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コタキ兄弟と四苦八苦とプレイバック

野木亜希子先生は幸せを型にハメないから大好き。

1話 怨憎会苦 (自分が怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない苦しみ)
市川実日子とcreepy nutsと滝藤さんと芳根京子とくどかんと野木亜希子なら見るしかないでしょ。他人の幸せを決めつけないでよ。それは価値観の押し付けだし、人の思いを冒涜してる。

2話 苦不得苦 (欲しいものが得られない苦しみ)
昔は欲しいものたくさんありました。岸井ゆきのちゃんが愛がなんだの主人公に見えてくる。求めるものがあることはおかしいんですか?と説いてくる。
仏滅とはなにもない日なんだけど何かを始める日でもある。お兄ちゃん優しいのね。最悪なんてなくてあるのはここからどう生きるかだけ。

3話 曠夫受苦 曠夫(こうふ、こうぶとの読み、配偶者のない男のこと)受苦(苦しみを受ける)
水族館デートか家デート。最初は水族館でいいんじゃないかな。AORB。大人になってモテるモテないって言葉を使わないで欲しい。繊細なお年頃、大人がみんな正しくないし、モテることが上という価値観を疑っていけ。キモいって言葉って暴力だし、ナイフだし、呪いなんだよ。芳野ちゃんのこと好きになっちゃうところだった。デートしようって言われたときの喜びを大事にしなって言われちゃった。人生は誰かのために生きるものじゃない。これはガッチリ握手。でも握手はしません、浮気になるから。

4話 死苦 (死んでいく苦しみ)
レンチンピラフ、そのぐらい人生軽い気持ちで生きていけぇー。履きたかった靴だから履いてきたことを許せる次郎ちゃん可愛い。理由なんてないことだらだし、思い込みは本人には本当だし現実。終末論者だと思ったら末期患者。そりゃ世界は終わる。この人の事考えを否定することは誰にもできない。美しい水晶も割れたらただのガラス。不可逆的なもの。死の苦しみとは痛いとかもあるけど生きたいって思ってしまうことなのかも。だから希薄な関係を望む。

5話 愚慮弄苦(愚慮に翻弄される苦しみ)
兄弟だから許せること許せないこと。さっちゃんは何者なんだ?「自意識過剰ならごめんだけどお付き合いはしません、友達ご飯ならおけ」気持ちのいい言葉。不思議な女の子の演出うますぎ。時をかけるさっちゃん。お金が増えたら嬉しいもんね。優しい一郎なんだけど生き方が上手いとは言えない。

6話 世間縛苦(俗世間の価値観に縛られる苦しみ)
魔がさすことは地獄に落ちることでしょうか。アットホームな雰囲気。俺ら濃いメンツは信用ならん。優しさのつもりマウント。圧倒的に上から見てるみんな。これは高層マンションに住んでる。そりゃお金稼いで貯金あって裕福な生活出来る方が勝ち組なんだろうけどずっと子供と一緒にいてくれる親も良いよね。「お父さんは働く」という価値観。お金もなくて社会的地位がない人は搾取される側なのか?夫婦の話は夫婦だけの話なのに周りに言われる。どんどん追い詰められていくんだよ。社会に、世間に、殺される。誰に何を言われても良いって言える人は守るものや社会的責任があっても言えるかどうかは分からん。「喧嘩したくないからすぐ謝る」平和主義。人々に価値観はあるんだけど押し付けたり決めつけはダメよ。

7話 病苦 (病抱える苦しみ)
話の多くはミクロな空間で始まって終わる。他人にとって他人のことなんで些細なこと。全部が目に見えるわけじゃないんだけど反対に辛さも努力もわからないから隣の芝が青く見える時もある。めんどくさいって思ったらそれはもうめんどくさい。孤独死でたしかに普通死だな。孤独死って悪いことのように言われるのもちょっと疑問。たまたま一人で死んだだけでこれまでの人生は充実していた。積極的に生きられないのわかる。他人の人生に口出す資格ってのは基本的には誰もない。陰気な気持ちは感染していく。『普通』に囚われすぎ。植物っていいよな。太陽にあたってたら生産できるんだから。中村めっちゃいい奴。ゴミを部屋に戻すなんて頭おかしいじゃんそれを理由もわからないまま協力してあげるできすぎくん。

8話 五蘊盛苦(ごうんじょうく)(肉体と精神が思うようにいかない苦しみ)
シャバダバのさっちゃん。ナイスノー天気、ハッピー能天気。ハピノー。若い女は危ないし舐められる問題はたしかに。入れ替わり回。いくら望んでも手に入らないものはある。

9話 増上慢苦 ぞうじょうまんく (自分を過信して思いあがる苦しみ)
自分より若い人に説教される二人。一路の本気度怖いな。足の引っ張り合いは誰も得しないし、お世話になった人に迷惑はかけちゃいけない。さっちゃんは本当の妹!?でも別に言って良いでしょ。もう大人なんだからアイデンティティ形成になにも関わっていないでしょ。この話は少し物足りないって思っちゃった。でも兄弟二人にとっては痛いところ突かれた回なんだろうね。

10話 老苦 (老いる苦しみ)
苦労って言葉が嫌い。勝手にするもの。親父のいい思い出を壊すわけにはいかない。‘長男’だからほっとけない。‘普通’のことをしなきゃいけない。クズの父との再会。「あなたといなきゃ幸せになれた」ジロちゃんが父と間違われて罵倒されることがあって良いのだろうか。自由ってのは心許ないし孤独死に近づいてく。猫と老衰してく自由は悪くない。普通とか親子とか自由とかしがらみから解放して欲しい。周りの目を気にしちゃうのは仕方ないそういう性格なんだから。

11話 生苦 (生まれる苦しみ)
彼女襲来。向こうの親に反対されてた見たいね。さっちゃんあたり強いね。二郎さーん、めっちゃ好きになった。最強パパじゃない。理解が早い。二路めっちゃ好き。お兄ちゃんへの嫌悪感が半端じゃない。今の若い子にはどんどんこの気持ちが芽生えて欲しい。『私たちは自由だ』この気持ちを持てるような社会にしたい。このままじゃ二人とも足の引っ張り合いだもん。自分がいなくなれば良いなんて考えるなよ。生まれたからには好きにさせてもらう。

12話 愛別離苦 (愛するものと別れる苦しみ)
ジロちゃん天才。妹設定。ただいまで帰ってくるさっちゃんは本当に天使。このテンションは家族以上に家族。死ぬまでは長いから何があるか分からない。若い時の一年は大事なのかもしれないし、時間が解決してくれることもある。迷ったらいつでもまた会うことができるのが愛するもの同士。幸せになってけぇー。

怨憎会苦 (自分が怨んだり憎んだりしている人とも会わなければならない         苦しみ)
苦不得苦 (欲しいものが得られない苦しみ)
曠夫受苦 曠夫(こうふ、こうぶとの読み、配偶者のない男のこと
     苦しみを受ける)
死苦 (死んでいく苦しみ)
愚慮弄苦(愚慮に翻弄される苦しみ)
世間縛苦(俗世間の価値観に縛られる苦しみ)
病苦 (病抱える苦しみ)
五蘊盛苦(ごうんじょうく)(肉体と精神が思うようにいかない苦しみ)
増上慢苦 ぞうじょうまんく (自分を過信して思いあがる苦しみ)
老苦 (老いる苦しみ)
生苦 (生まれる苦しみ)
愛別離苦 (愛するものと別れる苦しみ)

                                                 

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