マガジンのカバー画像

杉浦文具店

98
嗜好品としての文具と、ワーキングマザーが道具として使う文具
運営しているクリエイター

2022年5月の記事一覧

ゆるーく続ける連用日記のルール

2022年の4月から育児用の3年日記を始めた。連用日記の他に、2020年から自分用の3行日記も続いている。昔から書くことが好きだが、ほぼ毎日日記をつけているのはここ数年で初めてだ。 なぜ日記が続くようになったんだろう?と疑問に思ったので、考えてみた。今回は連用日記を中心に書いてみる。 その日記は誰のため?見せる日記をあきらめた若い時には、「ほぼ日手帳」に日記を書いて、空いたところにマスキングテープやシールを貼って手帳をコラージュすることにハマっていた。その後SNSにアップ

SENDAI文具の博覧会に行ってきた〜ハッピーペーパーマーケットは伊達じゃない~

1年ぶりの文具イベント「SENDAI文具の博覧会~ハッピーペーパーマーケット~」に行ってきた。 SENDAI文具の博覧会は、カードやペーパー、マスキングテープやスタンプなど、「紙もの」にまつわるアイテムが集まるイベント。2022年5月12日(木)~5月17日(火)に仙台 藤崎本店で開催された。 SENDAI文具の博覧会は、去年に引き続き1年ぶりの文具イベントの開催である。 タイミングが合わないとなかなか行けないので、私は、なんとか都合をつけた。いざ会場に行くと、かわいい

万年筆「ミニ檸檬」で文豪たちに思いをはせる

雑誌の付録万年筆は、集め出したらキリがないので、手を出さないようにしていた。ただ、サライ 2022年6月号の「ミニ檸檬」はつい買ってしまったのだ。 ミニ檸檬は、丸善の創業130周年記念として作られた限定商品「檸檬万年筆」(140周年、150周年にも作られている。)をミニサイズに再現したもの。 その鮮やかなレモンイエローとミニサイズの愛らしさに、思わず手に取ってしまったのだ。 さっそく開封の儀レモンの焼き菓子を思わせるパッケージがかわいい。 万年筆本体、カートリッジ(黒

「こども文房具2022」は、子どもと、かつて子どもだった文具好きの大人に読んで欲しい

2022年4月28日に発売された、文房具屋さん大賞PRESENTS『こども文房具2022』(以下「こども文房具2022」)を読んだ。 大人向けの文具や手帳本は数あれど、子ども向けはめずらしい。未就学児から小学校高学年向けの内容になっている。勉強に使える文具が充実しているので、小学生とその親御さんが一番役に立つと思う。 うちには、年少になる子どもがいるが、子どもと一緒に楽しめる文具や、子育てに役立つ文具も載っているので参考になる。 …と、いうのは口実だ。かつてはペンケース