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北欧サウナ旅ノルウェー編 Part 1

covid-19がこんなに世界を変えるなんて予想すら出来なかった。そもそも前回のヘルシンキ行きは機内でマスクなんか誰もしてなかったし、呑気に「蔦」のラーメン啜って楽しんでたし。ヘルシンキはアジアから一番近いヨーロッパでハブ空港。当時はマスクしてるのって中国の人くらいで「マスクしてると逆に変な目で見られる」とか言ってたのに、まさか三年以上こんな事になるとは全く考えていなかった。

あれから約4年。あっという間の4年間。あの時はその後3ヶ月くらいでロシアサウナツアー計画もあったけど、当初はcovid-19で今やとても不可能だ。前回はフィンランドとロシアの国境まで行く事ができたけど。

23:45発ヘルシンキ行き。
JALラウンジで待ち合わせ。前回のメンバープラス2人なのだけど、チェックインカウンターで先輩と合流した。僕は、当日の夜も会食だったのでラウンジで何も入らず、ひたすらペリエ飲んでいたけど、(このパターンだと結局機内で起きて、カレーだの、ラーメンだの食べるハメになる)※結果カレーと唐揚げ、ラーメン食べる暴挙‼️素人すぎる(泣)
一方、旅の達人先輩はマグロ五貫イカ五貫+カレー
(JALカレーと言えば先輩なのだ)そしてヘルシンキまで爆睡。その後始まるハードスケジュールに万全。唐揚げとダブルのハイボール三杯、カレーで締めたくせに胃もたれた中、ラーメン食べてしまった僕は、、、、、、。どうなることやら(泣)

後から考えてもマグロ食べとけばよかった

ヘルシンキを経由する時大とダイスケ合流して、1時間半位のフライトでオスロに着く。行きがけJALカウンターで預けたダウンジャケットは果たして戻ってくるのか⁉️

モチダ〜OUT〜。

バゲージのターンテーブルで荷物待ってた隣の人がガッツポーズしてるの見て凄く不安になったのだけど、、、、、、。案の定無情にもローラーは止まり。

Lost and Found二階だからって言われて行ったら、ここは国内線だから他行けって、窓口ないし(泣)オスロってこの時期朝9時過ぎでも暗い。皆んなを待たせるわけにも行かないので、とりあえずJALさんとアメックスさんに捜索はお任せして空港をタクシーで後にする事に。

アイスランド行くまでに見つかってくれー(泣)

と。

オスロの空港から一旦今夜の宿泊地Grand Hotelに向かう。オスロのタクシーはテスラが多い気がする。10時前にやっと明るい曇りになってきた街に到着。荷物を部屋に入れて、海パンとビーサン、タオルをリュックに入れると直ぐにオペラハウス近くの

に向かう。オープンなパブリックサウナでその辺で適当に着替える感じ。そして海にダイブする。サーマルクライム的に五合目まで基本的に水風呂なしの僕は、サウナだけ入ってそそくさと着替えたのだけど。

ランチまで少し時間があったのでオペラハウスを見学に行くことに。外観も特徴的だけど内装はもっと独創的。螺旋階段は圧巻の迫力があって、マテリアルも石、木、タイル、LEDの組み合わせがとても面白い。ラフなところと作り込むところ、地域柄ザックりオープンにかけられるコートハンガーなんかもキチンとデザインしてある素晴らしい建物だ。

寒い地域ならではのハンガー
何と無く自分の家に似てる気がして

そこからランチのレストランまで3.5キロくらい。歩いて行こう!ってなって30分くらい街並みを歩いて行くとボスが予約してくれてたココ

12時のオープンと同時にお店は満席。土曜日の今日はブランチメニューでコース一種類のみ。お腹ペコペコだったから早く食べたい!ビール飲んで待ってると、それまでお姉さんワンオペ満席アテンドしてたのに、キッチンから3人が一気に料理を運んで来た。玉子の前菜、ポテトのサラダ、ベーコンのメイン。

味付けがとっても良くって、やさしい食材とほぼ野菜でスローな食事。だけどサウナ上がりの腹ペコには少し足りなくて追加をお願いしてもらった。同じメニューだけどシンプルだし、どんどん食べれる。デザートも素晴らしい。何より、ホールがワンオペであれだけの客数なのだけどコース一種類なのでオペレーションがとてもスムーズなのだ。色々選択肢があるのも良いけど、一つのお店でこれだけシンプルなのも合理的でいいなと、流石週休3日の国だなと妙に納得してしまった。

一旦ホテルに戻った僕達は、少し休憩して次のサウナへと向かう。

ここは大=親方が、以前から行きたくて、中々行く事が出来なかったという、世界最大のサウナ室があるカルチャーサウナ。土曜日だし、4時のオープンには長蛇の列が。スッゴい雑なぎゅうぎゅうの更衣室で着替えて外のオープンなノンセキュリティのラックに荷物をおく。(結構な確率でトラベルロックみたいなのかけてる人いたな!次回からそれいいかも)

メインのサウナルームは15段くらいあって、礼拝堂みたいな作り、前面は全面のガラス張り、そこには七機のストーブが薪、電気、薪、並びで鎮座する。なんか儀式みたいだ。DJが回し始めると大出力のスピーカーは更に熱気と熱狂を煽る。7機のストーブから登るロウリュの蒸気はそこに座る下段から最上段までの人達を一気に覚醒させる。肉肉しさの境地。

カオス…

世界最大のサウナ室

メインサウナの入り口にあるBARを抜けるとようやく外に出れる。外気温はマイナス1度。そこら中の人達から湯気が出ていてそれを赤いライトが照らす不思議なシーン。当日3発目のサウナだからと思って早めに上がり、入り口のfirepitの前でビールを飲みながら皆んなを待つ。中々いい時間だ。

集合してから、ナオさんが見つけてくれたレストランに歩いて移動する。築40年のビルをリデザインした店舗は天高とシンプルなデザインが秀逸で、賑わってる感じとか、音楽とか居心地いい。ノルウェー料理というか、ランチと同じようにヘルシーで味付けの良い取り分け料理がぱぱっと出てくる。日本では飲む事の出来ないオーストリアのナチュールもとても素晴らしい。ただ、身体に良いランチ、ディナーを続けて摂ると身体は不健康なものを求め始めるのか、肉が欲しい、脂食べたい!と。結局、オスロにはラーメン屋さんが多いと言う情報を集めて(自らに対して最大限の大義名分を作り)
こうなってしまう↓↓↓

そこからは翌日の「The well spa」に向けて、溶ける様に眠るのでした。

続く

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