【サブスク解禁】NEWS担が主観で選ぶオススメ曲10選〜シングル編〜
2024年9月15日、アイドルグループNEWSは21周年を迎えた。私がNEWSを本格的に応援し始めたのは約12年前のことで、4人での活動をスタートした頃だった。それまではいわゆるお茶の間ファンで、歌番組に出演していれば見たり、彼らが宣伝していたシャンプーを買ってみたりと好意的に捉えてはいたものの、CDを購入したりコンサートに出向いたりというほどの活動量ではなかった。初めて彼らのコンサートに行ったのは、メンバーが6人から4人になり活動を始めることとなったツアー「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」であったが、まさかのオーラスでNEWSコン初参戦というなかなか凄いタイミングだったことに後になって気づく。
そこからはCDは全て購入するようになり、ツアーも大学入試前後の年などを除いて毎年どこかの公演には入るようになった。本格的に推し始めた頃は、NEWSをこんなに長いこと応援し続けるとは思っておらず、きっと担降りして他の若いグループに乗り換えたりするんだろうな(DD気質)と考えていた。
しかしながら蓋を開けてみれば約12年、干支一回り分彼らを応援し続けていた。不思議なもので他にも好きなアイドルはいたのだけれど、安定して時間とお金を使い続けながらずっと推したのはNEWSだけだった。現時点で明確な理由にたどり着いているわけではないのだが、そのあたりの深掘りもいずれこのnoteでしていけたらと思う。
さて、前置きが長くなってしまったが、NEWSは21周年の節目に全シングルのサブスクを解禁した。今までCDを購入してiPhoneに取り込んでジャケット写真を設定して・・・としていた手間がいらない。画期的。嬉しい。
このページでは私が主観で選ぶオススメ曲を10曲紹介していく。音楽とそれに付随する知識は完全に素人なので記載した内容の正確性は保証できないが大目に見ていただきたい。
曲の好みの方向性としてはジャズフュージョンっぽい洋楽系、ドラマチックな曲、優しい感じの曲を好む傾向にある。リンクから各種サブスク媒体へ飛べるので、気になった曲はぜひクリックして聴いてみてほしい。
GAME of LOVE
一発目でこの曲が出るのはだいぶ癖強な自覚はある。
イントロやサビは英詞で洋楽っぽい曲。おそらく80年代くらいの、リックアストリーとかが流行った頃のサウンドに近い気がする。裏拍強めで大人っぽい。後ろでずっと鳴っているシンセのコードとリズムがおしゃれ。錦戸くんとテゴのフェイクの掛け合いが気持ちいい!発売当時12歳だったがすごく好きでたくさん聴いていた。今思えばオマセな選曲。(夜が明けるまで逃がさない曲です)
メガロマニア
「メガロマニア」という言葉をご存知ない方も多いのではないだろうか。言葉の定義に関しては後述するが、私がこの曲を聴いたときに特に印象に残ったのは宇宙空間のような広がりを感じるイントロ。頭に浮かんだキーワードは「壮大」「超自然」「全能感」。洗練されていてかっこいい曲だがコンサートへの出番はあまり多くなく、EPCOTIAで披露されたのみ。(ダンス辛すぎたのかな・・・)AメロとBメロの繋ぎ部分で「Feel like a,feel like a」というコーラスが入るのだが、コヤシゲの声の良さを活かしたアレンジがされていてとても素敵。
さてここでメガロマニアの意味について確認してみる。
検索すると一番上に出てくるのは「誇大妄想」。病理の分野で使用される言葉らしい。歌詞の中にも「妄想も理想も全て望むままに」とあるのでメガロマニアという言葉の解釈としておそらく正しいと考えられるが、私はこの曲は「誇大妄想をしている人の曲」ではなく「一見すると誇大妄想に思える程の全能感を以って遥か遠くを目指す人の曲」かなと解釈している。
Quntastic!
もう、かわいい。爽やか。20代らへんのNEWSの良いところが詰まってる。王道アイドルソングという感じでサラッと聴けてしまうんだけど、「言葉より素肌で話したいよ」という歌詞でちょっとドキッとする。TouchもそうだけどNEWSってこういう爽やかソングでさりげなくちょっとエッチなこと言うの得意だよなと思う。この曲ももうちょっとメンバーが若いうちにコンサートでやってほしかった!!!
愛はシンプルなカレーライス
変わったタイトルだけどすごく温かくて可愛らしいラブソング。歌い出しの歌詞がすごく好きで、歌割が当たってるまっすーの声にも雰囲気にもぴったり。
パートナーとの関係性やお互いの心情の変化は、言語コミュニケーションだけではなく非言語なものによるところも大きい。目に見えない、言葉にできない思いがあり、自分自身が相手に与える影響について理解していても、上手くいかずに悩むこともある。それでも時間をかけて、向き合って育む愛を歌った曲。
個人的にはtimeleszに歌ってみてほしいなと思っている。素敵に歌いこなしてくれそう。
ヒカリノシズク
ようやく出てきたA面曲(笑)
悲しみに寄り添ってくれる、NEWSの名曲。上手くいかないことがあって、自分の愚かさや無力さが辛くなった時に暖かい光を灯してくれるような優しさのある曲。私は数年前しんどかった時、一人外勤中の車の中でこの曲を聴きながら泣きました・・・NEWSのおかげでそれもいい思い出。
素敵な歌詞が伝わりやすいメロディーで、力強い歌声だけど聴いている人の弱さを肯定してくれるような柔らかさがあるのが好き。
チュムチュム
こちらもA面曲。歌詞だけ見るとおふざけのインド系ソングかなと思うが、全く、そんなことはない(LVE)。おふざけっぽいのを全力でやるとカッコよくなるアレである。先ほどのヒカリノシズクとは違って、イントロからして「圧!」って感じのにぎやかソング。ヒカリノシズクは悲しみに寄り添ってくれるけど、チュムチュムは悲しみをガンジス川に流してくれる。あとMVがすごくカッコよくて綺麗なのでYouTubeに上がったらぜひ見てみてほしい。
BEACH ANGEL
歌い出し・サビのメロディーがすごく綺麗。対してAメロとBメロはちょっとギャルい感じの歌い方をしてて、その対比でサビがとてもピュアに聞こえる。シングルの音源はみんな若い時の歌声だから可愛らしさのある感じだったけれど、今のNEWSが歌うとイントロのスローテンポなところが激メロ。10月1日のアルバム曲サブスク解禁で3人ver.を聴けるのでぜひ聴き比べてみてほしい。
whis・per
冒頭に挙げた「ジャズ・フュージョン系」「ドラマチックな曲」のイメージにぴったりな曲。ブラスサウンドたっぷりだけど重くなくオシャレ。起承転結がはっきりした構成と、イントロ・アウトロの裏拍リズムが聴いていて心地良い。音源では特にシゲがとても素敵な歌唱をしているので、リリース時よりさらにレベルアップしてる今のシゲにまた歌ってほしい。
FLY HIGH
ようやく来た3人曲。この曲は圧倒的にサウンドが好みだったので選出。シンセというかエレピ?の音で始まるイントロが好き。おしゃれチルタイムにおすすめな曲なのだが、2:20という短さがちょっと寂しい。今日の歌の短縮傾向はあまり嬉しくない(NEWSに限らず)。
(0,0,0)
読み方は「スリーオーブラック」。インターネットで調べても定義を直接的に説明したページは意外と出てこないのだが、光の三原色RGB(赤、緑、青)のそれぞれの色の出力を全て0にした時の色が黒になるためにこのような表記・読み方となっていると推察される。
曲中でも色彩を連想させる歌詞が随所に散りばめられている。その中でもこの曲の本質を最も表すフレーズはここだと考える。
学生時代の美術の授業で光の三原色について学んだことを思い出してみてほしい。RGB3色全ての出力を0とした時は黒。3色を混ぜれば混ぜるほど明るい色になり、最終的には白に近づいていく。歌詞にある通り「混ざり合って」「ぐちゃぐちゃに染め上げちゃっ」た果てに見える光があるということ。シゲのセリフパートもおそらく光の三原色を思い出してのことではないかと想像している。
グレースケールのジャケット、A面の「三銃士」、カップリングの「CANVAS」等、29thシングルは「3」と「これから彩られる新たなNEWS」がテーマだったのかなとこのnoteを書いていて気がついた。
以上、私がオススメしたい10曲を紹介した。
思った以上に書きたいことが溢れてボリューミーになってしまったが、改めて好きな曲の歌詞をじっくり読んだり、キーワードについて調べたり、今まで聞き取れていなかった音を意識してみたりと新たな発見も多々あった。
10月1日のアルバム曲サブスク解禁に合わせて、また思いの丈を綴りたいと思う。
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