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2027/07/28 満たされ


・2024年で一番おもしろい記事

暫定というか、ほぼ確定


・るぇのツイッター

もう2週間くらい前のことだけど、ツイッターのアカウントを消した!2つ!(復帰予定はある)

ツイッターが見せてくる情報が多すぎて、あとわたしがそれに乗せられてフォロー外の投稿を見過ぎることで疲れたからです。
特におすすめと広告の多さよね。スマホの画面を埋め尽くすような縦長サイズの動画広告が出はじめたときは本当にどうしようかと思った。


わたしはツイッターみたいなインスタントな情報の中毒だから、疲れると分かっていながらもおすすめタブの隅々まで見てしまう。
楽しい情報だけ表示されたらいいんだけど、そうもいかず。商業主義を突っ走るツイッターに振り回されてるな…って状況が自分でも分かった。

そこでわたしの悪い癖なんだけど、そういうのが積み重なってきたな~って思ってるなんでもないタイミングで、今ならいけるかも!って衝動的にアカウントを消した。振り返ってみれば「今ならいけるって何?」と思うけど、そういう時あるよね。



今はBlueskyにいることが多い。Blueskyは人の少ないかつてのツイッターみたいな雰囲気で、自分から見に行こうとしなければ、自分が選んでいない情報を見せられることは(今のところ)ない。

なので、わたしをフォローしているみんなのタイムラインが、わたしのどうでもいい感じの日常で埋まってるだろうな……と思いつつもちまちま投稿している。ナガノ先生と恐山をフォローするとわたしの投稿の間隔が薄まります。

Blueskyの投稿頻度が上がったからか、スマホを見ている時間はそんなに変わらないみたい。でも不穏なトレンドなどに感情を持っていかれなくていいのは気が楽だ。同じような理由で4年前からほとんどニュースも見なくなったし、これでいいのかとは思うけど。

ちなみにわたしは、何度も蒸し返されて結論が出ない炎上トピックのことをツイッター輪廻と呼んでいます。みんなも使っていいよ。


とはいえツイッターでの縁も多く、やっぱりいろいろな人の日常ツイートを見たいので、アカウントが完全削除される前には復旧させたい。

Webブラウザの拡張機能を使っておすすめタブやトレンドを非表示にできると知ったから、もう少し休んでその準備をしたらにしようかな。遅くとも8月の中旬、新暦のお盆あたりまでには戻ります。
↑今年は旧暦のお盆も同じ日らしい!へー!←違うらしい!なんだよ! 沖縄の旧暦7月13〜15日のこと、でした!


・陶磁器って、たのし~~~~~~

出光美術館の企画展がすごく楽しかった!!

1.行くきっかけと目的

いま伊万里焼がすごく好きで、伊万里焼のことを毎日考えている。わたしのなかでは最旬ジャンルのひとつだ。


伊万里焼の中にもいろいろ種類があって、そのひとつに柿右衛門様式がある。

江戸時代から現代に受け継がれている柿右衛門ブランドはなかなかの高級品で、いま売られているものを正規のお店で買おうと思っても、わたしではまだ手が届かないような価格帯なのだ。
(気になる方は柿右衛門窯のオンラインショップを調べてみてください)

そう思っていたらこの展覧会のポスターを見つけて、そこに柿右衛門の壺の写真が載ってたから見せてもらいに行った。

それと、伊万里焼が影響を受けたという中国・景徳鎮窯の作品もたくさん展示されていて、具体的にどんな影響を受けたのか知りたかったのもある。


2.展示の感想

・今のわたしにぴったりの企画展だったし、新しいときめきもあった。展示をすべて見終わった時は、満たされた……って気持ちになれた。

・特に印象に残っているのは高麗青磁の美しさと、陶片室で見たたくさんの鍋島焼の破片たち。

・高麗青磁というのは朝鮮で高麗時代に作られた青磁で、こういうのです。

参考 松岡美術館に展示されてた高麗青磁

今回の展覧会は撮影禁止だったから、これは今年の春に松岡美術館で見たもの。こういう形の水注などがいくつか展示されていた。

すっきりとしたフォルムにさりげない装飾が施されていて、青磁釉の色の深みが美しい。

このさりげない装飾は陰刻と呼ばれているみたい。使っている色は一色だけど、陰刻の凹凸によって色に違いが現れるのがかっこいい。中国の技法でいう暗花に近いのかな?

青磁のシンプルなかっこよさに惹かれて、特に第1章に展示されている水注に釘付けになり、帰るまでに3〜4回ほど繰り返し鑑賞した。

いつか自宅(任意の大豪邸)の玄関に飾りたい。


・鍋島焼は今わたしが特に好きな焼き物。

以下は、陶片室で見た鍋島焼の破片がおどろくほど美しくて職人技を感じた、という話を書いてます。(要約)

↑好きな窯元のリンク載せるね

企画展の展示室とは別に陶片室という部屋があって、そこに日本を含む世界各地の陶磁器の破片が分類し整理されていた。

陶片は木製の上等なチェスト?に入っていて、引き出しをひとつひとつ開けるのが楽しい。
世界や日本の破片を一通り見たあと、最後に鍋島焼の引き出しを開けてみた。そしたらひとめで分かるほどクオリティが高くて、デザインの美しさに目を奪われた。

繊細な線はもちろんのこと、同じ破片の中でも模様ごとの濃淡の具合とか、濃み(だみ)の生み出すグラデーションまでもしっかりとコントロールされているのが分かる。職人技だ〜〜〜。


陶片室に展示されている破片はすべてが染付(白地に青一色の模様)だった。焼く段階で何か失敗したものだったのかな。それでも手元に置いてときどき眺めたいくらい美しい。

引き出しの上には焼き物の種類別に解説パネルがあり、「鍋島焼といえば色絵と思われがちだけど、それは土台の染付がしっかりしているからこそ」という旨の文章に(そうなんだ……?)と思いながらみたらまったくその通りだったな。

・伊万里焼が景徳鎮窯から受けた影響も分かった気がする。
あんまり細かい技法や素材のことは分かんないけど、青花(日本でいう染付)の華やかさがそっくりだ。中国陶磁の展示エリアにいると、遠目でも景徳鎮窯のものだと判別がつくくらい、青花の器には個性があった。


・あ!!!!!!みんな!!!!
サブウェイで夏季限定のタンドリーチキンが始まったよ!!!!!!

わたしは2本食べました!!!!