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2024.4 茶葉記録

前回分(2024.1~3)はこちら

 相変わらずお茶好きが続いており、4月は新しく「英国展に参加」「中国茶を初めた」「アイスティーの開始」「ティーソーダやシロップ、焙煎等のカスタムが追加」という要素があったのと、3ヶ月分まとめて感想を書くのが結構難しかったので4月度1ヶ月分で感想メモを書き上げることにしました(面倒なのでこれを書いた時点で飲んだ5月分も少し入っています)。


各茶葉感想メモ

 基本的に「初めて飲んだ茶葉」のみを取り扱いますが、飲んでいくうちに印象が変わったお茶に関しては書き残しておきたい気持ちが勝るために追加するようにしています。
 相変わらずお茶に関する知識はほぼありません。

紅茶

  • リントンズ カッパス(270ml 3分)

 トラディショナルと同じ茶葉ではあるもののマグ用のティーバッグなので楽しみ方は違うそう。トラディショナルが売り切れていたときに買ったのでいつか飲み比べしてみたい。
 リントンズ特有の「ミルク入れてないのにミルクティーの香りがする」謎の現象はこちらも健在。水色も濃かったのでミルクティーのほうが絶対いいなーと思って一口だけストレートいただいた後にすぐミルクを淹れてしまった。美味しい!GOLDよりさっぱり目なんだけど、飲み口はまろやかかな?
 ミルクを入れても美味しいけどストレート大好き人間なので、ストレートを飲んでミルクティーを飲んでいる感覚を味わえる&マグで作れるというところはかなり高評価。ちなみにリントンズのショートブレッドと一緒にいただいたので最高だった。

  • FAUCHON アップルティー

 フォションといえばアップルティー。りんごの香りがいい香り。味はほのかなりんごの酸味を感じるけどさっぱりしてる。飲み終わった後りんごの風味がスッと残る感覚。渋みは全然ないんじゃないかな(ティーバッグ入れっぱなしにしてたらさすがに底の方は渋みあったけど))。
 リーフで買ってガブガブしてもいいかもなくらいにはアクはない気がする(フルーツフレーバー日常にしたくない人間が言ってるのでフルーツの風味がふわりとほのかに香る程度という感じかも。そこが飲みやすさの気がする)

  • Whittard イングリッシュローズ

 サン・ジョルディの日ということでローズフレーバーを。ウィッタード、どうやら缶とティーバッグで香り付けが違うらしく、缶の方が芳醇で華やかな素敵な薔薇の香りが広がる感覚があったが、容量的にティーバッグを購入(抱えてる茶葉の量が多すぎて美味しい期間内に飲みきれる自信がなかったため)。
 結果としては香りは確かに缶の方が圧倒的に強かったと思うので、薔薇を楽しみたいなら絶対に缶をお薦め。ただ、ティーバッグでこれだけ上品な香りを手軽に味わえるのはすごい。ふわりと感じる風味が素敵でいい時間。呑口はほんのりまろやかでストレートで飲みやすい。お湯は200より多めの方が好きかも。

  • pekoetea(ピコティー・エディンバラ) スペイサイド

 すごい、本当にウイスキーの風味がある!スペイサイドは一番人気(というか一番手に取りやすい味)とのことだったので買ってみたのだけど、確かにベリーとりんごの香りと酸味がふわっと感じられる。だけどメインはやっぱりこの「ウイスキー感」。飲んでいないはずなのに口の中がウイスキーの口になっている気がする。
 紅茶だし紅茶の味としても美味しいのだけどウイスキー感が確実にあってなんだろ…美味しい…不思議だ…。

  • NEWBY イングリッシュブレックファースト

 とってもキリッとした味!鋭い味がきた後に渋みがほどよく広がっておいしい。ミルクティーにしたらミルクでマイルドになる中で鋭さが残っていていい感じかもしれない。……とここまでが当時の感想だけど、後日抽出のための湯量が圧倒的に足りていないことに気づいたため、かなり濃いものを飲んでいたと思われる。また飲みたい。

  • NEWBY アッパーアッサム

 高級アッサム。アッサム自体めちゃくちゃ久しぶりに飲んだけど香りが甘くて強い。なので、さぞかし甘いのだろうと口にするととっっっっっても濃い!(※これも上と同じで湯量が70mlほど少なかったためだと思われるため、以下は差し湯した後の感想)
 かなりパンチが強いからミルクは絶対合うと思う。だけどストレートでごくっと飲みのも美味しい。色々飲んできたことでアッサムの強さをやっと知った気がする。

  • NEWBY カンジュンガ 90℃/3分/200ml

 カンジュンガ、つぼみが花へ芽吹く瞬間を肌で感じられるようなティーバッグ。袋を開けた瞬間は土みたいなにおいがして少し不安な気持ちがあったけど、蒸らし終わって蓋をとったら花が満開になっていた。素晴らしい香り。
 渋み苦味は気持ちいい程度に感じられるけどほぼフローラルな甘さというか、玉露のようなコクの強さがある気がする。ダージリンってそこまで好き嫌い感じたことなかったけどどこれは好き。美味しいしとても飲みやすい。
(2杯目)口に含んだときは身体で萌芽を感じるし、喉を通るときはまろやかでコクが強いので山岳を流れる小川のような穏やかさがあるのに、飲み終わってからほのかに紅茶の旨味の苦味と渋みがほんのりと感じられて味が深まる感覚。とても美味しい。

  • NEWBY アールグレイ

 NEWBY、いままで甘みのある茶葉ばかりだったのでここに来てベルガモットが強めのピリッとしたフレーバーに茶葉の渋みを楽しむタイプがきて幅の広さを感じた。入ってないと思うけどジンジャーを口に含んだ時のようなピリリとした感覚と香りが膨らむ。ベルガモットってもしかして本来はこういう味なのかな…?と驚き。あとアールグレイあまり飲まないので、美味しいアールグレイにあたって流石だ、と思った。

  • バシラーティー ヌワラエリヤ

 口に入れた時少し苦味みたいなものを感じるけど後に引くわけではなく爽やかにスッと引いていく気がする。口に含んだ瞬間火力が高いので、ミルクティーにすると最初は紅茶のパンチが強いけど後味はほぼミルク(ミルクが多すぎた説もあるけどヨークシャーティーやリントンズの時にミルクは思ったより多く入れるのだなぁと思ったのでたくさん入れてしまった)

  • バシラーティー ルフナ

 ルフナ特有の甘みを感じる茶葉。渋みはほぼなくごくごくと飲める。香りの主張は相対的に弱めではあるけれど、カップを口元に近づけた際と口に含み喉を通るときにふわりと鼻をくすぐるように茶葉の芳醇な香りを感じることができるので美味しい。

  • バシラーティー タンジェリン

 程よい渋みとほのかなオレンジの風味でキュッと引き締まる。オレンジ特有の甘酸っぱい香りが本当にいい香りで好みだった。バシラーティーを何杯か飲んだ後に初めて飲んだので、「バシラーティーは全体的に最初にガツンと味が来るけど後味はさっぱりしている」ものが多いのかな、と思った。
 かなり好きな味と香りなので常備してもいいなリスト入り。

  • バシラーティー マンゴー&パイナップル

 全体的に香りも後味もかなりマンゴーが強めだけど、パイナップルの甘酸っぱさがスッと溶け込んでいて甘さが弛まず引き締められている感覚がある。マンゴーを普段あまり食さないので「マンゴーか……めちゃくちゃ甘そうだな……」と思っていたところいい意味で予想を裏切られた。酸味が程よいアクセント。かなり個人的な感想だけどハワイ旅行を思い出して綺麗な山と海の記憶が溢れ出しました。

  • バシラーティー ストロベリー&キウイ

 バシラーティーのフレーバーティー全般がそうなのだけど香りが強すぎないけど味にはちゃんと主張があって、個人的にバランスがかなり好み。ストロベリー&キウイは紅茶の苦味とか渋みはほぼ感じずベリーとキウイの甘酸っぱさが出ていて美味しい。ガブガブと日常的に飲める味かも。

  • バシラーティー ラズベリー&ローズヒップ

 ローズヒップって初めてだったんだけど広がるバラの香りと口に含んだ後に少しの苦味を残しつつ爽やかでさっぱりしてていいかも。ローズの甘みって甘いんだけどくどくなくて美味しい。普段遣いとは違うかなと感じるけど、時々味わいたくなる。あまり代替がなさそうな気がする。美味しい。

  • バシラーティー クリームカクテル(ミルクティー専用茶葉)

 抽出150mlにあたためた牛乳100mlがレシピなのでミルクたっぷり!でもミルクティー専用を謳うだけあって本当にミルクティーにピッタリで美味しい。キャラメルとかのカクテルっぽい味なのかな、ミルクと合わさって本当にいいバランス。
 今までミルクティーはリントンズとかヨークシャーのイメージがあったけど、これは「美味しいフレーバードのミルクティー」でまた別ジャンルなので面白いなと思ったし、家に何個か常備したいかもと思わされた。

  • Dilmah ブラックカラント(カシス)

 カシスってカシオレでしかいただいたことないので新鮮なんだけどとってもカシスだ…(表現力0)。香りも味もカシスの風味結構あるけどくどくないし後味は残り続けるというよりスッと抜けていくのでかなり飲みやすい気がする。Dilmahがそうなのかもだけど渋みほぼなくてまろやか。

  • Dilmah レモン

 甘さ控えめのレモンの香りがしてとってもいい香り!!ティーバッグは抽出時間が終わったらすぐ引き上げないとレモンティーによくあるの独特の苦味が出る(そもそもティーバッグをいれっぱなしで飲んではいけない)。
 味はさっぱりでおいしい。レモンの砂糖漬けをサラッと通したレモンティーと違ってフレーバードだから甘さがなくていわゆる日本のレモンティー飲み慣れてると不思議な感覚になる。あと、後味でレモンのパチパチとしたフレッシュな風味を感じるのが美味しい。

  • Dilmah アップル

 ジューシーなリンゴ。香りもカップを近づけたらフワッと広がる感じで程よくてとてもよい。リンゴらしく後味も少し酸味がありつつサッパリしてるのでストレートでガブガブといける。Dilmahのフルーツ系のフレーバードは自分にはかなり飲みやすくて合ってる印象。

  • ルピシア 白桃(紅茶)

 常日頃から桃は好きだけど桃のフレーバードは好きじゃないかもしれない…と言っていたけど、お湯をかなり多めにして抽出を少し長めにしてみたら香り高いけど白桃フレーバードにありがちなよくわからない桃の渋み?がほぼなくなってて桃のいい香りのお紅茶になって美味しかった。飲み終わって口から鼻にかけて桃の香りが広がっていく感覚がよい。

  • ムレスナティー 京都祇園の香り

 前回「ジャスミンが合わないかもしれない」とだけ書き残していたままだったけど、しばらくコツコツ飲み続けたところ作り方のコツが掴めてきた。
 ジャスミンがあまり好きじゃないのではなく抽出に問題があった模様。湯量が少なめ・抽出長めだったようなので好みに変えてみたらジャスミンの香りがぶわあっと広がる中で紅茶本来の渋みが美味しいと感じる程度に通り抜け、後味はスッキリ華やかさで広がる感じでとても美味しい。
 第一印象で合わないかも?と思ってもカスタムすることだいじだ。ムレスナティーさんは特に香りがとってもいいのでまた行きたいな。今度はフルーツ系かカカオやバニラやキャラメルなんかを買ってみたい。

  • PRIMROSE 薔薇の花の紅茶

 スコーンが有名なお店の茶葉で、レモンのスコーンと一緒に購入。淹れてみると薔薇の主張はそこまで強くなくほのかに香る程度だったので逆にプレーンではない味付きスコーンにはとても合う。アフタヌーンティー(おやつを楽しむ時間)の紅茶だと思った。

日本茶・中国茶

  • バシラーティー ホワイトムーン

 緑茶×烏龍茶×ミルクフレーバーというすごいお茶。味は緑茶ベースだと思われるけど烏龍茶らしき爽やかさと花のようなかおりが膨らむ感じがあり、さらにそこにもったりとしたホットミルクのような香りがふわっと漂う不思議すぎる独特なお茶。結構パンチの強い苦味みたいなのがあるのにホットミルクの香りがするので個人的にはラプサンスーチョンより好き嫌いが分かれる気がする。4月頭に1つめを飲み、あまりのクセの強さにしばらく寝かせておき4月末になってもう一度飲んだが、やはり個性の強さでゲシュタルト崩壊していた。ただ味は美味しいと思う。香りが同時に来ると「!?」となるだけで……。好きな人はすごくハマる茶葉。

  • ルピシア 白牡丹

 茶葉のデカさ、白茶。まろやかで優しい自然の甘みがある。ただし白茶なので大丈夫だろうと高をくくって放置しているとかなり渋くて苦くなる(中国茶は渋くならないと思っていた人間なので相当驚いた)。規定量の湯・茶葉だと結構渋みが強いと感じたので、お湯多めにして、抽出も少しですぐカップに出して飲み、新たに飲む際に茶葉が入ったままのポットにお湯を注ぐスタイルで飲むのを推奨したい。

  • ルピシア アップルベリー(※緑茶)

 4月のおたより。ロンネフェルトのモルゲンタウと同系統の茶葉になるけど香りも味もアップルとベリーはほんのり程度で緑茶メインでしっかり味わえる(モルゲンタウ大好きで常備してるけどあれは緑茶というかモルゲンタウの味だよな……と思っている)。緑茶のフレーバードなら一番おすすめかも。

  • 市川 ぐり茶

 ルピシアのおまえさまは甘みを強く感じる柔らかいお茶だったけど、こちらは甘みと仄かな渋みが調和してコクが深いお茶。湯呑みを近づけた時の香りがかなり好み。日常使いのお茶に即振り分けられた。

  • ルピシア おまえさま(自家焙煎)

焙烙買った記念

 焙烙で少し炒ってみたおまえさまは本当に香ばしくなった。元がかなり甘みが強く渋みも苦みもほぼない飲みやすいお茶だったので焙烙面白いな……と感じた。

  • 一保堂茶舗 玉露(ティーバッグ)

 初めて玉露試したとき100度のお湯を使った大失態を犯したので今回は温度計も使ってしっかり作ってみたら、とってもまろやかで美味しいお茶になった。やさしい甘み。ほのかに感じる苦味がフレーバーのようになって気持ちいい。
 暑すぎず寒くない今の時期が一番美味しくいただける気がする。ティーバッグですら手間はかかるけど相応の美味しさ。お茶請けがいらないというか、ない方がいい気がするのもいい。

  • 小野園 知覧茶(2024新茶)

夕飯(このあとめちゃくちゃ夜食食べた)

 八十八夜だと知ってスーパーに走って買ってきた新茶。今はスーパーで新茶が選べる時代だ、すごい。
 甘みがあってまろやかで美味しい。渋みもほんのり感じるけどすぐに引いていく。水色が淡い緑で春を感じる。

  • ティーブティック 甜茶

 甜茶は前回ルピシアのものが初めて飲む味だったのだけどルピシアがかなりクセのない甜茶というか飲みやすくなっている甜茶だと聞いていたのでどんなものだと思って淹れてみたら確かに甘みが深いところ以外全然味が違う。ルピシアの甜茶はなんというか紅茶みたいに香りも楽しんで口の中で膨らんでみたいなところあったけどこちらは甘味もほどよいほんのり程度。でも飲みにくいような癖はない気がする(甜茶は癖があるってよく聞くけどそれに当たったことがないのでいつか飲んでみたい)。

  • KALDI(に売っていた) 凍頂四季春茶

 これ烏龍茶なんだ!?ってくらい優しい味と華やかな香りで美味しい。全然2煎目も美味しかったし3煎もいけますよと裏に書いてあるくらいなのでかなり継ぎ足してみた。少なくとも5煎まではいけました。
 烏龍茶実はアイスじゃないと得意じゃなかったんだけどこれは華やかで渋みも薄いから好きなのかも。あとKALDIで気軽に買えてコスパもいいのでお気に入り。

  • 梅舎茶館 蜜蘭香(ミーランシャン)

 フルーティーな香り!甘い!味も烏龍茶ならではのキリッとした感じはあるけど甘さ(砂糖的な甘みではなく自然の甘みのような感じ)がふわりと残ってかなり美味しい。とてもまろやかだから四季春より飲みやすいかも。

  • 梅舎茶館 鴨糞香(ヤーシーシャン)

 今まででいただいたことないタイプのとっっっっってもいい香りだった……。店員さんに茶葉相談してる時に「あまりにもいい香りで売れないように鴨糞っていうひどい名前にされたんだよ」みたいなことを教えてもらって興味を持ったんだけど、本当にカップを近づけなくてもわかる香りだかさ。花束のような気もするしフルーティーな感じもあるのかな…すごいいい香り…かなりまろやかでミルクっぽさも感じるけど、飲んでみるとどちらかというとメロン側の甘さというかフルーティーさな気がする(メロンの味や風味は一切ないです)。
 とっても香りはいいしお味はまろやかで飲みやすく、スーッとする感じがないので、柔らかいお茶を好む方にはとてもお勧めしたい。

  • 太平猴魁(たいへいこうかい)(2023新茶)

 昆布みたいな茶葉(失礼)からめちゃくちゃまろやかで優しい美味しい香りと味!!!!今までいただいた中国茶の中でもかなり好みだ…!(お高いので滅多に買えないけれど…)
 結構フルーティーで甘味もあってめちゃくちゃに飲みやすい。これをずっと継ぎ足ししておかわりできるの至福すぎる。緑茶分類らしいけどそうなの!?っていうくらい渋みや苦味はない。

ハーブティー

  • ルピシア ピッコロ

 袋を開封した瞬間に甘いフルーティーな香りが広がる。風情のない言い方をするとぶどう味のチューインガムのような香り。
 ルイボスのまろやかな飲み口がベースになっていてスパイス系のフレーバーもないのでかなりさっぱりしている。ハニーの部分はあまりわからず、ほぼベリーフレーバードな印象。香りは強すぎないけど主張は結構あるので寝る前にフルーツで癒やされたいときにはいいかもしれない。
 個人的に茶葉が細かすぎてポットに詰まるのとチューインガム感があまり合わなかった(出汁袋に入れて抽出してもいいんだけどずぼらなので手間をかけたくない)。あとルピシアのルイボスは香ばしさがある気がする。

  • ルピシア ジンジャー&レモンマートル

 レモンとジンジャーとか既に美味しそうな気しかしないと思ったとおりでジンジャーが結構強め。でも味は少しピリッとした気もするくらいで優しめなのはルイボスだからかな。
ルイボスって結構独特の薬草味のあるまろやかさがあるけどジンジャーで結構上書きされてて面白い気がする。しいていうなら、これはもう少し寒い時期に飲むほうが美味しく飲めたので失敗したな……と思った。寝る前に飲むと体があたたまりすぎてしまう。

  • セレッシャル スリーピータイム

 箱を開けた瞬間からスペアミントとカモミールの強い香りが!言ってしまえば歯磨き粉に近いハーブの香り(いい香りだと思っています)。
 ベースがカモミールっぽいのだけどミントのスーッとする感じが飲んでいる最中に現れて消えていく感覚が面白い。ミントが強いけど少しベリーらしき甘さも感じるところがある。苦手な人は苦手そうだけどハチミツとか黒糖が合いそうなので入れてみても美味しいかも。自分はストレート派なのでこのままだけど全然美味しい。確かにレモンのハチミツ漬け潜らせたり炭酸水で割るのも美味しいだろうな〜って思う。
 かなりリラックスする香りなので名前の通りよく眠れそう。

  • Kewガーデン リフレッシュ

 レモングラスとジンジャーが強めで香りがとにかくいい。オレンジも入ってるみたいでほのかにオレンジの甘酸っぱさが。今まで正直ハーブティーはあまり美味しいと思わないタイプで「健康に良い」「寝る前に飲むと香りがリラックスする」と感じていたのだけどこれは味が美味しいハーブティーだった。リフレッシュって名前なのも納得でスッキリフレッシュな香りが心地いい。
 ただし150mlでいれる用のティーバッグに400mlで入れてるので想定よりかなり薄まってると思うのにかなり美味しかったので普通に入れてみれば良かったかも。
 レモングラスの香りも味もかなり好きかもしれないと気づかせてくれたお茶。

  • Kewガーデン リラックス

 カモミールジャーマンベースでエルダーフラワーが強めに出ていて、嗅覚ではなく味覚と効能がリラックスなのかな?という印象。リンデンとかエキナセア、シベリアンジンセンは身近でなかったのでどれがリンデン、エキナセアなのかに気付けなかったのだけどすごく調和の取れた味なのでカモミール系の近いものをブレンドしてるのかな。
 味はカモミールのハーブティーだなーという感じ。リフレッシュがかなり革命的だったので期待値というか革命的なものを望んでしまっていたところがあってそこで齟齬が起きちゃったかも。普通に美味しいのだけど入手コスパ考えたらリピートはしないかな…(リフレッシュはかなり美味しかったのであれを買う時に一緒に買うのはアリかも)。
 あとカモミールに対して好きだし癒されるけど味としてはそこまで好みではないっていう気づきを得た。

カフェ・喫茶店

 個人経営のお店も多いので基本的に感想や写真はなしで行ったところのメモを(大きな店舗のみ写真つき)。どこもとても美味しかったしマスターや常連さんと会話させていただけるのはとても楽しかった。

  • MOHINI(四ツ谷) 
    ……ダージリンセカンドフラッシュとラプサンスーチョンにスコーン。

  • ティーハウスタカノ(神保町)
    ……ランチセット(ミックスサンド+セイロンティー)+ババロア

  • 青山ティーファクトリー(神保町)
    ……ルフナとウバとオリジナルワッフル。

  • SANKODO(大泉学園)
    ……べにふうき(和紅茶)とヴィクトリアスポンジケーキ。

  • 梅舎茶館(池袋)
    ……金宣茶(日替わりおやつ付き)

  • ひやかし(表参道)※一保堂茶舗の期間限定喫茶
    ……アイスチャイ(「冷や菓子」付き)

  • バーミヤン
    ……ドリンクバー(初めてバーミヤン行って大量に飲んだ。美味しい)

英国展・買った茶葉

 英国展に行くとお祭り気分になるし「今を逃したら買えないかも…」と思ってしまうせいでたくさん買いすぎる。怖いところだ……。多すぎて自分でも引いたししばらく買い足しは控えたい……。
 あとスコーンはお茶請けとして好きではあるけど、わざわざスコーンを食べなくてもいいのかも、と感じたのが収穫だった。紅茶にはスコーン!スコーン食べなくちゃ!と思い込みすぎていて自分の好みと相談していなかった。もちろんスコーン自体は好きなんだけど、スコーンに縛られずに美味しそうだと思うペアリングをもっと目指したい。まあ7月の健康診断に向けてしばらくおやつ控えるんですけど…

4月だけで買った茶葉以下。もやしを食べて生きたほうがいい。

ピコティーのファッジが欲しくて英国展(2回目)に行ったら茶葉を大量に買っていた
フィーユ・ブルーはずっと気になっていてトライアルセット終わりそうだったので駆け込んだ
英国展(1日目)。初参加でタガが外れた。帰りに梅舎茶館さんでも買った。もうだめだ。
バシラーティーの定期的に来るセールのお知らせでポチった。意思が弱い。
これは4月頭に今後たくさん買い込むことを知らずに買ったリントンズ。

お茶請け

 前回も美味しかったおやつを書いたので今回も美味しかったお茶請けを箇条書きで。

  • 菓子うすいろ 4月限定桜と白味噌のパウンドケーキ(激ウマ)

  • 菓子うすいろ パウンドケーキ

  • いちごどうふ(牛乳プリンのいちごジャムといちご入りの手作り)

  • PRIMROSE レモンのスコーン

  • ティーハウスタカノ ババロア(衝撃を受けた)

 正直最近思うのは、お菓子より、おにぎりとかサンドイッチとかゆで卵と一緒に飲むお茶美味しいな…?と……

その他

まとめるのが面倒だったので色々詰め込みます

  • アレンジティーとか写真とか

家で点てた抹茶を使ってアイス抹茶ラテ。
一保堂茶舗さんの「ひやかし」のチャイ。個性的なチャイだし店内可愛いし最高。
  • 今後

 4月があまりにも忙しすぎて生活リズムが崩壊し体重も崩壊したので5月以降は今家にあるお菓子がなくなり次第お茶請けはやめたい。そもそも甘いものそこまでめちゃくちゃ好きというわけではないのに何故か固定観念で「お茶飲むならお茶請け」と思い込みすぎていたきらいはあるので(実際ペアリングでマリアージュを感じると脳汁がすごいのですが)、しばらくは体いたわりつつゆったりと。お茶自体を飲むことはまだまだやめられそうにないくらいハマっているのでどんどん飲んでいきたいな。
 と同時に、自分の好みも結構わかってきたし、今の在庫がなくなったら「常備するお茶」と「たまにお試しするお茶」だけにしていきたいな~とも思う。