司法書士試験の記述式対策【答案構成用紙の使い方】

 司法書士試験の受験生にとって、記述式の答案構成用紙の使い方には、とても頭を悩ませると思います。

 私自身も、これまで市販テキストで、伊藤塾の「うかる!司法書士 記述式答案構成力」などを読みましたが、いまいち、これだ!という手法に辿り着けませんでした。

 しかし、令和2年度に、8年ぶりに司法書士試験を受験した際、私なりに答案構成用紙の使い方が定まってきましたので、独学者のみなさんの参考になるかどうかわかりませんが、ご紹介したいと思います。

 答案構成の手法としては、問題用紙に直接書き込んでいくという方法もありますが、私の場合、基本的にはメモ用紙(答案構成用紙)に必要な事項をメモしていくというやり方です。

 これは、問題演習をする際に、テキストに直接メモ書きをしてしまうと、復習の際に使えなくなってしまうと思ったことから、必然的に、このようにメモ用紙を使うようになったという次第です。


不動産登記法の答案構成用紙の使い方

 不動産登記法では、おおまかな流れとしては、以下のようになります。

1.提示された登記記録をメモ書きする。
2.事実関係の中から登記事項と考えられる事項をメモ書きする。
3.メモ書きした登記事項のうち、申請が必要なものを〇(1回目)又は△(2回目)で囲み、申請順に番号を振る。

商業登記法の答案構成用紙の使い方

 商業登記法は、以下のような流れになります。

1.登記記録をメモ書きする。
2.役員をメモ書きする。
3.株主総会議事録、取締役会議事録、聴取記録等から登記事項をメモ書きする。
4.役員について検討する。

 具体的な答案構成用紙の使い方については、実際のメモ書きを撮影した写真を織り交ぜながら、「司法書士の独学記述式対策講座【答案構成用紙の使い方】」のページでご紹介していますので、興味のある方は、ご参照ください。

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