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回線解約済みのdアカウントを別のdocomo回線契約で再利用すると過去の電話番号が意図せず紐づくという話

表題の件、X(Twitter)で反響があったのでnoteにも書いておきます。

この事象に当たったのは2018年にdocomoをMNPで契約した時で、別の電話番号で以前利用していたdアカウントを新規契約したdocomo回線に紐づけたところ、過去の電話番号と新規契約の電話番号の両方が1つのdアカウントに紐づいてしまいました

その時のスクリーンショットが残っていました(いつかブログに載せようととっておいたものです)。1つのdアカウントに紐づく電話番号は1つだけのはずです(docomoのページにも「1つのdアカウントに複数の電話番号を登録することはできません」とあります)が、My docomoでなぜか、新規の電話番号と過去の電話番号の2個をプルダウンで選択できるようになっていて(写真=左)、過去の電話番号を選択すると(解約済みなので当然ですが)エラーになります(写真=右)。

1つのdアカウントに2つの電話番号が紐づいてしまった様子

新規契約して早々に、「解約済みの過去の電話番号」というゴミデータが紐づいてしまい、当時は相当萎えました。docomoのサポートやドコモショップの人と相当やり取りしたのですが、結局この過去の電話番号を消す手段は提供されませんでした。長く使おうと思って契約したdocomoでしたが、ゴミデータがあるままずっと使い続ける気になれなくて、やむなく新規契約したばかりの回線を解約して契約しなおさざるを得ませんでした。

dアカウントは、もともとdocomoの回線契約が主キーになっていたところを、あとからキャリアフリーにしているため、いろいろと無理が生じているのではと勝手に想像します。利用者の観点でトラブルに巻き込まれないためには、docomoの回線契約に紐づいたdアカウントとそうでないdアカウントを明確に区別し、前者は回線契約を解約したら破棄する(再利用しない)、後者は回線契約に紐づけないというのが安全でしょう。


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