なぜ私はアニメ「デルトラクエスト」のどんでん返しにショックを受けたのか
「デルトラクエスト」のネタバレです。結構時間が経っているので結構なうろ覚え。っていうかwikipediaに思い切りネタバレ書かれてるけどいいのかなあこれ。
※この記事は原作、アニメ、作者、その他一切への中傷を意図して書かれた記事ではございません。あくまで私個人の受け取り方の話です。
デルトラクエストってどんな話?
デルトラ王国は7つの宝石が埋め込まれた魔法のベルトを王が身に着けることで守られていた。しかし影の大王の策略によって宝石が奪われ暗黒時代が訪れた。
それから16年後、主人公のリーフ達は宝石を集めて国を救う旅に出る。宝石を集めて、ベルトをどこかに生きているという王の世継ぎにつけさせ、国を救うために。
つまり何がネタバレだったの?
ベルトを着けるべき王の子供。どこかで生きてるけど長い間秘密にされてたんですけど、なんとリーフがそのお世継ぎだったんです!
さて。それを見たときに何故か私は「知ってた」でも「すげえ!」でも「……え? ありえなくない?」って思ってしまったのです。
何故「ショックを受けた」のか
まず、デルトラクエスト自体がどんでん返しの上手い作品だったこと。私に予想できないエンディングが見れるんじゃないかと思ってたんですね。
「こういうのだと普通主人公が王子だったりするもんだけど、そうじゃないの珍しいよな」くらいに思ってました。本当自然に。
流石に主人公が世継ぎってのはありえないんじゃないかとまで。だってリーフが7つ宝石入ったベルトつけても何も起こらなかったじゃん(※これはおそらく意図したミスリードです)。
デイン(CV:斎賀みつきの美少年。王の世継ぎではないかとリーフ達に思われていたが実態は敵のスパイで姿形を自在に変えられる魔物だった。要するに邪悪なメタモン)の件は騙されたがそれも良い。
ともかくいくつかミスリードがあったのは事実なのですが、何故私がショックを受けたのか。リアタイ視聴勢ゆえに過去の伏線を忘れてしまったのか。
アニメ雑誌でネタバレ食らった
最初に言っておくと、ラスト1クールの延長分自体は嫌いじゃないです。当時読んでた雑誌でネタバレ食らったこと。これだけが本当ショックでした。せめて『ついに世継ぎを見つけたリーフ達の功績によってデルトラ王国は救われた』くらいの書き方にしておいてくれれば! テレビ東京で最新追いかけてたので油断してアニメ雑誌など買ったのは迂闊だったかもしれない。
回想シーン
特にアニメ13話辺りが顕著か。あれを見てすっかり刷り込まれてしまったんだと思う。
デルトラクエストって原作自体真相がややこしいところがありまして、先代国王は旅立ち安全な場所に身を隠している、ということにして実際は先代国王とその親友が入れ替わって、国王は城下町で暮らしていたそうなのです。
なんですがアニメの回想シーンでは、本当はエンドン王だったはずのリーフの父親が明確にジャードとして描写されているんですよね。ひょっとしたら王道ファンタジーでありながらもともとアニメ化し辛い作品だったのかも。
とはいえ、だからといってどうすればよかったのだろう? いっそ両者のビジュアルを入れ替わっても違和感ない雰囲気にして回想を全部セピアカラーにでもするか?
まとめ
AKB48知ったのはデルトラクエストでした。「僕の太陽」は好きな曲だけど、その当時はまさか今ほど有名になると思ってなかったなあ。
「ワンワンセレプー それゆけ!徹之進」のmihimaru GTもそうだけど、テレビ愛知系列のアニメは未来のヒット曲アーティストを予知する能力でもあるんだろうか。
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