66億円ゲーム 24日目 240万円 グランピングテント建てる からの想い  ボディーボードと離岸流の話

66億円ゲーム 24日目 240万円 グランピングテント建てる に設定しました。
自然て、いいなあ、と自覚したのは、レイチェルカーソンのセンスオブワンダーを手にしたときでした。海の、土の、緑の、音、におい、温度、そういったものが文面からかんじられて、わくわくうっとりしたのでした。
グランピング、やったことありません。テント泊くらいです。
テント泊は9月なかば、夜は冷えました。朝は寒くてだるかったです。山岳をしていた友人が手早くコーヒーを入れてくれました。学生時代のキャンプ実習でのことでした。ご飯のためだけに時間を過ごす贅沢というのか、文明の時代にあえて非効率なことをすることの意味を問うような不思議な時間でした。ただの体験に終わらずにもっと深めて何か残していたら、今頃なにかアウトドアや野外活動で名をのこすような人になっていたかもしれません(笑)
アウトドア系は好きな方ですが、時間がなく師匠のような人がいなかったため、自己流が主でした。今思い出してもヒヤリとしたのは、ボディーボードで沖に流されかけたことです。
4,5回目のボディーボードは、実家に帰宅した時にふらりと近くの海に入ったのでした。師匠がいないので本を買ったりDVDを観たりしました。ウエットスーツは専門店(プロが開いた店)で買いました。
波に乗るポイントは、他のサーファーの車が止まっているところ、とだけは決めていました。
その日、沖に人影も見えました。ずいぶん遠くでした。
ああ、あそこにいるな、ずいぶん沖だな、と思いながら私も海に入りました。
泳いでも泳いでも進みません。懸命に泳ぎました。
気づくと、スーッと、流れが良くなりました。
流れにワクワクしながらのりました。

気づくと、振り向くと、砂浜がはるか遠くに見え、これは自力で戻るのは無理だとわかりました。
私がいままでボディーボードをしてきたような波の返しのないような場所でした。
ですがこのままでもよくないと観察しました。今の場所から流されてもいないとわかりました。
はてどうしよう、このままそのうち
漁船に引き上げられるのだろうかと
思いながらぷかぷかとしていました。
ウエットスーツとボディーボードで浮力だけは抜群でした。

すると、そのうち、奥に白波がみえました。
それまでなかったことです。
こ、この波に乗れば、、、!!!
絶対に、取り逃してはいけないと察知しました。
ボディーボードは、プロからすれば違うのでしょうが、
波に押される位置取りさえすればぐんぐん進むものと認識していました。

波の流れに合わせて泳ぐとつかまえられたようなきがします。
体のスピードがある程度ないと、波に乗れないのです。
死に物狂いの一歩手前くらいで、必死に泳ぎました。
波に乗りました。

は、は、は、はじめて経験するような波の高さとパワーでした。

おそらく私は
沖に流されるまえに15分ほどかけて、泳ぎ、沖にですぎてしまったと
うろたえたのちに
偶然捕まえた大波に乗って、
30秒かそこいらのライディングで
砂浜に
座礁した鯨のように

ずざーーーーー 
でした。

波に乗っている最中は気持ちよく驚きと興奮だったのですが
ずざーーーーー
となったあとは、へとへとでした。
そのまま帰宅することとしました。
2,3年前にそれらを思い出して検索したらそれが
一発大波 といって、1時間に1回くらい起こる大波であったと理解しました。
そして沖に向かって途中から離岸流に入ったと理解しました。
あの件いらい、ボディーボードは、しておりません。
離岸流は、きけん、というのは、ああいうことだったのか!!と
あとから認識いたしました。

より安全に、命を粗末にしてしまうことなく
自然の中で過ごしたいなあと思っています。

グランピング…宿泊施設で利用してもなかなかのお値段ですね。
そして、景観など、立地にも居心地が左右されることと思います。本日の240万円の活用を考えながら、ボディーボードとの、そんなことを思い出し、自然の中でやすらげるような、そんなお金の使い道はどうかなと思いました。

お読みいただきありがとうございました。

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