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「物語思考」読者グループまとめ16

《お知らせ》
けんすうのNFTについてのポストをまとめたよ😃良かったら読んでください。

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物語思考はやりたいことが多すぎる人には向いているのか?

けんすうさん。質問させてください。

物語思考は、やりたいことが無いといけないというプレッシャーに悩んでる人にとても有効だと思うのですが

僕はむしろ、やりたいことが多すぎるのと、なりたい人も沢山いて、多動なのに、全部やる体力や精神力はあまりないので、自分を苦しめてます

物語思考は、僕みたいな人にも有効ですか?

けんすう

同じ悩みの人、偶に見るんですが、やりたいことが多いというのは、「好奇心が旺盛」とも見えてよさそうなんですが、実際は「絞れていない」という感じなので、結局「やりたいことが見つかっていない」と同じ課題なのではないかなーと思っています。

このあたりは本に書いていないんですが、なりたい状態が200-300とかあって、しかもその中に矛盾があるものが入っている場合、どちらかに選ぶという作業は必要だと思っています。「絶対に日本から出ないで全部の時間を日本のために使いたい」というのと「世界中を飛び回りたい」が両方あったら叶えられなくなるので。

ただ、実際はそういう状態になるのが稀なので、「なりたい姿を100個つくる」というのは結構効果的かなと思いますし、そこから、それらをグルーピングしたり、抽象化したりして、「自分は世界にインパクトを与えている人になりたいんだな」みたいな感じで、ある程度の方向性まで作れたら、行動の選択もしやすくなるかなーと思います。


解像度をあげるとは、選択肢を増やすこと?

「解像度」について質問です。

けんすうさんはよく解像度を上げるという言い方をされていますし、
『「事実認識が正しいし、詳細である」というのを解像度が高い、と僕が使っている』
と書かれているのも読みました。

そこで、解像度を上げるという作業は選択肢を増やすみたいなイメージでよいのでしょうか。
選択肢が増えると正しい事実認識ができるようになって、よりなりたい状態像に合うものを探せるようになる、みたいな。

例えば介護の仕事をしたいと思ったときに、老人ホームの職員の仕事についてたくさん調べても具体的ではあるかもしれないけれど、解像度は上がっていない。
それよりも、介護の仕事は介護保険制度の職種だけではないというところで抽象度を上げて、そこから老人ホームの他にも訪問ヘルパーとか、老人ホームの紹介所とか福祉用具のレンタル・販売やメーカーなど色んな職種があることを認識する(もしくはそもそもなりたい状態像は介護というジャンルではなかったことがわかる)ことが解像度が上がってきていると言える、というイメージでよいのでしょうか。

気をつけないと、解像度を上げる=単に具体的にする、みたいになってしまいそうなので意識しておくと良いポイントとかもありますか?

けんすう

選択肢を広げるとはまたちょっと違うかもしれないですね!

イメージとしては「めちゃくちゃ詳しく説明できるようにする」です。いろいろな質問がされても、答えを返せるレベルという感じでしょうか

たとえば「介護の仕事についたい」という場合に「介護の仕事ってなんですか?」といわれたときに、(こういう仕事です」といえるようになったり「具体的にどういう職種があるんですか?」といわれたときに

「具体的には、介護士、ホームヘルパー、ケアマネージャー、サービス提供責任者などがあります。」といえたり

ホームヘルパーってなんですか?といわれたときに

「利用者の自宅におとずれて介護する介護士のことなんですよ」みたいにいえるか?とかですね。で、そこでも「料理とか掃除とかを手伝うんですよ」「へー、じゃあ入浴したりもするんですか?」「あ、業務範囲なんですが、利用条件とか人員基準とか結構ありますね」「なるほど、具体的には...」

と会話ができたら、解像度が高いという感じかなーと思いました!

あとは、これは知識だけに見えますが

「入浴は無資格の人でもできるんですけど、実際のところは要介護度の高い人を相手にすることになるんで、介護職人初任者研修とかを受けていないと、あまりワークしないですね」

みたいな、現場の実際の雰囲気や、課題なども知っていると、より解像度が高いなーとなったり

その副次的な結果として

>介護の仕事は介護保険制度の職種だけではないというところで抽象度を上げて、そこから老人ホームの他にも訪問ヘルパーとか、老人ホームの紹介所とか福祉用具のレンタル・販売やメーカーなど色んな職種があることを認識する(もしくはそもそもなりたい状態像は介護というジャンルではなかったことがわかる)ことが解像度が上がってきていると言える、というイメージでよいのでしょうか。

こういうのはあると思います!よく知っていると「訪問入浴介護そのものよりも、入浴介護をするための道具を作っているメーカーさんのほうがいいな」とかになったりはしやすいので!

それを知らないと「入浴介護って、よくわからないけど家のお風呂でやるんだろうな。だから力仕事だろうから、女性の私には無理だな」みたいな、変な判断をしてしまったりするというのはあるんじゃないかな、と


ワークへのアドバイス

けんすうさん、初めまして。
はまゆっこと申します。アドバイスよろしくお願いします。

本の通り進めてみたのですが、途中でワークが止まってしまいました。
このあとどんな作業をしていけばいいか、アドバイスいただきたいです。

なりたい自分に進んでいると思うし、このまま進めるイメージはつきます。
しかし特に収入だけは追いついてこず、このまま努力する方法も想像がつきにくいです。
私は収入をまずは置いて置くべきでしょうか?

私のことがわかりやすいように、今まで書き出したものをここに載せます。
(長文すみません)

■100個書き出した結果、なりたい未来(要約)

・友達→ファッショナブルでセンスの良い人と付き合いたい。
    ファッション、アート、デザインなどの業界の人と仲良くなりたい。
    いつかコラボできるような関係。前向きな人たち。

・趣味→POPアート、現代アートのコレクター。
    好きなアートを所蔵して美術館みたいなのをしたい。

・家 →東京と海外(アジア中心) 他拠点生活
    おしゃれシェアハウスいっぱい テラスハウスみたいな家

・仕事→ファッションモデル
    国内外で活躍 ハイファッションの広告に出る
    ハイファッションの雑誌モデルをやる

    アーティスト・企画系デザイナー
    社会的に良いものをアートとして生み出したい。
    現代アートを作りたい。

・お金→ファッションや美容、アートに使いたい。

・性格→センス良い  明るい 華やか
    仕事できる 頭良い 優しい 天真爛漫
    社会に良いことをしている 
    (ここは、なりたい人物像から抜き出しました。)


■現在の私
・38歳 女性 プラスサイズモデル(ぽっちゃりサイズのファッションモデル)
・最近、シンガポールのモデル事務所とも契約。
・月一回くらいで美術館に行く。
・シェアハウスを夫と運営。住人と共に一緒に暮らしている。
(夫はIT関係の他の仕事もしている)
・私の過去 
 元ファッションデザイン学科。
 正社員としてデザイナーを経験、2年後でうつ病でドロップアウト。
 フリーター、ニート、ラジオパーソナリリティーやライターなどしながら現在に至る。

■なりたい未来と現在を比較して、足りないもの
・お金 自立(夫の給料で主に生きている モデル1本で生きていけていない)
・アートを生み出していない 買っていない(まずはモデルから・・・と思っている)
・友達(理想の友人が少ない)
・センス(まだ足りない)

■逆になりたい人物に近い自分の性質
・明るい
・センスが良いとたまに言われる
・運が良い
・行動力がある
・挑戦欲がある
・優しい
・天真爛漫
・社会に良いことをしている

■どうすれば理想の人物になれる?そのためのキャラクターとは?
・現代アートを作ってみる
・とりあえずシンガポールでモデル活動を頑張る
・理想のコミュニティに入る(仲良くなりたい人をピックアップ)
・センスを良くするためにたくさん綺麗なものを見る
・お金(社会的に成功してお金を稼ぐ)→想像がつかない

→ここで止まってしまいました・・・!

けんすう

まあ、全体的に「とまってしまうところはとりあえずおいておく」でいいと思います!たとえば、現代アートを作ってみて、何かのコミュニティに入ったら、新しい出会いがでて、そこの人がすごいお金稼いでいて、話を聞いてみたら、想像がつくようになった、、とかってよくあることなので。

今あるカードだけで、全部を想像できるようにする、というのは無理なんです。なので「ああ、ここはとまったなあ、想像できないんだな」というのを認知できた時点で、ものすごい前進かなと。

「社会的に成功してお金を稼いでいる、というのが、全然想像できないんだな」というのがわかったということは「どうやったらそれを想像できるようになるだろうか」という対策をねれます。たとえば、いろいろな人に聞いてみるとか、本をよんでみるとかですね。

いきなり課題をやって100%できるものではないと思うので、最初は3%くらいしかできていないけど、なんとなく頭の片隅にあって、5年とか10年後とかに、ちょっとすすんで、15%くらいできている、みたいなイメージですらいいと思っています。


10年後が想像しづらい

いま37歳です!
10年後の状態として、体力の低下を防いでいたいというのを思うのですが、体力そのものを数値化できなかったり、10年後の状態が想像しづらいかったりで具体化が進められずにいます。
似たような目標を設定されてる方は、どんな形で具体化されていますか??

@けんすう さんにもこの観点の目標があれば可能な範囲で教えていただけるとありがたいです!

けんすう

自分が考える50歳ぐらいの人を想像して

健康的な人が普段どんな運動をしているか、食生活を気にしているか

みたいなものを調べて、その状態をキープするみたいな目標にするかなと思いました!


福祉に頼ることへの罪悪感

遺伝由来の精神障害があって就労ができず生活保護を受けています。
絵を描くことが好きで一時期は作家活動をやっていたのですが、絵を買ってくれる人もいるけど一度の個展での売上は20万円前後で手元に入るお金はギャラリーと折半して13万円とかです。

個展は一年に1〜2回しかできないし、SNSで集客を頑張っていたけどフォロワーが増えずジリ貧だったので、作家活動へのモチベーションがすっかり無くなってしまいました。

とはいえ、アーティストとして生計を立てて福祉に頼らず自立して生活している人たちもたくさんいて、憧れる気持ちがあります。
絵を描くことはできるし、個展も年に1〜2回程度ならできるのですが、一般就労はおろかバイトすらすぐにクビになるか自分から辞めるかで続けられず生活に困窮して生活保護に至った経緯があります。
現在は生活保護で生活費も貰えていて好きな時に(元気のある時に)好きな絵を描く自由な時間もあります。

もともと好きな絵を描いて暮らしていきたいと思っていたので、ある意味では願望が実現しているとも言えます。
一方で福祉に頼って生きていることへの罪悪感のような不甲斐なさのようなモヤモヤした気持ちがたまに現れて現状に辛くなる時があります。
けんすうさんなら、現在の僕の状況に対してどんな印象を感じますか?また、もし可能であればなにかアドバイスをいただけますと幸いです...!

けんすう

>一方で福祉に頼って生きていることへの罪悪感のような不甲斐なさのようなモヤモヤした気持ちがたまに現れて現状に辛くなる時があります。

ここは感じなくていいかなーと思いました!福祉に頼って生きることへの罪悪感ってもっともいらないものの一つだと思います!

作家活動をして生きていけているなら、めちゃくちゃいいんじゃないかなーと思います。
クライアントワークとかをもっとすれば絵の範囲も広がるかもしれないですが、生活保護がなくなるほうがリスクかな・・・


本の読み方

けんすうさん推薦と大きく宣伝されていました。
この本読むのめっちゃ時間かかったんですけどけんすうは何分くらいで読み終わるんですか?><


けんすう

前から最後まで一文字つづ読むというのをしないんですよね、、


絵で年収2000万円稼ぐ

純粋に興味があってけんすうさんに質問してみたいことがあります。
なりたい自分100個(を考えたあとその中から2つに厳選した)とそのためのキャラクター作りまではとりあえずある程度はできました。
自分の実現したいことの一つに、絵で年収2000万円稼ぐというのがあり、この数字は1000万円でもいいけど倍にしてみました。
それを実現するためにはピカソがキュピズムを発明したり村上隆さんがスーパーフラットを発明したみたいに、斬新でユニークなアイデアや工夫が施された作品を作る必要があると考えました。
しかし具体的なアイデアが思いつきません。
例えばピカソが現代に生きていたらAIで絵を描いてNFTで売るのかな?
でもそんなのいくらでもやってる人いそうだな、、とか考えました。
けんすうさんだったらどんなアイデアが思いつきますか?

けんすう

あー、なんか僕だと

「それを実現するためにはピカソがキュピズムを発明したり村上隆さんがスーパーフラットを発明したみたいに、斬新でユニークなアイデアや工夫が施された作品を作る必要がある」

ここがそう思わないので、その先を考えることはしなそうです!

このあたり参考になるんじゃないでしょうか!

「作品の斬新さやユニークなアイデア」はあくまでコンテンツの一つであって、ビジネス的な成功でいうと、一部分というか

戦略の中のいち要素、と考える法が良いんじゃないかなーと思っています!

上記サイトに貼ってあるこれとかすごい整理されてていいですね・・


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