアの景色を見て「フジテレビだ！」「レインボーブリッジだ！」と言うのがあるあるだから、一応東京っぽいことだとは思う。
そういえば、湾岸エリアでもれなくフジテレビ本社に反応してしまうのは、小さい頃にフジテレビが人気だったことが影響してるのかな。最近の10代の子はそこまでテレビを観なそうだけど、湾岸エリアを見てどんなリアクションをするんだろう……。
渡りま〜す。レインボーブリッジはゆりかもめ駅の「芝浦ふ頭駅」と「お台場海浜公園駅」の間にあって、どちらからでも渡れる。20〜30分ほどかかるらしい。今回は芝浦ふ頭駅から出発した。
駅を出たらまっすぐ進む。
駅周辺は「港湾関係者以外は立入禁止」と書かれた場所が多い。本当にレインボーブリッジを渡れるのか……？と不安になりながら歩いていると、レインボーブリッジ遊歩道の入口が見えてくる。
案内にしたがって進み、いかにもレインボーな施設に入る。
ここから遊歩道に出るらしい。遊歩道に出るためだけの場所なのかな。日曜の昼間なのにほとんど人がおらず、寂しげな雰囲気だった。
遊歩道はノースルートとサウスルートに分かれていて、それぞれ異なる景色が見えるようだ。
ルートによって遊歩道に出るエレベーターが分かれているから、ここでルートを選ぶ。遊歩道の途中に横断用の階段があるから、一応後からでもルートを変えることができる。
今回は富士山を見たいからサウスルートを選んだ。
スタート地点に到着！橋のど真ん中だった。空が見える方じゃないのか〜。風が強く車の往来が多いからか、周りはややうるさかった。
基本的にはフェンスを見ながら歩くことになる。地面が少し揺れているからか、なぜか酔いそうだった。
歩いていると、たまに眺めがいい場所に出られる。
富士山、見えね〜〜〜。
写真の方向（神奈川方面）に厚めの雲がかかっている。雲に遮られているのか、高層ビルで上手いこと隠れているのか分からないけど、遠くにうっすら山の影があるな……ということしか分からなかった。
たまに眺めのいい場所に出ては「ヒルトンが見える！」「何だあの空洞がある建物は」とか言いながら歩き進める。
お台場海浜公園に近づいてきた。途中から周りのフェンスがなくなり、視界が開けて気持ちよく歩ける。
この荒れ果てた無人島のような場所は、江戸時代に作られた砲台設置場所の跡地らしい。よく見ると立入禁止と書かれており、カラスの溜まり場になっている。
上の写真の手前も砲台設置場所の跡地。こちらは公園から繋がっているようで、ちらほらと散歩をしている人が見えた。
ルート変更用の階段を見つけた！
暗……。海にスレスレだから謎のスリルがある。海に埋まったレインボーブリッジの脚がみえて、今これが崩れたら終わるな、と思った。
ノースルートのままお台場海浜公園へ歩いた。
ノースルートは港区のビル群や東京タワー、スカイツリーも見える。眺めがいい。
終わりそうで終わらない遊歩道をすべて渡りきって、お台場海浜公園に到着した。
これが噂の公園か……
これ、海か〜〜〜。
公園の中でも特に端の方だからあまり海らしくなかったかもだけど、沖縄生まれとしてはわりとショックな光景だった。わたしが慣れ親しんだ海の要素がいろいろと無かったからだ。
ワカメとも苔ともつかないアレとか、テトラポットとか、砂浜のサンゴとか、遠浅の海のあの感じとか、打ち寄せる波とか、磯の香りとか……
帰省しない派の人間だけど、さすがにエメラルド色の海が恋しくなった。那覇でいいから、今年は海を見に行けたらいいな〜。
レインボーブリッジを渡った感想：渡った実績は残るけど、東京タワーとかスカイツリーを見に行った方がいかにも東京っぽかったかもな……。
そのあとは浜松町から東京まで散歩した。
汐留？新橋？にあるこの時計は宮崎駿がデザインしたらしい。初めて知った。
今まで何回も見ているはずなのに間近で見たのは初めてで、なぜか今まではカメラのメーカーが広告として作った時計だと勘違いしていた。
遠くから見たときにディズニーっぽいと言ってしまいすみませんでした！！！
久々に丸の内仲通りにも行ってみた。イルミネーションの季節が終わり、静かで落ち着いていた雰囲気になっていた。
夜遅い時間だったからか、エシレはマドレーヌしか置いてなかった。チョコレート屋さんのソフトクリームが食べたかったけど、変な服装をしていたから入る勇気が出なかった。丸ビルのサブウェイが閉店しててめちゃめちゃショックだった。
最後に、今度丸の内に行ったら食べたい物を紹介して終わろ〜〜〜。
800円のお高級ソフトクリーム……！憧れができてしまった。