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杉浦文具店

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嗜好品としての文具と、ワーキングマザーが道具として使う文具
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2022年7月の記事一覧

「ガラスペンが欲しいけど、使い道が思い浮かばない」あなたに紹介するアイデア

近年注目のガラスペン。その美しい佇まいに憧れている人もいるだろう。だけど「ガラスペンを買ってみたいけど、とくに手紙を書く相手もいないし、使わなくなりそう……」と購入をためらっている方もいるのでは。そこで、初心者でも始めやすいガラスペンの使い方のアイデアを3つ紹介する。 ガラスペンの使い方アイデア3つせっかくガラスペンを買ったのだから、インクにも予算を回したいところ。そこで、書籍などを参考にすれば低予算で始められる、「書く・描く」アイデアを提案したい。 ①書写 学生時代に

「ツバキ文具店」を読めば、きっと何かを綴りたくなる

私が文具を文章で紹介するなかで、憧れている小説がある。小川糸さん著書の『ツバキ文具店』だ。 主人公の鳩子は、鎌倉の小さな文具店を開きながら代筆屋を営んでいる。鳩子の周りをとりまく優しい人々と、おだやかに流れていく日常。代筆屋として依頼者の人生の岐路に伴走し、時に悩みながら成長していくのだ。 ※この感想文は物語の本文を一部引用しています。物語の結末につながる直接的なネタバレはありませんが、まっさらな気持ちで『ツバキ文具店』を読んでみたい方は、ブラウザバックしてください。

「朝活書写」を1ヶ月続けて得たもの

2022年5月31日に「朝活書写」を始めた。朝の時間に、文章を書き写す単純な習慣だ。継続して1ヶ月以上たつが、予想以上によかった。そこで、朝活書写の個人的に感じたメリットをお伝えしたい。 始めたきっかけ2つ私が朝活書写を始めたきっかけは、主に2つある。 ①普段触れない文章に触れたい ライターの勉強として読んだ、古賀史健さんの著書「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」で、心に引っかかった文章がある。 原稿の作り方についての章だ。ライターは作家などの独創性は求められていない