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【“この世界”という名のファンタジー】


ご無沙汰しております。
春の花粉症がもうこの上なく酷すぎで、花粉小どころかもはや“花粉大”になっているスギ花粉立体吸着アフロこと天真です。
#エイプリルフールだと言って欲しい
#何が何でも花粉症だと認めたくない

今日は年に一度のエイプリルフール
でも、だからこそ敢えて本当のことを今日はひとつだけここに綴ってみます━━━

移動式銭湯で暮らすこの旅を初めて早4ヶ月

第二の故郷である大分県の天ヶ瀬温泉を発った自分は九州全国で湯を沸かしながら各種各様の旅を経て、今は山口県の萩市まで辿り着きました
#車の運転日本一苦手
#自分からしたら本当に早いペースです

本当に多くの人達に助けられて今日も有難いことに健康に事故もなく楽しく毎日過ごさせてもらっています

学生時代に世界中を旅した頃は一番長くても105日間だったので、こんなにも長期間かけて旅をする経験はこれが生まれてこの方初

さて、、、

もしかしたら人はこの旅を「単なる遊び」と嘲笑うかもしれないし、「貴重な人生経験」と褒め讃えるかもしれません

でも、正直そんなことは自分にとってどうでもいい

肩書きなんて皆が勝手に決めてくれればいいんです

〝あなたはなぜそんなことをするのか〟
〝そんなことをして何の役に立つのか〟
〝もっと○○すべきなんじゃないのか〟

現代を生きる私たちはすぐに「理由」や「答え」を求め「たしかなこと」を決めつけようとしがちだけど、きっとそれは人生においてあまり本質的ではないのだと最近は感じます

先日、道中巡り逢った素敵な画家の方と移動式銭湯のこの湯に入りながら対話を重ねた際に話してくれたことがとても印象的でした

「人々はすぐに“確実な正解”みたいなものを求めようとするけど、自分達の内側のこと(身体の中)は勿論直接見たこともないし、自分達の外側に広がる宇宙についてだって未だに何もわからないことだらけ。そんな『わからないもの』で溢れたこの世界の狭間でこうして自分達がいま存在していることそのものがもしかしたら“正解無きファンタジー”と言っても過言じゃないのかな」

〝我思う、ゆえに我あり〟
~ルネ・天真・デカルト~

もし、そんなファンタジーみたいなこの世界の中でひとつだけ“たしかなこと”があるとすれば、それは自分は今日も「生きている」ということ

そしてきっと、この文章を読むあなたもこの世界に確かに存在し生きている

仕事も遊びも学びも何もかも

その根底には「生きる」が含まれている

〝あなたはなぜ生きているのか〟

そこにきっと理由なんて必要ない

“価値に気づけない人”はいても
“価値そのものがない人”はいない

理由なんて後付けで構わない

だからきっと、

あなたはなぜ○○をするのですか?

…といった類の人生におけるこの問いは

あなたはなぜ生きているのですか?

と同じくらい別にそこまで気にしなくてもいいのだと思います━━━

今、自分はこれまでの26年間の中で一番と言って良いほどに幸せです

毎日毎日本当に色々な方に逢い

この命で一期一会の湯を沸かし

別れの寂しさに後ろ髪を引かれ

今、生きていることを実感する

今日この瞬間までこうして生きていて本当に良かったなと今は心からそう思います

今日この日までこんな自分と巡り会ってくれた全ての皆、本当に本当にありがとう。

最後に、、、

旅立ち前の当初の予定では

『3月一杯位まで日本国内を旅して、その後海を越え世界にお風呂を創りにゆく』

…でしたが、実はなんと未だ自分は山口県におります。
四捨五入したら“ほぼ九州”です。
#山口県に怒られろ
#瓦そば大好きです

でも、自分は確かなスケジュールなんかよりも今こうして目の前で繋がるご縁を大切にしたい

だからきっと、これはこれでありなのだと思います。

たぶん、5月一杯(もしくは6月位)までは日本を旅して、その後の夏頃に海外に渡ってそこから“Mobile Sento Life”(#通称MSL)をスタートさせることになる気がします。

11月2日が27才の誕生日なので、もしかしたら『26才の“風呂”の歳中に世界にお風呂を創る』は間に合わないかもしれませんが
#というかきっとまた海外で沢山の事件を起こしてることだろうからほぼ確実に間に合わない
#三宅天真の事件簿

語呂合わせなんて自分にとって所詮は一つのきっかけ程度でしかないので、今はこのご縁を大切にする道を最優先しようと思います。
#手段の目的化には陥りたくないんです

自分のことをよく知ってくれている方々ならきっとトラブル王三宅の朝令暮改なんて日常茶飯事のことで別に気にもしないと思いますが、一応これが今の自分の心持ちです。

あっ

『NYで入浴』

は全然ほんとに今もあの日と何も変わらず実現するつもりなのでその点はご安心を。

皆で一緒にこの日本の湯でWe Are The Worldしてみせましょう。

いつの日も心に旅を

Dear.この世界という名のファンタジーのどこかできっといつか巡り会うであろう貴方へ

心からの感謝を込めて━━━

2022.4.01
移動式銭湯  三宅天真


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