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#本のある生活

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主にビジネス書、小説(ミステリ多め)の書評📚 読書の幅を広げたいので、おススメあったら教えてほしいです♪
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#読書記録

《23年上半期》過去の本屋大賞ノミネート作品の読書記録

去年の秋くらいから、小説に対する読書熱が高まってきていて、いろんな作品を読んできた。その中でも過去の本屋大賞ノミネート作品は、自分では普段選ばない作家と出会う良いきっかけになっている。 この半年、読んできた本屋大賞ノミネート作品について振り返ってみる。 ちなみに、第20回(2023年)は全作品読んで感想も別記事にアップしているので、この記事の中では省略する。興味ある方は以下をご覧ください。 2023年1月から6月に読んだノミネート作品※掲載順は読んだ順番。ネタバレなし。

📚2022年に読んだ本を振り返る

きちんと読書記録をつけ始めたのが2020年の10月頃なので、一年を通じて記録を付けたのは2年目かな。2022年は111冊だった。21年が81冊だったので今年の方が読書量は増えたと言えそう📚 雑誌やマンガ、Kindleで斜め読みしたビジネス書やノウハウ本はカウントせず。ちゃんと管理してないけど、最後の方で読んだ「マンガ」についてもまとめてみました。 あと、読書用のツイッターアカウントを独立させました📚 今後、読書関連ツイートはこちらに投稿します。 読んだ本一覧 こうやっ

今までに読んだことのないタイプの小説

『小説の小説』(著:似鳥鶏)を読んだのだが、面白いというよりはトリッキーだな、という感想だ。いや、もともとそういう本だとはわかっていたんだけど、事前に想像していたよりも10倍はトリッキーな小説だった。 いわゆる「メタ・フィクション」と言われる、「小説の約束事を利用した小説」の形式をとっていることが「まえがき」で断られている。 縦書きは上から下へ読む、一行空いたら場面や視点が変わる(ことが多い)、といった本を読んでいくうえでは至極当たり前の約束事さえもネタとして弄ばれている。