VBAが終了に向かう

 先日Outlookユーザに対し「新しいOutlook」というものが提供されるようになり、さらに「新しいOutlook」は、Windows11からの標準メールクライアントとして提供がされるというアナウンスがされました。

 マイクロソフトは、新しいOutlookはComベースではなくWebView2で構築されており、ComアドインやVSTOアドインがサポートされなくなり、JavaScript Webアドインのみをサポートする方針を明らかにしています。

 今後、VBAを生き残らせるためにVBAを介してアクセスできるJavascriptベースのインターフェースが提供されるとよいですが、そのような情報はいまのところありません。

 今後はJavaScript Webアドインを使い、新しいOutlookでの処理の実装が可能になるようですが、Power Appには、メールボックス及び電子メール送付のテンプレートが容易されており、Power Appでの実装可能性もあるようです。
 というものの、今後VBAが廃止の方向とみておいたほうがよいかと思います。そのためには、現存のVBAについて移行のための準備を進めておいた方がよいかと思います。

 廃止の方向がアナウンスされているのは、現在Outlook VBAのみになりますが、Excel VBAについても考慮にいれたほうがいいかもしれません。


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