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2024/06/24 ハーモニー、分からず
三名園の話より近況がメインかも
三名園ぜんぶ行けた!
椿山荘の庭園に行ったので、山縣の三名園をコンプリートしました!
(長い前置き)
ややこしくなるから詳細は省くんだけど、今年1月に山縣有朋の築庭趣味を知った。その流れで、山縣が築庭に関わったなかでも傑作と評価されているらしい「山縣の三名園」に興味を持った。
三名園と言われているのは、椿山荘(東京)、古稀庵(小田原)、無鄰菴(京都)それぞれの敷地内にある庭のこと。
入場料100円の古稀庵は早々に行けたけれど、椿山荘は高級ホテルの敷地内だし、無鄰菴は京都にあってハードルが高い。
そのはずが機会に恵まれ無鄰菴に行けたたので、残るは最難関の椿山荘だった。
椿山荘の庭園は宿泊客や施設利用者だけが入れるらしい。あまりの行きたさに調べてみたら、さすがは高級ホテル、ラウンジのケーキセットが約3000円だったのでいまいち勇気が出ずに悩んでいた。
ところが、この時期は庭園で蛍を見られるから鑑賞券があれば見学できるらしい。さっそくチケットを取り、行ってきた。
(ここから本題)
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なけなしの写真。長時間露光のアプリとか使えばよかったな。
蛍が見られるところは大体決まっていて、少し開けた水辺のエリアだった。それぞれ少し離れたところに蛍集まり処が3つくらいあった。
そのうち2箇所はやたら光の密度が高い。暗くてよく見えなかったけれど、きっと飼育スペースのような網の中にたくさん集まっていたんだと思う。
数は少ないものの、蛍集まり処の外にも蛍はいる。
川辺で2〜3匹が交互に光ったり、水面近くの蛍がふわ〜っと上昇して木の葉に止まったり、紫陽花の葉に隠れるようにひっそりと点滅していたり。自由に過ごしているのを見つけるのが楽しかった。
蛍がいるエリア以外も見た。広い庭園の中に飲食店・神社・三重塔まであってなんだかすごい場所だ。
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三重塔は、山縣から椿山荘の敷地を引き継いだ人が移築したとのこと。庭自体はずっと大切にされているだろうけど、山縣が作った頃の、山縣が思い描いた庭がどんな景色だったのかすごく気になる。
全体的に思ったこと。夜に行ったからすごく当たり前のことなんだけど、暗くて緑が見えなかった。
見晴らしが良かった気はするし、崖みたいなところもあった気がする。明るい時間帯に再訪して本来想定されている景色も見てみたいな。
やっぱりラウンジでケーキセットを食べるしかない……?
2〜3年かけてめぐろうと思っていた三名園に全部行けて嬉しい。今のところ一番好きなのは無鄰菴かも。
近代の日本庭園に魅力を感じている一方で、大名庭園とか浄土式庭園とか、庭園の歴史にも興味が出てきた。行きたい場所がいくつかある。
でも既に暑くて庭めぐりの季節が終わってしまったから、涼しくなったらまた出かけたい。それまでに飽きてないといいな。
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観たり聴いたり近況とか
各種ネタバレとかをします
・フルーツどらやき
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散歩をしていたら、ゆっくり歩いても見逃してしまいそうな路地にお店を見つけた。果物系の甘味を取り扱う店で、路地の入口に立てられた看板にはあんことクリームと生の果物入りのどら焼きが載っていた。
果物別に5種類くらいあったから、あんまり食べたことのないイチジクを選んだ。
イチジクって思っていたよりおいしいかもしれない。でもどら焼きと果物とのハーモニーはいまいち分からず。どらも美味しかったから分けて食べたかったかもしれん。
丸ごと入っていると見た目的には映えるけど、薄くスライスして入れた方がおいしそうな気はした。でも商品化の段階でそういうのは試してるんだろうな。
身も蓋もないことを言うと、高級な街にひっそりとたたずむお店を見つけた瞬間がすごく良かった。わたしでも入れそうな価格帯だけど、知る人ぞ知るような雰囲気でおしゃれ。
そしてそれを偶然見つけた時の(もしかしたら良い店見つけちゃったんじゃないの……)って瞬間のときめきをよく覚えている。
みんなも偶然見つけてみてほしい。
・とらつば
第7週まで観た。
そもそもテレビを持ってないのでそれしかないんだけど、NHKオンデマンドを使って好きなタイミングで1〜2週分をまとめて観るスタイルがわたしには合っている。
第7週では花岡の婚約を知った寅子がお見合いに奔走し、優三さんと結婚するまで。
Twitterでその後の展開についてネタバレを踏みまくっているからこの着地点を安易に喜べないのだけど、法曹を目指す者の先輩として寅子の良き相談相手になっていた優三さん良い人すぎるな……と思っていたので、今のところ一視聴者としてもっとも納得のできる結婚相手だった。
ところで寅子のモデルになった人物を偶然知っていて、それは小田原・古稀庵の近くに三淵さん(モデルになった人)の別邸があるから。
別邸を所有していた人の生い立ちや肩書き、Twitterで踏んだネタバレを踏まえると、史実通りにいくならその別邸で寅子と過ごしているのは優三さんではない。
では誰なんだろう……?と考えると今後視聴するモチベになるので、歴史に詳しい人はこんな感覚でも大河を楽しんでいるのかも、とふと思った。
・ピアスホールが安定してない
昨年12月に耳たぶに開けたやつ。
今年の3月からセカンドピアスをつけつづけているのだけど、片方がどうも微妙な仕上がりというか。むしろここ数日が一番荒れてた。なんでだ……。もう片方はいい感じなのに。
これから夏が来てしまうから早めに大丈夫になってほしい。そして、金属アレルギーになるのを恐れすぎずにお店でピアスを選んだりしたい。
・戸栗美術館に行った
企画展が気になって4ヶ月ぶり2度目の訪問。
一番の収穫は、実物を通して伊万里焼の歴史を学べたことだった。
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今回の展覧会は、最後の展示室で伊万里焼の歴史を紹介している。伊万里焼が始まってから金欄手に至るまでの変遷が展示されていた。
初期の伊万里焼は染付(藍だけの一色)から始まったと知って、初めて知った情報なのに、やけに納得した。
浮世絵版画も最初は墨摺絵といって黒一色で摺られていて、そこから色の数が増えたり鮮やかになったりしたので似たものを感じる。
今回初めて知った概念→ 柿右衛門様式
展覧会では「手間がかかるからあまり作られなくなった」みたいな説明がさらっと書かれていて、気になって後で調べてみたら、今も本家の窯元が受け継いでいるらしい。窯元のオンラインショップを見たら最低の価格帯が「〜50000円」からで、さすがだった。
・18TRIPを少しだけ始めた。
普段は女性向けっぽいソシャゲをしないともだちがハマっていて熱烈プレゼンを受けたので、気になってアプリを入れた。
まだチュートリアル?の半分くらいストーリーを読んだ程度だから何も分かってなくて、感想とも言えない感想なんだけど、ユーザに楽しんでもらうための配慮がすごい……!
主人公を男女どちらか選べる、主人公の名前はデフォルト名か自分で入力するかを選べる。
ここまではソシャゲでもよくあるけど、主人公のボイスがついててON/OFF選べるのと、「ストーリー中に主人公の立ち絵は出てきません!」と明言されているのはわたしから見て新鮮だった。
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正直言ってCV.畠中祐はものすごく気になる
ソシャゲに限らず「主人公 ≒ プレイヤー」とみなして話を進めるパターンはよく見る。
でも、ストーリーに力を入れているゲームでは、プレイヤーを飛び越えて主人公の自我が出てくることが多々ある。
そういう場合のプレイヤーの楽しみ方を大きく分けると、「主人公 ≒ プレイヤー」と捉えるか、主人公を独立した一人のキャラクターと捉えるかのふたつ。その中間の立場をとる人もいる。
いわゆる女性向けのジャンルにおいて、主人公への自己投影度はプレイヤーによって様々でありながら、ゲームを楽しむスタンスや二次創作の捉え方が大きく異なる。その違いでトラブルが起こっているのもたくさん見てきた。
エイトリはそういう事情も十分に把握したうえで、そのどちらの人でも楽しめるような設計が主人公のシステムにあらわれている、とわたしは深読みした。女性向けコンテンツだけど男性が遊んでも大丈夫って意味もあるとは思う、たぶん。
しかも主人公の男女は兄妹設定なので、どちらを選んでももう片方が作品の世界に存在する。 ←これってすごいよな〜
あと画面がおしゃれだ。おしゃれすぎる。パッと見た限り、押せるボタンと押せないボタン(おしゃれデザイン)の違いが判断つかない時あるから、エクセルの図形みたいに影とかつけてほしいかも。
・今は刀がメインかもしれない
とうけんらんぶ。8〜9年越しに再燃することってあるんだね。
昔はボタンを押すだけだからゲームとしては物足りないな……と思っていたけど、むしろ今はそれがありがたい。
数々のソシャゲをチュートリアルでつまづいてきたから、既にある程度の操作方法が頭に入っていること・何も考えなくてもゲームを進められることってこんなにありがたいんだ……と実感している。
あと、飽きるほど見た/聞いたはずのセリフや会話イベントについて、今さら気づくことが多く、それも新鮮に楽しい。
今さら気づくこと:よく観察してみると、認識していたキャラクター像と違っていた!
セリフの端々から読み取れる感情の機微、それから推測される性格や前の持ち主への思い。以前はまったく想像できていなかった部分だ。
自分の変化によって新鮮に楽しめる要素はあっても、やっぱり原作ゲーム内ではキャラクターの情報がすごく足りない。もっと解釈を浴びたくて、最近ついに舞台の配信を観た。初めての刀ステだった。
観たのは、いま公演中の心伝(しでん)(略)。
ストーリーとか演出とか、新選組キャストのみなさんの凄さとか本当にいろいろ詰め込まれていた。5〜6年ぶりの観劇ですごくいいもの観てしまったな。
3次元に近づくと自分が大変なことになるのが分かっているので、ハマりすぎないように、あくまで舞台側の解釈を見せて欲しいので……と自分に言い聞かせて観たら、わたくしの(いわゆる)推しのキャラクターが目を見張るほど美しかった。
美しい。麗しい。観ている時からぴったりな言葉を探しているけど見つからない。今のところ「眉目秀麗」かも。
それに、表情やセリフや立ち振る舞いが思い描いていたキャラクターのそれで、「自分以外からもこう見えているよね!」の確認ができたのと、その解釈を拡張して実現している舞台ってすごいな……と感心しきりだった。
配信を観たときから翌日までは明らかに心身が元気で浮かれていたので、健康に良いのだと思う。おそらくライビュも観に行く。
・趣味が渋滞してきたのでどうにか自分の制御できる範囲に収めたい
アンテナを張る美術ジャンルはひとつ〜ふたつくらいにしておかないと、あちこちで展覧会が起こった時に混乱してしまう。している。
今は和風建築に興味があるので、川越城の本丸御殿と、東近美で日本画を見たい。
あとは、陶磁器に対する関心を少しだけ抑えたい。
最近は食器を売る店に吸い込まれ、何分も迷って結局なにも買わずに店を出ることが増えた。物によっては身銭を切れば買えてしまうから危険だ。切らずに楽しみたいのに。
・ついに本棚を買った!
ずっと足踏みしていたけれど、送料無料キャンペーンに乗じてついに本棚を購入。
その直後に「木製だと本の重さでたわむ」などの情報を見かけたけど、詰め込まなければきっと大丈夫でしょう。
ついに本棚を買い、本を買える最大量が決まったので、手放す本も選定している。メルカリ生活が始まるのかなぁ。
本棚の組み立てついでに模様替えをしたらなぜか大量の要らんものが出てきたし、絶妙にきつい筋肉痛を3日ほど引きずることになった。部屋の景色だと思っていたものはゴミだったんだ……と自分に気付かされた。一体わたしが何をしたんだ。
あとは自転車を買ったら、わたしの新居での生活が本格的に始まる……!(すでに半年以上経過)
・パラライ
BAEが優勝したからBAEのソロアルバムが出る。試聴がけっこう良かった。
ドラパを追うのが大変なので、それはいつか気が向いた時になるけど、相変わらず曲はすごくいいので楽しみにしている。
・ろうどう
今の自分に足りないものを問われた。
気持ち、かな……!!!