東洋経済 機能性表示食品、トクホ、サプリのウソ・ホント


東洋経済 機能性表示食品、トクホ、さぷりのウソ・ホント

記事の個人的まとめ

トクホは国が有効性や安全性を審査する。
機能性表示食品は、国のガイドラインに沿った届け出を行えば、審査はない。
機能性表示食品は、事業者が消費者庁に食品の成分の安全性および機能性の科学的根拠を届け出ることによって機能性を表示できる仕組み
企業からの届け出情報は、消費者庁HPにある「機能性食品の届け出情報検索」のデータベースで閲覧できる

機能性表示食品の科学的根拠を示す論文には、研究にたいして利害関係のある団体からの資金提供があったり、製品を製造する会社による試験であったり、評価項目が曖昧であったり、被験者が少ない、などの問題点がある。


小林製薬の紅麹サプリは機能性表示食品

小林製薬の問題を受けて、機能性食品のサプリを形状をした製品にはGMP(適正製造規範)による製造工程管理が義務化される


完全栄養食
明確な定義はない
厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」で摂取基準値を規定した33の栄養素を1食でバランスよくとれる食品をさすことが多い

完全栄養食市場は2024年に291億円となる見通し
完全栄養食市場のパイオニアはベースフード


サプリ
 現代の食は、カロリーは多いが、ビタミンやミネラルが不足しているアンバランスなものが多い
まずは、このアンバランスを改善することを目的に、マルチビタミン、マルチミネラル、プロテイン、のサプリを取り入れる
その後、個別のビタミンを必要に応じて追加する
ビタミンAは目の健康に
ビタミンB群は糖や脂肪のエネルギー代謝に
強いストレスにさらされているならビタミンC
アンチエイジングにはビタミンE
最後に生活に応じて、食物繊維、レシチン、EPA/DHAを足す

老化抑制物質NMN
老化を遅らせ、寿命を延ばす効果が期待されている物質

アメリカのサプリの実情
DSHEAという規制があるが、届け出をしない業者も多く、届け出を怠っても指導や罰則がない


感想
個人的には、トクホや機能性表示食品を積極的に買うことはないし、その表示があるものとないものが並んでいても、おそらく安い方を買う。
この雑誌の記事を読んで、ますますそのようにしようと思った。
サプリは、疲れたときとかに、マルチビタミンを飲むことがある。聞いている感じはないけど、気分的に少し良いような気がする。
完全食は、美味しいかどうかかな。カロリーメイトはクッキーとして好きなので、ときどき食べる。
老化物質のNMNは知らなかった。ちょっと気になったけど、高価なので手が出ない。
アメリカのサプリは、やっぱり怖そうだなと思った。

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