マカロン⇒モンブラン 人の価値と関係、どっちが大事?『韓ドラ』から学ぶ

やっほー、モンブラン。段々涼しくなってきたね。

シャーロットとのお散歩もしやすくなってきたかな?

シャーロットはのぼるのが大好きなんだね。きっとすべり台も下からのぼりたがるかもね^^

前回の手紙にも書いてくれた「嫌いな人を動かしているそのものを理解する」っていうこと。それって、何かに惹かれる時にも共通するものがあるよね。

何も理由なく一緒にいて、情がわいて、愛着がでて、好きになることもあるんだけど、大体人は「好き」になる時に自分とその人との間で「好きになりやすい」条件のようなものがあるのではと思う。

失恋している女の子は、前の彼氏を忘れさせてくれるような刺激的な出会いを求めているかもしれない。

軽い付きあいしかしたことのない人は、真剣な交際ができる相手を求めているかもしれない。

そういう求めている関係性はもちろんだし、「好き」になる人に求めている条件のようなものが自分自身は認めていなくてもあると思う。

その人が好きと言いつつ、その人を作り出しているものが好きであることも大事だよね。別に生まれが金持ちの家である、とかじゃなくて、その人が子どもの頃はずっと地域で少年野球をやっていたとか、親の経済力に頼らずに生きてきた、とか。

好きになる人がいつも似ている人は、知らない間にそういうところを自分が気にしているんだろうなと思ったりする。

私が苦手な人は、実際に知らないことを悪口言う人。「~~の国の人は…」とか、ニュースで見る報道だけで、その国のことを理解したように話す人は苦手だな。そういう人は、頭が良くて、かっこよくても絶対に惹かれなかったと思う。

モンブランが見たという韓ドラの『ボーイフレンド』。私も見たよ。いつもNetflixで出てくるけど、『賢い医師生活2』と『わかっていても』に夢中だったから、全く見る気がなくて、でもモンブランの話を聞いて見てみた。

とっても良かった!主人公のスヒョンのお母さんが「母親にとって子どもは『価値』が大事。『関係』じゃない。」と言った言葉。衝撃的だった。でも、言いたいことがよく分かる言葉だよね。

結局、「親の出世に役立つ子どもであるか」「親の誇れる子どもであるか」そういうことなのかな。

昔の日本なら「良い家に嫁にいける娘か。」「男の子を生んでくれる嫁か。」そういうことにも似てる。

まわりの評価を気にして生きる親は本人も子どもも大変だわ。

今の日本も、私の家も、こんなお堅くないし、セレブでもなんでもないから、空想話のようなドラマだけど、実際にこういう風に生きていて悩んでいる人もきっといっぱいいるよね。

私も夫に「専門的な仕事なら良いけど、誰でもできる仕事はして欲しくない。」って前に言われた時に、それは「自分が誇れる仕事をして欲しい。」という意味だとは思うけど、そんな専門的な技術を持っていない高卒の私には見下されているような感じもしたよ。きっと向こうはそんなつもりはなかっただろうけど。

そんなことで悩むって、夫婦の関係が良ければ悩まないよね。相手がどういうつもりで言ってくれたかも、全て理解できるだろうし。私は夫にとって「価値」のある妻にならないといけないのかと思ったこともあったから、スヒョンのお母さんの言葉は悲し過ぎて受け入れたくないけど、少し理解ができたよ。

『ロマンスは別冊付録』も面白いでしょ?私はチャ・ウノが大好き。年上の彼女をあんな風に明るく紳士的に支えられる人って素敵だよね。冬ソナにハマったおばさまたちのように、私達もドラマに癒されてしまう域に入ってしまったね。

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