「会社は伸びてるときに売りなさい。」を読んでみての学び
M&Aについて全く分からない僕が中田敦彦さんのYouTubeで紹介されていて、最初に読んでみた本です。
個人的に「面白いな」「学びになったな」と思った部分を箇条書きで書いていきます。
■売却に関する学び
・事業を売却するためには「法令を遵守している」「人事労務や契約書関係がしっかりしている」ことも重要
・買い手側が欲しがるのはその事業者ならではといえるオリジナルの強みを持っている会社や事業
・買い手は買収する事業が収益を見込めるかという点に加え、その事業にどれだけの資産価値があるのかという点も見ている
・業務が「言語化」「仕組み化」「見える化」していることが重要
■M&Aの基礎知識に関する学び
・M&Aの公表のことを「ディスクローズ」と呼ぶ
・アドバイザリー方式は専門家が売手や買い手どちらか一方の相談役となり、仲介方式では中立的な立場で交渉を進めていく
・専門業社の手数料の業界水準は売買価格が5億円以下の場合は手数料5%、5億円超〜10億円以下の場合は4%
■その他重要な学び
・年間売上予測約1億円、4〜5000万円程度の利益が見込める学生スカウトサービス創業者が企業売却で手にしたのは2億円
・在は会計士が不足しており、顧問報酬を上げないと監査に入ってもらえなくなってきているためIPOは難しくなっている
来週は「図解でわかるM&A入門」を読んでみます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?