司法書士試験の勉強方法(択一対策)

2020年度の司法書士試験の受験に向けて、現在勉強中です。

司法書士試験の勉強を始めたのは、平成19年のことですので、かれこれ10年以上が経過してしまいました、、まったく情けない限りです。。

司法書士の勉強を始めてから数年間は、仕事が忙しくてなかなか勉強時間が確保できず、万全の態勢で試験を迎えられたことは一度もありませんでした。

そんなこんなで5年ほど経ったあたりで、このままではいけないと思い、とりあえず数ヶ月間、1日に1時間程度の勉強でなんとか合格できそうな資格を取っておこうと思い、管理業務主任者(平成28年度)、マンション管理士(平成29年度)、賃貸不動産経営管理士(令和元年度)の試験を受験し、それぞれ無事に一発合格できました。

そして再び、5年のブランクを超えて、司法書士試験の勉強を開始することにしたというわけです。


司法書士 山本浩司のオートマシステム

勉強方法としては、インプット学習に関しては、10年ほど前に、Wセミナーの「司法書士 山本浩司のオートマシステム」で一通り勉強し、その後もぼちぼち勉強していましたので、イチからインプット学習をやり直すというようなことはしていません。

そのオートマシステムで勉強した知識をベースにして、伊藤塾の「司法書士 必出3300選」を使って暗記作業を進めるという勉強方法をとっています。

司法書士の一番最初のインプット学習としては、やはり、ここ10年間は、Wセミナーのオートマシステムの一択でしたね。

ただし、2016年に辰巳法律研究所から松本雅典講師の「司法書士リアリスティック」が発刊され、2019年にLECから根本正次講師の「司法書士リアル実況中継 合格ゾーンテキスト」が発刊されるなど、オートマシステムをおびやかす存在が現れつつあります。

ただし、リアリスティックは全巻出揃っていませんので、現時点では、オートマシステムかリアル実況中継かの2択だと思います。

ちなみに、2019年にLECから森山和正講師の「司法書士Vマジック」が発刊されましたが、まだ全巻出揃っていないということと、本文が独学者向けとは言えないため、論外と考えています。

オートマシステムその他のテキストについては、Webサイト「独学で資格取得 - 目指せ!司法書士 -」内の「司法書士の独学におすすめのテキスト」の中で詳しく紹介していますので、そちらもご覧ください。

うかる!司法書士 必出3300選

伊藤塾の必出3300選というのは、左ページに一問一答式の問題があり、右ページに表形式で知識の総まとめが掲載されているという形式の「要点整理テキスト(兼)一問一答問題集」です。

この必出3300選が、私はとても気に入っています。

もともとは、伊藤塾の向田恭平講師が、担当講座「択一クライマックス総整理講座」の中で独自に作り上げた教材を伊藤塾が「必出3000選」として出版し、ベストセラーになったものです。

その後、平成26年度試験向けの講座を最後に向田講師が伊藤塾を退任され、書籍タイトルも「必出3300選」にリニューアルされ、現在も改訂されながら出版されています。

ちなみに、必出3000選が生み出された伊藤塾のもともとの講座「択一クライマックス総整理講座」というのは、その後、「択一ハイブリッド講座」にリニューアルされ、現在は、「択一クイックマスター総整理講座」として小山晃司講師が担当しています。

私自身、必出3300選がなかなか改訂されなかったため、その教材欲しさに小山講師の「択一クイックマスター総整理講座」を受講したことがあるのですが、向田講師の「択一クライマックス総整理講座」も受講した経験のある私にとっては、なんとも残念な講義になってしまったなぁと感じてしまいます。。

やはり、私の中では、向田講師は伝説の講師として脳裏に刻み込まれています。あの向田講師の択一クライマックス総整理講座を受講し、必出3000選を初めて見たときの感動は、もの凄いものがありましたから。。

※伊藤塾の通信講座については、「司法書士のおすすめ通信講座」のページで、No.2でおススメしています。

え~っと、何の話をしていたのか忘れてしまいそうになっていますね、すいません。。

要するに、司法書士試験のインプット学習は、必出3300選を使っているということです。厳密にいうと、それとほぼ同じ内容のテキストが使用される、伊藤塾の通信講座「択一クイックマスター総整理講座」を受講し、そのテキストを使っています。講義は聴いていません。

ちなみに、アウトプット学習は、特にする予定はありません。必出3300選の一問一答式問題でなんとかやり過ごすつもりです。

※必出3300選については、私のWebサイト「独学で資格取得 - 目指せ!司法書士 -」内の「司法書士の独学におすすめの問題集」の中で強くおススメしています。

でるトコ一問一答(司法書士山本浩司のオートマシステムシリーズ)

それと、7~8年前に司法書士試験を受験した際に、必出3300選をしっかりとやり込んだ上でもまだ択一知識が不足していると感じた「民法」と「民訴系」については、念のため、山本浩司のオートマシステムの「でるトコ一問一答」を使って、スキマを埋めていこうと考えています。

とりあえず、司法書士試験の択一対策については、こんなところで進めています。

記述対策については「司法書士試験の勉強方法(記述対策)」に続く。。

※「必出3300選」と「でるトコ一問一答」を使った最強の勉強方法について、必出3300選-司法書士テキストの活用法!【これで択一9割超え!】の記事をアップしました。


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