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slothのトークン、どういう人がどういう気持ちで買えばいいの?

この投稿は、FiNANCiEのsloth with creators(SWC)コミュニティでけんすうさんが投稿している「読み物(無料版)」をまとめたマガジンです

こんにちは!

ちょっと今日はみなさんからの質問に答えよう・・・と思ってたんですが、よく考えたら明日がslothのトークン発売日なので、これについて書かねばということに気づきました。

というわけで、今日は「slothのトークン、どういう人がどういう気持ちで買えばいいの?」という話をしたいと思います。

プロジェクトのスタンスって大事だよね、と思っていて、このスタンスをちゃんと書いておくほうが誠実だろうと思うので、書いてみます。

本当は「なんか期待値だけを上げて買わせる方がお得」と言うのはわかっているんですが・・・。「なるべくわかりやすく、説明を重ねて、正しい理解をしてもらう」と言うのがslothプロジェクト全体の方針なんですよね、、

というわけでいきます。

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お前らはせっかちなので、答えだけ知りたいですよね。

なので、とりあえず結論を書いておくと

  • 短期的なトークンの値上がりを期待している人
    →オススメしません。

  • 長期的なトークンの値上がりを期待している人
    →まあまあオススメ

  • 学びや成長報酬を求める人
    →とてもオススメ

になります。

以下に理由を書きます。

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まず・・・。「トークンの価値が上がるとお金が儲かりそう!」という期待で本プロジェクトのトークンも買う!という人たちがいると思います。

これはこれで全く否定してないんですが、短期でこれをやろうとするのはオススメしません。

( ^ω^ )< プロジェクトの運営者ってすぐそう言うよな。トークン価格を下げたくないから短期の売買をするなって言っているだけじゃないの?

わがります。

ちゃんと説明するので待っててください。

まず、合理的な事実だけをいうと

まず、トークンを投資としてやって収益があった時に、ちゃんと税金がかかるんですよ。

そして、それは雑所得という扱いになります。税金に詳しくない人向けに超ざっくりいうと「税金が高くて損な項目に入る」ということです。

※金額によって確定申告が必要だったり色々するので、気になる人は調べてみてください。

なので、投資としてやるのであれば、ぶっちゃけ「NISAの枠を全部使い切るまではNISAの枠で投資する」がおそらくもっとも合理的です。なぜかというと、税金がスーパーお得だからです。

金融庁の説明によると

>通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
>一方で、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。ただしNISA口座で投資できる上限金額は決まっています。

と書いてあります。

簡単にいうと「普通にやったら税金20%なんですけど、NISA口座のやつは非課税にするわ」と言っています。

そもそも株とかの金融商品は利益や配当の20%しか税金がかからないのですが、その20%取られないのがNISAですね。

この20%がなくなるということは「ほとんどの投資に比べて、圧倒的に有利」となります。20%の税金がなくなるってめちゃくちゃ大きいんです。

なので、みんなNISAをやろうね、と言っているわけです。典型的な「使わない国民だけが損する超ボーナス施策」です。

※当然国としては、投資をしてほしいという意図があるからこうしているわけです。

他にも、ふるさと納税とかiDeCoとかありますが、これらも「国が用意している、税金が有利になる仕組み」です。投資をするなら、このあたりを使うのが先決です。

逆にいうと、「すぐ買って、すぐ売ろう」みたいな人は儲けたいと思うんですが、儲けたいがためにトークンを短期売買するのは、あまり賢くない。「税金的に有利なものがある中で、税金が不利なトークンに頑張って投資している場合ではないよね」ということです。

もちろん、これらの制度をすでに使っている人が、「ハイリスクハイリターン枠」としてトークンに投資するのは全然ありですが・・・。そうだとしても、懸念点があります。

それは、フィナンシェとかweb3のトークン、値動きが相当激しいので、一喜一憂すると心が大変疲れるということです。

株とかと違って、運営者が突然Xで「明日は重大発表があります・・・ドキドキ」みたいなことを書いちゃって、それにより値上がりが起こる、みたいなことも出てきちゃうんですよね。株だと、株価操作とかになっちゃうんで、法律で規制されているんですが、トークンはまだかなり緩いです。

「短期でめちゃくちゃ値動きが激しいからこそ、短期でうまくお金を稼いでやろう」と考える人もいると思うんですが・・・。これはだいたいは失敗します。少なくても、それができる人は、今まで過去10年くらいの、暗号資産バブルやNFTバブルの時に、とんでもない額を稼げているはず。もっといいチャンスが山ほどありました。

なので、「今まで、暗号資産系で、数億円稼いできたぜ」という人でもない限り、おそらくあなたはうまくやる側ではなくて、単なるカモなので、やめておいた方がいいと思います。

なぜかみんな、自分はうまく売り抜けられる側だと思っちゃうんですが、この辺りのお金が絡むやつで短期戦をやるなら、相当自分が優秀なプレイヤーでない限り、出し抜かれるんです。

ガチホ(ずっと持っていること)がいいよ、ペパハン(すぐに手放すこと)はダメだよ、というのは、何も運営者が「値下がったら嫌だから」というだけではなく、単に「投資リテラシーの低い人が、カモにされるから」というのもあったりします。

というわけで、「短期売買で稼ぐ目的で買おうとする人」はやめておいた方がいいです。NISAでインデックスファンドとかを全力で買ってください!


じゃあ「長期的なトークンの値上がりを期待している人」はどうかというと、これは「まあ、悪くないけど、条件付きかなあ」という感じです。

というのも、今の状態って「まだトークンとかがほとんどの人が知らない状態」なんですよね。NISAですら使っていない人がたくさんいるのに、「トークン投資している」と言っても「何それ?」という反応が大半です。

しかし、もしもトークンが将来的に一般化したとしたら、「今持っているトークンの価格がめっちゃ上がる」とかはあり得ます。

僕、ビットコインを買って使ってたりして遊んでた時、1BTCが3万円くらいだったんですね。今は700万円超えているので、まあそういうふうになる可能性はゼロではない。

その意味では、slothの今回のSWCでは値上がる可能性はあります。ですが・・・。

めちゃくちゃフラットにいうと「トークン自体が盛り上がるという読みで、長期で収益を上げたい」という人だったら、僕だったら

  • フィナンシェそのもののトークンを買う

  • 圧倒的一位のプロジェクト(今だとCNG)

とかを買います。

自信がないわけでも「値上がりのために頑張らないよ」と言っているつもりでも、フィナンシェやCNGに媚びるつもりもないです。しかし、「市場自体が伸びる可能性があって、その市場に賭ける」という場合は、「その市場全体のものを買う」か「No.1を買う」が一番可能性が高いんです。

なので「トークンというもの自体が盛り上がると言うことに賭ける!その上で、さらにヒット率を上げるために色々なトークンを買ってみたい!」と言う場合に、5番目くらいに候補になるのが本プロジェクトだと思うので、そういう人が買うならいいんじゃないかなと思いました。


じゃあ誰が買うんだよ!となると思うんですが、個人的には「学びや成長報酬を求める人」にはすごくオススメします。

というか、ここを力入れようと思っているのが、本プロジェクトです。

slothで今回やる「SWC」というのは、sloth with creatorsというものです。slothというNFTをプラットフォームにして、クリエイターを発掘したり、クリエイターがお金を稼いだり、名前を売れるような場所にしたい、と思っているわけです。

これはなかなか面白いチャレンジだと思っていて・・・。そもそも「NFTで着せ替えをする」というプロジェクト自体が珍しいですし、それを多くのクリエイターに開放するというのも珍しいです。

これは、実力ある個人クリエイターが大量にいる日本でしか成り立たないと思っているんです。

そして、これをどう作っていくのか?どういうことを気にするのか?どういう思考でつくるのか?というコンテンツを、このSWCプロジェクトでは、トークンを持っている人に公開していこうと思っています。これはかなり貴重なコンテンツのはずです。

というのも、「スタートアップが、サービスを作っている様子を覗ける」というのはほとんど世の中に存在しないからです。本とかが出る時はありますが、これは成功した後に振り返っているものがほとんどです。リアルタイムに、その様子がみれるという場所はほとんどない。

さらに、トークンを持っていると、そこにコメントができたり、ちょっとした参加ができたりします。「リスクをほとんど追わずにスタートアップのプロジェクトの様子がみれる」というのは学びの場としてはかなり有益だと思います。

僕は、「アル開発室」というところで同じことをやっていて、2年近く毎日3000文字近くの分量を書いているので、この辺りも慣れています。なので、フィナンシェの人たちにとっても「これは面白いねえ」と思えるコンテンツを作れるんじゃないかと思っています。

さらに、トークンを持っていると「価値を上げたい」という気持ちになるので、お客さん感覚にならないというのがあるんですね。自分がある程度、参加したり、協力したりして、価値を上げたい、と主体的になります。主体的な方が学びの速度は高くなるはず。

その意味で、学びを得たい、知識や知恵を身に付けたい、成長したい、という人にとっては、良いコンテンツが読める場所として機能するんじゃないかなーと思っています。

仮にプロジェクトが失敗しても「失敗するプロジェクトってこうなるんだな」というのを知れるというリターンがありますしね・・・。


というわけで、上記を読んで「自分はトークンを買う価値がありそうだな」と思う人だけが買うのがいいと思います。みなさんの大事なお金ですしね。

と言っても「運営者が言っていることだから、何か意図があるんだろ」と思われると思うので、超参考までに、僕自身が他のトークンを買った理由をちょっと紹介しますね。

たとえば僕はCNGのトークンを1300くらい持っているんですが「なんでそこにお金を払ったの?」というと、完全に中の投稿を見たいからです。何を考えて、何をどういう施策をしているのか?を知りたいからです。

たとえばイケハヤさんみたいな「トークンで一番うまく行っているよ」という人にコンサルを頼もうとしたら、大体感覚で、1時間10万円とか、毎週会議に来てもらうことに50-80万円くらい払う、みたいな感じになんですね。高いと思うかもしれませんが、これはそんなに変じゃないです。

ノウハウとか、知識とか経験ってそのくらいの価値がつくんです。

そう考えると、50万円くらい払ってトークンを買っても、ぶっちゃけ「コンサル料としてはたいしたことないな」という感覚なのが僕です。なので、これが0円になっても損したと感じないと思います。そこで得た知見とかで、50万円以上稼ぐ方法を考える、ということに使えるからですね。

僕の人生経験上、一番よかった投資って「生の知識や情報」です。SWCもそういう貴重な情報やノウハウが手に入る場になるといいなーと思っています。


ここまで読んで「ちょっと買うべきかどうかわからない・・・」となった人は、まだタイミングじゃないかもしれません。「発売日だ!」とか「早いもの勝ちの勝負だ」!となると焦って、買わないと!となってしまう人も多いと思うんですが、100%言えることは、焦ってする投資は良くないんです。もっとも詐欺に引っかかる瞬間とすら言えます。

そもそも、slothのNFTも、「焦らずにゆっくりと買える」みたいなコンセプトで、ナマケモノにしています。焦って買う必要はないです。自分のペースで買うのが一番です。

なので、「これを読んで、冷静に落ち着いた状態でも欲しいと思ったら買う」でいいんじゃないかなーと思いました!

というわけで、明日のトークン発売、どうなるか僕も全然わからないですが、売れたら売れたで面白いですし、全く売れなかったらそれはそれでかなり興味深いので、どうなるかなーと思っているこの頃です。

では!


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