#やさしさってなんだろう


わたしは、甘くて柔らかくて優しく包み込んでくれるわたがしのような人になりたい。

入職してすぐの新人研修で、「どんな支援者になりたいか」を考えるという時間があった。

その時からわたしはずっと「わたがしになりたい」と言い続けている。

わたしが知的障害者の支援がしたいと思うようになってから、アルバイトを通して彼ら彼女らと接していく中で、いつも心には、「寄り添っていたい」という想いがあった。

それは例えば、バスが来ないことに混乱してバス停を叩いてしまう方、伝えたいことが伝わらなくて大声を出してしまう方、突然泣き出してしまう方、そんな様々な表面に現れる行動の裏にある想いはなんだろう、と、考えることが楽しかった。

アルバイトでは、1対1で支援に入っていた為、その方のためだけを考えて、最善(だとわたしが思う)支援をしていた。

時にそれは、泣いている利用者様の隣にただいることだったり、意図的に場面を切り替えることだったり、やっていたことはほんの些細なことかもしれない。

それでも、その方のことを考えて、その方の為に何かできることがわたしにとっての幸せだった。

わたしは今入所施設で働いている。
わたしが寄り添いたい利用者様は1人だけではない。
その方の為だけを考えるだけではなくて、他の方や施設全体や地域全体を考えなくてはいけなくなってきている。

それでも、わたしは、寄り添うこと、ただそれだけを丁寧にしていきたい。


表面に現れる様々な行動の裏にある想いに寄り添いたい。


全体のことを考えることも結果としてすべて利用者様一人一人に寄り添うことになっているはずだから、わたしはこれからも入所施設のスタッフとして、利用者様に寄り添っていきたい。

寄り添いたいという想いだけは忘れたくないなぁと、やさしさってなんだろうと考えた時、強く思った。

やさしさって連鎖するものだと思う。
ハッシュタグを眺めていて、やさしさが連鎖している様子が本当に嬉しくて、やっぱりsoarは素敵なメディアだなぁと思うと同時にわたしもその中で生きていきたいと思った。


柔らかくて優しい社会を目指してこれからもわたしはただやさしくありたい。寄り添って生きていきたい。


#やさしさってなんだろう


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